日本航空(JL) インドのヴィスタラ(UK)と提携開始

日本航空(JL) インドのヴィスタラ(UK)と提携開始

​日本航空(JL)が、インドのヴィスタラ(UK)と2018年度から提携をすることになりました。
 
今回の提携を、戦略面・システム面から見てみたいと思います。
 
​日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR(PRIDEAUX-ANZAI Ryosuke / プリドー安斎亮介)です。

ヴィスタラとは

ヴィスタラ(UK)は、インドのタタ財閥とシンガポール航空(SQ)の合弁会社で、2015年1月9日に商業運航を開始。現在はインド国内線のみの運航で、デリー(DEL)を拠点にムンバイ(BOM)やアーメダバード(AMD)、ハイデラバード(HYD)など、インド国内を運航している航空会社です。
 
どうやらインドの法律で、「20機以上保有していないと国際線を運航することができない」らしく、現在UKは機材を発注している途中のようです。
 
Airbus A320neoが2018年中に納品されるそうなので、UK運航での成田(NRT) – デリー(DEL)路線は、これらの機材が納品された後になりそうです。
 
それまでは、インド国内線のフライトにJL便名が付いて、運航はUKという形での提携が続く予定です。
 
UKの自社基幹システム(GDS)は、Amadeusを採用しています。
 
http://www.amadeus.in/vistara-first%20airline-implement-amadeus-airlineIT-solutions.htm
 
一方で、JLも2017/11/16から、基幹システムをAmadeusへ移行します。
 
双方が同じAmadeusのシステムを利用することになるので、コードシェアやスケジュールチェンジの反映、マイレージの獲得・利用といったこともスムーズに行われることでしょう。

JLの狙い

JLはデリー(DEL)へ1日1便運航しており、インド国内のフライト拡充を強化したいが故の提携です。
 
また、今回の提携で、ワンワールドの弱点であるインド市場を何とかしようという思いが見て取れます。
 
かなり全日空(NH)を意識していますね。
 
NHはスターアライアンスメンバーのエア・インディア(AI)と提携を行っている一方で、インドのもう一つの航空会社・ジェットエアウェイズ(9W)ともムンバイ(BOM)線において提携を行っています。
 
何としても巨大なインド市場に入り込んで行きたいのでしょう。

まとめ

UKはLCCの位置付けではあるものの、定時運航率が高いなど、インドの中では評判の良い航空会社だそうです。
 
まぁ、相手がAIなので、「時間通りに運航します」という日本では当たり前のことが売りになるんでしょう・・・^^;
 
またJLは最近、ベトナムのLCC ベトジェット(VJ)と提携を行い、ベトナム国内のフライトの強化も図っています。
 
実はVJも、Amadeusユーザーです。
 
http://www.vietjetair.com/Sites/Web/en-us/NewsDetail/news/1339/vietjet-participates-in-amadeuss-global-distribution-system
 
NHとベトナム航空(VN)の提携を意識しまくってますね。
 
なりふり構わずではないんでしょうが、LCCとも提携を強化しているJL。
 
一方で、メルボルン(MEL)やコナ(KOA)への就航も開始しました。
 
どんどん攻めてますね。
 
次に提携をするのは、インドネシアでAmadeus傘下のNavitaireを利用しているLCC・CitiLink(QG), Lion Air(JT)あたりでしょうか?!
 
どうせなら、NHと競合するところを責めるのではなく、NHが就航していないところへ就航してほしいですね。
 
例えば、中央ヨーロッパとか。
 
スカイチームのチェコ航空(OK)あたりと提携して、チェコのプラハ(PRG)やハンガリーのブダペスト(BUD)、クロアチアのドブロブニク(DBV)辺りへ共同運航便を就航させたら面白そうですね。
 
あとは、ブラジル路線(サンパウロ(SAO)の2空港(GRU, CGH)とリオデジャネイロ(GIG))を復活させて、日本からの最長直行便路線を更新してほしいです 😉

Screenshot日本発着の直行便で一番フライト時間が長い目的地は?

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