アラスカ航空(AS)とヴァージン・アメリカ(VX)の合併に伴う改善とデルタ航空(DL)との提携解消

アラスカ航空(AS)とヴァージン・アメリカ(VX)の合併に伴う改善とデルタ航空(DL)との提携解消

PAR(PRIDEAUX-ANZAI Ryosuke / プリドー安斎亮介)です。
 
 
アラスカ航空(AS)とヴァージン・アメリカ(VX)が2016/12/14に正式に合併しました。当面は別ブランドとして運航するので利用者から見るとほとんど変化はありませんが、マイレージなどの点でいくつか変更が出ています。
※2019年中に「ヴァージン・アメリカ」の名称の使用が中止されます
 
この合併に関連して、要注目の改善ポイントを紹介します。

VX概要

ヴァージン・アメリカ(VX)はサンフランシスコ(SFO)を拠点とするLCC扱いの航空会社で、主にアメリカ西海岸・メキシコへ就航しています。
 
以前は、その名が示す通りヴァージン・グループでした。
 
今回のASによる買収で、ヴァージン・アトランティック航空(VS)との提携はなくなりました。

VXフライトでASのマイレージ加算が可能に

合併により、VXのフライトでASのマイレージが加算されるようになりました。
 
逆も然りです。
 
2016/12/20現在、VXとマイレージ提携を行っている航空会社は

  • アラスカ航空(AS)
  • エミレーツ航空(EK)
  • ヴァージン・オーストラリア(VA)
  • シンガポール航空(SQ)
  • ハワイアン航空(HA)
  •  
    となっています。
     
    VXの獲得マイレージ(ポイント)数は、USD1あたり5ポイントです。
     
    20,000ポイントを貯めようと思ったら、USD4,000使わないといけない計算になりますね。
     
    VXフライトで付与されるASマイレージ数は決済金額ベースなので、VXのマイレージプログラムを登録した時に獲得できるポイントとASのマイレージプログラムを登録した時の獲得マイレージ数を比較して、有利な方を選択しましょう。
     
    例えば、サンフランシスコ(SFO) – ボストン(BOS)を予約する場合、VXの価格はMain cabin(エコノミークラス)でUSD366でした。
     
    この旅程で、VXのマイレージを登録した場合、貯まるマイレージ(ポイント)は
     
    366 × 5 = 1,830ポイント
     
    となります。
     
    マイレージをASで登録した場合、マイレージはMain cabinでも100%獲得できます。
     
    SFO – BOS間は約2,704マイルなので、そのまま2,704マイル獲得となります。
     
    後述しますが、VXからASへ1 : 1.3で交換したとしてもASの方がより多くマイレージを獲得できるので、この場合は予約時にASのマイレージを登録することになります。

    ASマイレージでVXの特典航空券予約が可能に

    2017/1/9からASのマイレージを利用してVXの特典航空券を利用することができるようになるのですが、今までASの必要最低マイレージ数が7,500だったのが今回の合併で5,000に引き下げられました(アメリカ国内で700マイル以内)。
     
    これは、改善ですね。

    提携航空会社のマイレージ加算対象クラスが増加

    ASは更に改善を重ねます。
     
    特定の航空会社で、加算されるブッキングクラスが増加、または加算されるマイレージが増加になりました。
     
    例えば、
    ・ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)
    -> ビジネスクラスのR, Iがマイレージ250%加算に
     
    ・キャセイパシフィック航空(CX)
    -> 最下層のブッキングクラスQ, O, S, N, Gがマイレージ25%の加算対象
     
    特にCXのQ, Oといったブッキングクラスは、BAを含めたワンワールドメンバーはおろかCXのマイレージでも加算対象外となっている最下層中の最下層クラスなのですが、ASだと25%付与されます。なんて寛大なんでしょう。

    ASとVXのマイレージ交換比率

    2017/1/9以降、VXのマイレージ(Elevate point)1に対して1.3倍の数値でASのマイレージへ交換できるようになります。
     
    VX : AS = 1 : 1.3
     
    ということですね。

    デルタ航空(DL)との提携解消

    ASはVXとの合併でアメリカ西海岸でのシェア強化を図る一方、2017/4/30をもってデルタ航空(DL)との提携を解消するそうです。
     
    DLも西海岸には力を入れているので、路線がかぶってしまうのでしょうがないと言えばしょうがないですかね。
     
    ただ、この合併解消のおかげで上記のような恩恵を受けることができるようになったのも事実です。
     
    DLのフライトでASのマイレージを獲得することができなくなってしまいましたが、DLフライトの場合の自分のマイレージポートフォリオを変更しようと思います。
     
    同じスカイチームのFlying Blueに加算するか。
     
    それとも、別の航空会社に加算するか。
     
    実際に予約する際のブッキングクラスで、より多く獲得できる加算先を判断したいと思います。

    Screenshotエールフランス航空(AF)/KLMオランダ航空(KL)のマイレージプログラム「Flying Blue」について

    エールフランス航空(AF)/KLMオランダ航空(KL)のマイレージプログラム「Flying Blue」について

    まとめ

    個人的な感想ですが、ASはマイレージセールを行った後必ず何かマイレージプログラムに変更があるような気がします。

    Screenshotアラスカ航空(AS)のマイレージ最大40%オフセール(2016/12/31まで)

    アラスカ航空(AS)のマイレージ最大40%オフセール(2016/12/31まで)

    先日のEKの改悪然り、今回のDLとの提携解消然り。
     
    自分は日本に住んでいて、大きな影響は受けていませんが、例えばDLのビジネスクラス・ファーストクラスに乗りたいためにASのマイレージをセールで大量に買い込んだ人はどうするんでしょうか。
     
    これからもASはマイレージのセールを行うと思いますが、セールを行っているからといってすぐに飛びつくのではなく、少し様子を見て他に何も動きがないことを確認してから恐る恐る慎重に購入したいと思います。

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