家族旅行にマイレージを利用しよう
家族で旅行する機会が多いのは、夏休みまたは冬休み、ゴールデンウィーク期間中が圧倒的に多いと思います。
いわゆる「ハイシーズン」と呼ばれる時期で、航空券の価格も通常より高く設定されています。
1人あたりの航空券単価が高くなると、家族全員分の旅行代はとても高額になってしまいますね。
そんな時こそ、マイレージの出番なんです。
ハイシーズンこそ、あなたのマイレージの価値を何倍にもあげられるチャンスです!
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR(PRIDEAUX-ANZAI Ryosuke / プリドー安斎亮介)です。
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マイレージを使うとこんなにお得!
例えば、「今から夏休みの旅行計画を立てる!」という家族があったとしましょう。
※我が家ではありません
例えば、(東京から)沖縄に行きたい!という2人の子供のリクエストがあったとして、それじゃあ・・・ということでANA(NH)のページを開いたとします。
2017/8/5現在で、8/8出発の沖縄行きの空き状況は、こんな感じです。
・・・酷いですね^^;
しかも、片道でこの値段。
往復だったらJPY300,000くらいはかかるでしょう。
この金額なら、時期を選べばビジネスクラスにだって乗れちゃいます。
一方で、東京から沖縄の路線をユナイテッド航空(UA)の特典航空券サイトで見てみます。
一度乗り換えが必要ではあるものの、一人片道8,000マイルで沖縄まで行くことができます。
この8,000マイルという数字ですが、UAのマイレージは大体JPY4くらいで購入することができます。
そうすると8,000マイル x 4人 x JPY4 = JPY132,000くらいになります。
これでも少し安いのですが、UAはちょうど、マイレージ購入ボーナスキャンペーンをやっています。
ユナイテッド航空(UA)のマイレージ最大100%ボーナスセール(2017/9/12まで)
こんな100%ボーナスをやっている時に、1マイルあたりJPY2で購入すればあら不思議、
親子4人分の必要マイレージ32,000マイル x JPY2 = JPY64,000
で済むこととなり、普通に航空券を購入する時の半額以下に抑えられてしまいます。
ハイシーズンの予約で、しかも出発日の3日前で、家族4人でJPY64,000ですよ!
片道とはいえ、かなりのコスト圧縮になりましたね。
1マイルJPY2で購入して、JPY160,000くらいの航空券を購入したのと同じことになりますから、1マイルがJPY5の価値を持つこととなり、購入時よりも2.5倍の価値を持たせることができることになります。
修行中のあなたにはこんな使い方も
またマイレージは、あなたがどこかの航空会社の修行中であっても有効に使うことができます。
修行などでどうしても搭乗したい航空会社があるけどかなり乗り継ぎが多い場合、家族からは同乗を拒否されることがあるかもしれません。
そんな時、他の航空会社のマイレージを購入したり、既に持っているマイレージを利用して家族には別の便で目的地に行ってもらうことを提案したりして、目的の便に乗ることを考えてみましょう。
例えば、同じ目的地に行くのに自分は利用したい航空会社の航空券を普通に購入し、ステータスポイントをしっかりと獲得して、家族は今まで貯めていたマイレージを利用して特典航空券で行ってもらう、とか。
(同じフライトでも違うフライトでも)
ステータスポイントの単価が高くなってしまうのは多少目をつぶって、ここは「家族旅行に安く行けて、ステータスポイントも貯まるなんて、なんてお得なんだろう!」と前向きに考えましょう 😀
その際、提案するフライトはできるだけよいクラスにしてあげましょう。
「ビジネスクラスだから」と言って提案をすると、すんなりいくかもしれませんよ 😉
小さいお子さんがいる場合には、「一緒に連れて行くから」と無理やりこどもを修行に引きずり込むのもアリかもしれません^^;
(自分がまさにそうでした)
その際、保有しているマイレージが家族だけにしか使えないのか、友人・恋人にまで使えるのか、必ずチェックしておきましょう。
多くの航空会社では、「家族会員口座」という制度を採用していて、家族として登録した人が獲得したマイレージは家族内で自由に利用できるようになっています。
実は、マイレージだけではなく上級会員のステータスポイントまで共有できてしまうすごい航空会社があるんですが、それは有料メールマガジンの中でお伝えしています。
特典航空券を予約できる範囲は?
主な航空会社の、特典航空券を予約できる範囲を調べてみました。
ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)
家族会員口座をお持ちの場合、ご家族・お友達リストを作成することができます。ご家族・お友達リストにより、同居家族以外のご家族やお友達のために家族会員口座に貯まったAviosを使用することができます。
https://www.britishairways.com/ja-jp/executive-club/household-accounts?source=MNVEXC1_household_accounts&link=main_nav&link=main_nav
※さすがBA。Generousですね
JAL(JL)
会員ご本人、会員の配偶者、会員の二親等以内の親族の方、義兄弟姉妹の配偶者となります。
https://www.jal.co.jp/jalmile/use/ticket.html
※小児(CHD)・幼児(INF)利用の場合も大人(ADT)と同じマイル数が必要
ANA(NH)
会員の配偶者・同性パートナーおよび2親等以内のご家族がご利用いただけます。
https://contact-jp.ana.co.jp/app/answers/detail/a_id/33/~/特典航空券は家族や友人も利用できますか%E3%80%82
デルタ航空(DL)
会員の方がご予約の際に、特典航空券を譲渡したい方の名前で発行するよう指定できます。
https://ja.delta.com/content/www/en_US/support/faqs/skymiles/award-ticket-faqs.html
※家族、といった指定はありません
ユナイテッド航空(UA)
他の人のお名前でマイレージプラス特典航空券を発行するようリクエストできます。
https://www.united.com/web/ja-JP/content/help/rewardflightsearch.aspx
※家族、といった指定はありません
まとめ
こうやって見てみると、日本以外の航空会社の方が、家族以外のためにも利用できることが多いですね。
BAやDL、UAのマイレージは、家族以外の、例えば婚約者や恋人なんかのためにも利用することができます。
貯めるべきマイレージプログラムを選択する場合、家族(友人)のためにより多くのマイレージを使うことができるマイレージプログラムを選択するのも、一つの基準になると思います。
家族がいる場合こそ、マイレージを賢く貯めて、賢く使うべきなのではないかなぁと思うPARなのでした。
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