ジェットエアウェイズ(9W)のマイレージをお得に使おう
インド第二の航空会社、ジェットエアウェイズ(9W)。
日本では、ANA(NH)と共同運航便を就航しているにとどまっていますが、9Wは様々な航空会社とマイレージの提携を行っています。
※NHフライトで9Wマイレージが貯まる路線は、以下をご参照
https://www.ana.co.jp/amc/reference/tameru/flightmile/tk/9w.html
基本的にはあまり使い勝手がよくないのですが、1つか2つくらいあるだろう!ということで調べた結果を紹介します。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR(PRIDEAUX-ANZAI Ryosuke / プリドー安斎亮介)です。
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9Wの提携航空会社
9Wはスターアライアンスメンバーとの提携を一気に解消し、デルタ航空(DL)をはじめとするスカイチームメンバーの航空会社と急激に連携を強めています。
スターアライアンスメンバーとの提携解消後の提携航空会社は、
・エティハド航空(EY)
・エア・セルビア(JU)
・セーシェル航空(HM)
・アリタリア航空(AZ)
・エティハド・リージョナル(F7)
です。
どのくらいマイレージが獲得できるのか?
成田(NRT) – ムンバイ(BOM)の距離は、4,200マイルくらい。
ブッキングクラス「K」でNRT – BOMを予約すると往復でJPY90,000くらいなのですが、9Wマイレージへ加算すると加算率が100%なので、往復で8,400マイルくらい獲得できます。
ちなみに、デルタ航空(DL)マイレージは加算率75%、ANA(NH)、Flying Blueに至っては0%です^^;
フライト以外での貯め方
9Wマイレージは、フライト以外でも貯めることができます。
本ブログ読者のみなさまにはおなじみのSPGアメックスカードで、スターウッドポイントを9Wマイレージに交換することが可能で、その他にも
・Kaligo
・Rocketmiles
・PointsHound
といったホテル予約サイトでもマイレージを獲得することができます。
例えばKaligoだと、JPY10,000の宿泊代で800マイル獲得できます。
お得に使える路線
9Wマイレージの、お得に使える路線を紹介します。
9Wも、都市がいくつかのゾーンに分けられています。
ちなみに、日本は「Z02」です。
DLフライトでのロサンゼルス(LAX) – メキシコシティ(MEX)
ロサンゼルス(LAX)とメキシコシティ(MEX)は、同じ「Z11」の中にある都市です。
同じZ11の範囲内であれば、エコノミークラス片道15,000マイル / ビジネスクラス片道30,000マイルです。
同じ路線をデルタ航空(DL)で予約しようとすると、エコノミークラス片道17,500マイル / ビジネスクラス片道35,000マイル必要です。
更になんと、あのアラスカ航空(AS)でさえエコノミークラス片道17,500マイル / ビジネスクラス片道40,000マイル必要なんですから、いかにお得かがわかりますね 🙂
9Wフライトでのインド国内
9Wでインド国内を移動する場合は、片道5,000マイルからとなっています。
距離に応じて、5,000 – 15,500マイルと幅があります。
この必要マイレージ数は、許容範囲と言えるでしょう。
EKフライトでのGIG – EZEファーストクラス
エミレーツ航空(EK)の以遠権フライトを利用して、リオデジャネイロ(GIG) – ブエノスアイレス(EZE)間のファーストクラスに、比較的お得に搭乗することができます。
片道72,000マイルです。
同区間を普通に購入しようと思ったら、片道JPY250,000くらい。
評判の良いEKファーストクラスをこのくらいのマイレージ数で味わえるなら、なかなか悪くはないのではないでしょうか。
まとめ
9Wマイレージは、獲得できるマイレージが比較的多い分、必要マイレージ数も多めなのかな、という印象です。
なので、積極的に9Wマイレージを獲得する理由は乏しいかなと思います。
日本 – インドの間を頻繁に往復し、かつインド国内もかなり移動する場合とか、ロサンゼルスとメキシコの間を頻繁に移動するとか、かなり限定的な利用用途に適合する方が持つべきマイレージプログラムなのかと。
9W提携航空会社の特典航空券の利用は、申込用紙のPDFをダウンロードして印刷し、予約したいフライトを手書きをしたうえでスキャンし、
jpredemptions@jetprivilege.com
へ送付する必要があります。
なんとも面倒な(20世紀的な)方法です^^;
なかなか予約ができないNZフライトでの日本 – ニュージーランド線が余裕で予約出来るなら、獲得する価値があるかも?!
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