実録・ファーストクラス無償アップグレード(CA938 / LHR – PEK)

実録・ファーストクラス無償アップグレード(CA938 / LHR – PEK)

2017年6月にイギリスへ行き、SFC修行を中国国際航空(CA)搭乗で終わらせ、BA上級会員取得資格であるBAフライトを済ませる旅をしたのですが、その帰りのフライト・ロンドンヒースロー(LHR) – 北京(PEK)のフライトでなんと!ファーストクラスへの無償アップグレードを体験してしまいました。
 
その一部始終と、無償アップグレードの確率を高めるための「コツ」をシェアしたいと思います。
 
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR(PRIDEAUX-ANZAI Ryosuke / プリドー安斎亮介)です。

BA修行を終え、一路日本へ

日本へ帰る日は、朝からブリティッシュ・エアウェイズ(BA)のフライトに3回搭乗していて、
 
アバディーン(ABZ) – ロンドンヒースロー(LHR)
 
を降り、無事にBA上級会員資格に必要な4回搭乗もクリアしたのが18.00頃。

ScreenshotBAライフタイム・ゴールドメンバーシップへの道

2016 – 2017

自分が予約していたCAの便は、22.40発。
 
荷物を受け取り、ちょっと早いけどチェックインをするか、と思いビジネスクラスのカウンターへ行ったところ、
 
Please wait…
 
と言われ、カウンターのスタッフが別の人を呼びに行ってしまい、10分くらい待っていると、連れてきた別のスタッフが
 
Could you move forward to the earlier flight if you would?
(よろしければ、一つ前のフライトにお乗りになりませんか)
 
と言ってきました。

CAのLHR – PEK間は1日2便ある

どうしてだろう?
 
そんなに元の便は予約がいっぱいで、オーバーブッキングでもしてしまったんだろうか・・・。
 
確かにCAのLHR – PEK間は1日2便運航していて、

  • CA938 20.25発
  • CA856 22.40発
  •  
    というタイムテーブルになっています。
     
    このうち、もともと自分が予約していたのは、遅い時間のCA856便でした。
     
    そして、チェックインをしたのが19.00過ぎで、CA938便のチェックイン締切には(ギリギリですが)まだ時間がありました。
     

    We can offer the first class upgrade…?!

    CAは遅れが多いことで有名なので、早く着く分には問題ないのですが、それでビジネスクラスでなくなったのではたまりません。
     
    せっかくのSFC修行計画が、台無しになってしまいます。
     
    なので、
     
    PAR : Wiil it be the same cabin class as the original?
    (そのフライトは、同じキャビンクラスで搭乗できるんでしょうか?)
     
    と念のため確認しました。
     
    すると、
     
    Yes of course, even we can offer the first class upgrade.
    (もちろんです。ファーストクラスへのアップグレードもさせていただきますよ)
     
    え?
     
     
    ファーストクラス?
     
     
    なんということでしょう。
     
    聞き間違えではありません。
     
    確かに彼は、
     
    First class
     
    と言いました。
     
     
    SFC修行の締めくくりを、こんな形で終えることになるとは。
     
    思いがけないCAからのSFC修行解脱の前祝い。
     
    CAも、これでSFC修行が終わることを知っていたんでしょうか^^;
     
     
    かなり驚きましたが、ここは平静を保ち
     
    PAR : It’s Okay if the first class is available.
    (もしファーストクラスが空いているなら、OKです)
     
    と答えました^^;
     
    そして、発券された搭乗券が、こちら。

    この半券はしばらくとっておこうと思います 🙂

    CAのLHR線の機材

    なぜPARはファーストクラスにアップグレードしてもらえたのでしょう?
     
    元々自分が搭乗する予定だったCA856は
     
    Airbus A330-300(330)
     
    という機材で、ファーストクラスの座席はありません。

    そして、1本前のCA938は
     
    Boeing 777-300ER(77W)
     
    という機材で、ファーストクラス座席がある機材です。

    CA938にはファーストクラスの座席があり、ファーストクラスの空きがあったため、アップグレードをしてもらえたんですね。

    CA938搭乗記

    というわけでファーストクラスへの搭乗が決まり、時間がなかったので急ぎめに搭乗口を目指します。
     
    ちょっとだけラウンジに寄って、いつものようにWifiスピードチェックをして搭乗口へ行くと、すでにビジネス、ファースト用のレーンは閉まっていてエコノミークラスの搭乗客の搭乗が始まっていました。

    Screenshotロンドン・ヒースロー(LHR)ターミナル2 United Club loungeのWifiスピードチェック

    ロンドン・ヒースロー(LHR)ターミナル2 United Club loungeのWifiスピードチェック

    とりあえず専用レーンが使えないかどうか聞いたところ、列の途中に割り込んでくださいと言われ、行列にPushing in。
     
    搭乗券をスタッフの人に渡すと、
     
    Sorry for keep you waiting.
    (お待たせしてすみません)
     
