ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)のAviosを利用した日本 <-> 香港線の空席状況
AviosハンターのPAR(PRIDEAUX-ANZAI Ryosuke / プリドー安斎亮介)です。
ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)のAviosは近距離に強いとかねがねお伝えしていますが、その中でもキャセイパシフィック航空(CX)との相性は抜群です。
つい最近、自分もAviosを利用して家族3人分のCXフライト・ビジネスクラス片道を特典航空券で予約しました。
バースデーフライト2017(HKG – HND CX542)
相性がとても良いBAとCXですが、座席の空き状況には一定のルールがあるようです。
今日は、そのルールについてちょっと掘り下げてみたいと思います。
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空席状況のルールとは?
日本 <-> 香港に限らず、Aviosを利用した特典航空券の空席状況は、日々変化します。
予約がされてた/されていないに関わらず、検索した日付が出発日の何日前かによって、座席の空き具合が刻々と変化するようです。
人の手でコントロールするのはとても大変なので、おそらくシステムで制御しているのでしょう。
法則性はないが・・・
では、その空き状況の変わり具合はどのようなものなのでしょうか。
例えば、
・HKG – TPEの路線で、出発日まで7日を切った空席が出なくなった
とか、
・HKG発のすべての路線で、出発日まで22日を切った空席が出なくなった
とか、様々です。
法則はないように見えますが、2017/11/8現在、CXフライトは出発日の7日前までのフライトのみオンラインで予約ができるようです。
それよりももっと出発日に近い日付の予約は、電話をして予約をしなければいけません。
※後述のように、CXにこだわらない場合はこの限りではありません
ただし、いずれにも共通しているのは
出発日を基準に空席状況が変化している
ということです。
出発日はとても重要
特典航空券に限らず、通常の航空券を購入する場合でも、出発日の○○日で結果が変わるということはしょっちゅうあります。
昨日まであった航空券が今日になったら無くなっている!
とか、
昨日まではJPY20,000だったのに今日はJPY30,000になっている!
とか。
これは、その航空券の運賃規則(ルール)の中に
Advance Purchase
という項目があって、予約をする日が出発日の14日前までに購入・発券しなければいけない、とか、3日前までに購入・発券すればいい、とかがあるからです。
これを旅行業界的には、AP14とかAP3とか言います。
例えば、
・JPY20,000のTYO – HKGの航空券
・AP14
・出発日 : 2017/6/17
という条件の場合、予約する日が2017/6/3であればOKですが、6/4だともう購入することができません。
昨日までは予約サイトに出ていたのに・・・という結果になってしまいます。
なので、出発する日が決まっていて後は購入するだけ、というような場合、出発日の14日前 / 3日前に購入するというのは一つのポイントだと思います。
安い運賃が出ていたら迷わず購入!
が鉄則です。
実際の日本 <-> 香港線の空き状況は?
それでは実際に、香港線の空き状況を出発日をずらしつつ見てみましょう。
出発日の14日前(AP14)と、3日前(AP3)でみてみます。
※今回の空き状況はあくまで、この記事を書いている2017/6/3時点のものなので、今後状況は変わりますのでご了承ください
HND <-> HKG
AP14
AP3
AP3の日本発は、CXではなくJLが表示されています。
ちなみに、同じAP3でHKG発にした場合も、CXは表示されずJLのみの表示でした。
出発日をずらして行って、やっと出発日6日前にCXフライトが出てきました。
KIX <-> HKG
AP14
AP3
こちらも、AP3の日本発のフライトはCXフライトは表示されませんでした。
出発日をずらして行って、やっと出発日6日前にCXフライトが出てきました。
NGO <-> HKG
AP14
AP3
こちらも、AP3の日本発のフライトはCXフライトは表示されませんでした。
出発日をずらして行って、やっと出発日6日前にCXフライトが出てきました。
FUK <-> HKG
AP14
AP3
こちらも、AP3の日本発のフライトはCXフライトは表示されませんでした。
出発日をずらして行って、やっと出発日6日前にCXフライトが出てきました。
CTS <-> HKG
AP14
AP3
こちらも、AP3の日本発のフライトはCXフライトは表示されませんでした。
出発日をずらして行って、やっと出発日6日前にCXフライトが出てきました。
なお、OKA – HKGという路線もありますが、こちらは直近では空席がなかなかありませんでしたが出発日6日前に、子会社のキャセイドラゴン航空(KA)のフライトで片道のOKA – HKGで空きが見つかりました。
まとめ
以上より、Aviosを利用してCXに搭乗したい場合は、出発日の6日以上前に予約することが必要なようです。
これは、日本発でも香港発でも同様のようなので、往路復路でそれぞれ別航空会社のマイレージを利用して片道ずつ特典航空券を予約する場合には、より出発日が遠いHKG発のフライト(日本へ戻ってくる便)でAviosを利用するようにしましょう。
そうすれば、CXフライトの予約がより確実にできそうです。
また、JL便でも良いのであれば、出発当日でも予約ができる、ということがわかりました。
6/4 AM0.30くらいに、6/4出発の検索をしたところ、こんなに空きがありました。
本当に使いやすいですね。
安い運賃が出ていたら即購入するべき例として、コミュニティの共同管理人Ollieさんがとても良い例を記事にされています。
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航空券のルールを知って、賢く旅をするようにしましょう 😉
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