航空会社が狙うあなたの個人情報

航空会社が狙うあなたの個人情報

日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR(PRIDEAUX-ANZAI Ryosuke / プリドー安斎亮介)です。
 
あなたは普段、航空会社のアプリをどこでどのように使っていますか?
 
航空会社から来るメールを、どこで何時に開いていますか?
 
これらの情報は全て、航空会社にとって必要な情報です。
 
ユーザー一人ひとりの行動や航空券の検索結果などを集めた膨大な情報、いわゆる「ビッグデータ」から、収益が最大化されるよう発掘する「データマイニング」を日々行っているんです。
 
だから航空会社は、マイレージプログラムの会員集めに躍起になっているんですね。
 
航空会社がどのようにしてあなたの行動から「データマイニング」を行っているか、紹介します。

航空券の検索から

ある航空会社のサイトで航空券の検索をした後、別のサイトで見る広告が、以前検索をした通りの方面になっていた、という経験はありませんか?
 
これは「リターゲティング広告」というもので、航空券に限らず別の商品でもよく使われている手法です。

特典航空券の検索から

特典航空券の検索においても、データは収集されています。
 
あなたが特典航空券の検索をすればするほど、レジャーでの航空券購入のオファーメールが届くようになります。
 
なぜなら、特典航空券を検索する人は、ビジネスで利用する人よりもレジャーで利用する人が多い、という統計があり、「この人は休みを利用して航空券を予約しようとしている」と判断されるからです。

ビッグデータへの巨額の投資

2016年にカンタス航空(QF)は、ビッグデータ活用のために数百万ドルという巨額を投資して、顧客の行動の様々な方面からデータを収集できるようにしたそうです。
 
例えば、ある顧客がQF関連のクレジットカードの解約を行おうとして、その会員がQFの上級会員だったとわかった時、引き留めの策として
 
次年度の年会費を無料にする
 
というオファーよりも、
 
QFのポイントを大量に付ける
 
というオファーをすることで、解約を思いとどまらせる確率が大きくなる、というようなものです。
 
QFがこの投資でどれだけリターンを得られたのかはわかりませんが、こうやってデータを活用する、といういい例ですね。

会員だけのプロモーション

航空会社から、
 
このメールを受け取った方限定!
 
という感じで、キャンペーン情報が送られてきたことはありませんか?
 
そのキャンペーンに反応してメールを開封したところから、情報の収集が始まっています。
 
この会員はメール開封しただけ、この会員はクリックした、この会員は予約まで行ってくれた、などなど・・・。
 
これらの情報は、次に行われるキャンペーン情報を送るべき人、送るべきタイミングのための基準となります。
 
逆に言えば、無視をせず何かしらのアクションを起こせば、次のキャンペーン情報も受け取る確率が高くなるでしょう。

「あなた」への運賃

ユナイテッド航空(UA)などいくつかの航空会社では、「その人」だけの運賃のオファーを試験的に実施しているそうです。
 
例えば、もしあなたが常に最安値を追い求め、安い時期でないと購入しない場合、あなたには価格が低めに設定された運賃のオファーが届き、逆に、多少高くても座席を確保することを優先する傾向にあるのであれば、少し高めの運賃のオファーが届く、というような具合です。

保有しているマイレージ数からも・・・

あなたがクレジットカードを利用してマイレージを購入したりポイントをマイレージへ交換した場合、航空会社は「どのクレジットカードから」「どのくらい」マイレージが購入・移行されたかというデータから、あなたの収入を推測し、どのくらいの価格であれば航空券を購入してくれるかを予測して、あなたへオファーを贈ってきます。
 
すごいですね^^;

アクセスした場所を頻繁にチェックしている

スマートフォンのアプリが利用された場所や送ったメールの開封場所を、航空会社はチェックしています。
 
それらの位置情報から、あなたがよくいる場所・よく旅をするであろう場所を割り出し、その場所へ行くための航空券の案内をしたりするようです。

まとめ

いかがでしょうか。
 
航空会社はあなたに最適な情報・サービスを提供するためだけではなく、(航空会社にとって)最適な価格であなたに航空券を提供するべく日々あなたの行動をチェックしています。
 
監視されている、とまではいかないかもしれませんが、航空会社も収益を最大化させるために得られるデータのマイニングに相当額の投資をしています。
 
確かに自分も以前、ある航空会社のマイレージをプロモーションコード付きで購入したことがあったのですが、その後新たなキャンペーンがあった際に優待レートでの案内があった、という経験があります。
 
こういう航空会社の狙いを逆手にとって、欲しい情報やよりお得なセール情報をいち早く手に入れる、と言ったこともできそうです。
 
航空会社の戦略を知って、情報を取られるだけでなくそれを逆手に取ることができれば、あなたもうまく「ビッグデータ」を利用することができるかもしれませんよ 🙂

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