    と言われました。
     
    いやいや、いくらファーストクラス搭乗客とはいえ、ラウンジに行っていたせいで遅れてしまい、行列の途中に割り込んだのでちょっと恐縮してしまいました^^;
     
    とりあえず、
     
    PAR : No that’s okay.
    (いやいや、大丈夫だよ)
     
    と言っておきました。
     
    ・・・ちょっと偉そうだったかな^^;

    CA938搭乗記

    さて、大急ぎで搭乗したCA938ですが、中の様子やFAのサービスなどについて、紹介します。

    機材、中の様子


    機材は、前述の通りBoeing 777-300ERです。
     
    ちょっと古めの機材でしたが、初ファーストクラスということでよしとしましょう。

    座席

    今回の座席は、1Lです。


    さすがに、広いです。
     
    座席は、余裕であぐらがかけるくらい幅のある座席。

    これが、ファーストクラスの座席か・・・。
     
    フルフラットにするためのボタンは、内側にあります。

    座席のそれぞれの部位の位置を調整するボタンも、右側の肘掛のところにあります。

    食事

    食事は、次々出てきます。
     
    前菜やらメインやら色々あったんですが、食べ終わるとすぐに片付けられ、次の料理がすぐに出てきます。
     
    前菜とスープは、こんな感じです。


    この後さらに、メインのチキンの料理が来ました。
     
    写真を撮ろうと思ったんですが、
     
    Smart phone, no. Sorry.
     
    と言われてしまいました。
     
    写真を撮るなら、カメラで撮ってね、と。
     
    どうしてこんなことを言われたかというと、中国系の航空会社では、たとえ機内モードであってもスマートフォン・携帯電話の利用が禁止されています。
     
    ノートPCやタブレットはOKだというのに・・・どこが違うんでしょうか?

    Screenshot航空会社のおかしなルール

    航空会社のおかしなルール

    サービス

    ファーストクラスのサービスですが、もちろん各社それぞれだと思います。
     
    今回はCAのサービスですが、自分にとってはちょっとせわしなく感じました。
     
    食事が終わり、ビデオを見ながらリラックスをしていたところ、
     
    座席にブランケットを敷きます
     
    と言ってちょっと立たされたりとか、
     
    Greeting cardどうぞ
     
    と言ってこんなカードを渡してくれたりとか。

    寝ようとしても色々聞いて来たりします。
     
    免税品いりますか、
     
    とか、
     
    中国入国の申請用紙入りますか、
     
    とか。
     
    矢継ぎ早に来るので、なかなか寛ぐことができませんでした^^;
     
    これは、寝ているふりをしないとなかなか振り切れないと思います^^;
     
    もうちょっとタイミングよく話しかけて来て欲しかったなぁ、とも思います。
     
    まぁ、彼女たちも仕事でやっているのでしょうがないとも思いますが。
     
    座席はちょっとだけ硬かったですが、フルフラットで寝ることができました。
     
    起きたのは、到着の40分前。
     
    起きた時食事を勧められましたが、急いで食べるのもちょっとイヤだったので、やめときました。
     
    フルーツだけもらいました。

    アップグレードされるためのコツ

    以前、

    Screenshot座席をアップグレードしてもらうための5つのルール

    座席をアップグレードしてもらうための5つのルール

    という記事を投稿したことがありました。
     
    今回はそれに実体験を加えて、アップグレードの確率をより高めるためのコツをお伝えします。

    オフシーズンを狙え!

    今回アップグレードしてもらったのは、6月10日のフライト。
     
    ヨーロッパ方面の4月から6月中旬くらい(ゴールデンウィーク除く)までは、いわゆるオフシーズンに当たります。
     
    そのため、座席も結構空いていました。
     
    アップグレードしてもらうための、座席も十分残っています。
     
    他のサイトでは、
     
    「混んでいるシーズンを狙え!」
     
    と説明しているところもありますが、そもそも余っている座席がないと、アップグレードできないですからね。
     
    オフシーズンは航空券自体も安く販売されているので、オフシーズンに旅をすることを意識するとよいでしょう。
     
    特にCAは、ビジネスクラスをとんでもない安さで販売するセールを不定期に行っています。
     
    こういう時を狙って、ファーストクラスの座席がある機材で運航している日の予約をするとよいでしょう。
     
    ファーストクラスの座席があるかどうかは、
     
    Seatguru
     
    というサイトでチェックすることができます。

    事前オンラインチェックインはしない

    意図的ではなかったのですが、CAフライトは今回限り、と思っていたのでアプリもダウンロードせず、事前チェックインも行いませんでした。
     
    事前に座席指定はしていたものの、チェックインは面倒だなぁと思いせずに当日チェックインすればいいやと思っていました。
    ※結果的に、これが功を奏したわけですが・・・
     
