ホテルの部屋をアップグレードしてもらうためのルールを知る
先日は飛行機の無償アップグレードのお話をさせてもらいましたが、今日はホテルのアップグレードのお話です。
実録・ファーストクラス無償アップグレード(CA938 / LHR – PEK)
大手外資系ホテルチェーンは、上級会員のステータスランク毎にアップグレードの条件がありますが、それ以外にも考慮するべき点が紹介されていたサイトがあったので、シェアさせていただきます。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR(PRIDEAUX-ANZAI Ryosuke / プリドー安斎亮介)です。
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大手外資系ホテルチェーンのアップグレード基準
まずは、大手外資系ホテルチェーンの会員ランク毎のアップグレード内容を見てみましょう。
ヒルトン
シルバー | ゴールド | ダイヤモンド |
---|---|---|
アップグレードなし | 空きがあればアップグレード | 空きがあればアップグレード |
IHG
ゴールド | プラチナ | スパイア |
---|---|---|
アップグレードなし | スイートルーム以外でアップグレード ただし、無料宿泊の場合は対象外 |
スイートルーム以外でアップグレード ただし、無料宿泊の場合は対象外 |
マリオット
シルバー | ゴールド | プラチナ |
---|---|---|
アップグレードなし | スイートルームも含め空きがあればアップグレード | スイートルームも含め空きがあればアップグレード |
スターウッド
ゴールド | プラチナ |
---|---|
予約時と同レベルの角部屋、より高いフロアー、またはより良い眺めの部屋などへアップグレード | スイートルームも含め空きがあればアップグレード |
ハイアット
ディスカバリスト | ゴールド | プラチナ |
---|---|---|
予約時と同レベルの角部屋、より高いフロアー、またはより良い眺めの部屋などへアップグレード | スイートルーム以外の部屋で空きがあればアップグレード | スイートルームも含め空きがあればアップグレード |
アップグレードをしてもらうためにできること
これら大手のホテルチェーン以外にも、ホテルの数は星の数ほどあります。
ホテルチェーン以外のホテルに宿泊する際にも使える、チェックインするまで / チェックイン時にできることを紹介します。
ホテルにメールを送る
ホテルの滞在することをどれだけ楽しみにしているか、に始まり、ホテル内のオプションサービスを問い合わせましょう。
レストランやスパの予約ができるのか、など。
こうやって色々聞くことで、ホテルにとっては「この人はホテルでお金を落としてくれるかもしれない」と思い、それならちょっと優遇してあげましょう、という考えに至るようです。
また、あなたがもしそのホテルに特別な記念日で宿泊するのであれば、その旨を先方に伝え、できればアップグレードして欲しいんだけど・・・とおねだりをしましょう^^;
メールは予約後に送ることになりますが、予約時のリクエスト欄(フリーテキスト欄)に、「お願い」を書くのも良いでしょう。
できれば、そのホテルがある国の母語で。
例えば今度自分はハイアット修行でフランス・ニースのハイアットリージェンシーへ宿泊するのですが、アップグレードのお願いはフランス語でしてみたいと思います 😀
チェックイン時に直談判
もしあなたが宿泊するホテルの上級会員だった場合、部屋をアップグレードしてもらえないか直接聞きましょう。
もちろん、偉そうにではなく丁寧に。
予約時に会員番号を入れ忘れた場合や旅行代理店などのオンライン予約サイトを利用した場合には、あなたの会員情報がホテルには届いていません。
ホテルにもよりますが、場合によってはアップグレードを受け付けてくれるところもあるので、とりあえずお願いをしてみましょう。
言うのは、タダですからね。
そして、もしホテルに長期滞在する場合でアップグレードできる部屋が全滞在期間でない可能性があるので、
「滞在中に部屋が変わるのはまったく問題ありません」
と一言添えると、アップグレードしてもらえる可能性はさらに上がるかもしれません。
繰り返しますが、これができるのはそのホテルの上級会員の場合のみです。
一般のお客さんにまでこんなことを受け入れていたら、大変なことになってしまうのはホテル側も十分理解しているでしょう^^;
まとめ
この辺り、意図的にホテルのアップグレードを狙う方法を、Ollieさんが投稿されており、とても参考になります。
私が実践している「5つ星ホテル」でアップグレードを引き寄せる「7つのコツ」
そして自分は今、このアップグレード特典を最大限享受できるよう、ハイアットの永久上級会員(ライフタイムグローバリスト)になるための修行をしています(まだ始めたばっかりだけど)。
何十年かかるかわかりませんが、気長にのんびり、改悪にも負けず頑張っていきたいと思います 🙂
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