    事前にチェックインをしてしまうとその時点で座席が確定してしまうので、アップグレードされる確率が下がってしまいます。
     
    チェックインは当日、チェックインカウンターで行いましょう。
     
    ちなみに、CAビジネスクラスのチェックイン締切は出発の40分前。
     
    ただし、カウンターでのチェックイン締め切り時間は守ってくださいね。
     
    締め切り時間を過ぎてしまうと、最悪’No-show’扱いとなり搭乗できなくなってしまうのでそこは計画的に^^;
     
    ちなみにこのテクニックの応用で、一度は乗ってみたい座席「1A」を獲得しやすくすることができます。
     
    その方法は・・・有料のメールマガジンでお伝えしています。
     
    1Aに座りたい!という方、こちらのフォームからぜひお申込みください。

    身なりを小ぎれいに

    この日はいつもの花柄シャツ(もはや自分のユニフォーム)を着ていました。
     
    バリバリのビジネスマン、という格好ではありませんでしたが、短パンにサンダルという格好ではありません^^;
     
    カウンターのスタッフは、服装を結構見ているそうです。
     
    ファーストクラス・ビジネスクラスのイメージもあると思うので、あまり小ぎれいではない格好の人を乗せたくないのが本音なのでしょう。
     
    なので、Tシャツや丈の短いスカートではなく、オフィスカジュアル程度の服装をしていくとよいでしょう。
     
    ・・・アップグレードしてもらったのは、花柄シャツのおかげ?

    一人で行こう

    今回、この便に乗るのは自分一人でした。
     
    ファーストクラスの空きにも限りがあります。
     
    他の人の話を聞いても、アップグレードしてもらえるのは一人で搭乗する場合がほとんど。
     
    親子3人とかだと、アップグレードは難しいと思います。
     
    アップグレードを狙う際は、(複数で旅をする場合であっても)1人分で予約をするようにしましょう。

    上級会員資格が必要?

    アップグレードを受けた当時はまだ、NHのブロンズ会員(= スターアライアンスシルバー)でした。
     
    このことが直接影響したかどうかはわかりませんが、同じアライアンスの上級会員だと、もしかしたら可能性が上がるかもしれません。
     
    なのでもしあなたが、搭乗する航空会社と提携している航空会社の上級会員であった場合は、予約時にそのマイレージ番号を登録しておきましょう。
     
    CAもNHも、同じスターアライアンスのメンバーです。
     
    ちなみに、CAのマイレージプログラム「フェニックスマイル」の会員には、なっていませんでした。

    注意点・デメリット

    以上が実体験を基にしたアップグレードのための「コツ」ですが、注意点やデメリットもいくつかあります。
     
    こちらも紹介しておきます。

    アップグレードされないブッキングクラスがある

    エコノミークラスの場合、ブッキングクラスによってはそもそもアップグレード対象外のクラスもありますので、注意が必要です。
     
    大抵航空会社のホームページに記載がありますが、予約する前にその航空会社のコールセンターなどで聞いた方がいいと思います。

    ラウンジ巡りができない

    上記方法を実践した場合、カウンターでのチェックイン受付開始後チェックインをカウンターで行うため出発までの時間があまりありません。
     
    ビジネスクラス以上に搭乗する場合や、航空会社の上級会員である場合には、入ることができるラウンジがいくつかあり、それらを全部利用することもできます。
     
    ちなみに、LHRのターミナル2で、スターアライアンスゴールドメンバーが入ることのできるラウンジは

    ・シンガポール航空(SQ)
    ・ルフトハンザドイツ航空(LH)
    ・エアカナダ(AC)
    ・ユナイテッド航空(UA)
     
    です。
     
    そのため、入ってみたいラウンジが複数あったとしても、巡ることは時間的に難しいかと思います。
    ※ラウンジ巡りをしたいなんて、自分だけかもしれませんが・・・

    座席指定ができない

    これは主にエコノミークラスの場合になるのですが、上記でお伝えした方法を採用する場合、予約したブッキングクラス(運賃)によってはチェックインと同時にでないと座席指定ができない場合があります。
     
    そんな場合は、座席を指定するのを諦めなければいけません。
     
    そして、アップグレードされなかった場合にはチェックインカウンターで座席を指定することになります。
     
    最悪、4人席のど真ん中、とかいう変な席しか空いていない可能性も十分考えられますので、覚悟を持ってアップグレードに挑んでください^^;

    ブッキングクラス、マイレージ

    搭乗したブッキングクラス : R(NHマイレージの積算率 : 125%)
    獲得したマイレージ数 : 6,310
     
    無償でファーストクラスへアップグレードをしてもらったとしても、加算されるマイレージは予約時のブッキングクラスに基づきます。
     
    なので、加算されたのはビジネスクラスでのマイレージ数です。
     
     
    自分と全く同じ時期(6月上旬)の同じフライト(CA856)、同じ時間(19.00頃)にチェックインをすれば、一本前の便(CA938)のファーストクラスへアップグレードしてもらえるかも?!

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