プライオリティ・パスでのラウンジ利用が拒否される?

プライオリティ・パスでのラウンジ利用が拒否される?

PAR(PRIDEAUX-ANZAI Ryosuke / プリドー安斎亮介)です。
 
プライオリティ・パスは世界中の1,000を超える空港ラウンジを利用できる会員制プログラムですが、カードさえあればいつでも入れる、という訳ではなさそうです。
 
どういうことでしょうか?

会員になるには

プライオリティ・パスの会員になるためにはいくつか方法があって、

  • 直接申し込む
  • 以下のクレジットカードを作成する(特典として付いてくる)
  • ・楽天プレミアムカード
    ・セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
    ・MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
    ・SBIプラチナカード
    ・JCB ゴールド ザ・プレミア
    ・JCB ザ・クラス
    ・楽天ブラックカード
    ・三井住友VISAプラチナカード
    ・アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード
    ・アメリカン・エキスプレス・センチュリオン
    ・ダイナースプレミアムカード
     
    このうち、招待されなくても申し込むことができるカードは
     
    ・楽天プレミアム
    ・セゾン・プラチナ・アメックス
    ・MUFG・ゴールド・アメリカン・エキスプレス
    ・SBIプラチナ
    ・三井住友VISAプラチナカード
     
    です。
     
    特に楽天プレミアムカードはカード年会費JPY10,000で、本来のプライオリティ・パスの年会費(USD399)より安いので利用する人がかなり多いです。

    世界中に会員がいる

    また、同じようなことが世界中で起きていて、年会費の安いクレジットカードを作成してプライオリティ・パスの会員になれるケースが欧米を中心に多くあるようです。
     
    ちょっと乱発しすぎで、プライオリティ・パスの会員が増えすぎているのが現状のようです。

    プライオリティ・パスのビジネスモデル

    こんなに年会費を(殆ど)払っていない会員が多くなって、プライオリティ・パスはビジネスとして成り立っているのでしょうか?
     
    プライオリティ・パスのビジネスモデルは、

  • クレジットカード会社がカード会員をプライオリティ・パスのメンバーとするため固定の費用をプライオリティ・パスに支払う
  • プライオリティ・パスは、メンバーが利用する毎に費用をラウンジへ支払う
  •  
    という感じです。
     
    プライオリティ・パス自体はラウンジを運営しているわけではないので、ラウンジ利用料をメンバーに変わって支払っているわけですね。
     
    (プランにもよりますが)メンバーが支払う1回あたりの利用料がUSD27なので、ラウンジへ支払う金額はそれ以下となっているでしょう。

    ラウンジのキャパシティにも限界がある

    クレジットカード会社が、会員にプライオリティ・パスのメンバー資格を与えれば与えるほどプライオリティ・パスは売り上げが増える一方で、プライオリティ・パスはラウンジをメンバーに使わせる義務を負います。
     
    一方で、空港のラウンジのキャパシティは決まっているので、プライオリティ・パスのカードを持った会員が大挙して一つのラウンジへ行くと、もういっぱいになってしまいます。
     
    そこが航空会社の招待ラウンジだったとしたら、優先されるのは航空会社の招待搭乗客のため、プライオリティ・パスをいくら持っていても利用を断られるケースが出てきます。
     
    実際に、そういったケースが増えてきつつあるようで、プライオリティ・パスのメンバーは利用できなかったとしても文句は言えません。
     
    なぜなら、ラウンジ利用の規約に「利用できるのは、空き状況次第」と明記されているからです。

    最近では、ロサンゼルス(LAX)のアラスカ航空(AS)ラウンジが、プライオリティ・パスメンバーの入場を拒否するケースが増えるようになりました。

    利用できるラウンジは頻繁に変わる

    プライオリティ・パスは提携ラウンジを増やすことでこの状況を打開しようとしてますが、日本においては、利用できるラウンジが少なくなっていると思います。
     
    特に、航空会社のラウンジが。
     
    少し前に、成田空港(NRT)のユナイテッド航空(UA)ラウンジが利用できなくなりました。
     
    一方で、バンコク(BKK)のオマーン・エア(WY)ビジネスクラスラウンジが利用できるようになるなど、利用可能/不可能の情報が毎月メールで流れてきます。

    日本で利用できるラウンジは

    今のところ、日本でプライオリティ・パスを利用して入ることのできるラウンジは、以下の通りとなっています。

    NRT

    国際線第1ターミナル

    ・IASS Executive Lounge
    ・KAL Business Class Lounge

    Screenshot成田空港(NRT)KALラウンジのWifiスピードチェック

    成田空港(NRT)KALラウンジのWifiスピードチェック

    ・T.E.I. Lounge

    第2ターミナル

    ・IASS Executive Lounge
    ・T.E.I. Lounge
     
    ※羽田(HND)では使えるラウンジがない、というのがなんとも・・・。

    KIX

    ・KAL Business Class Lounge

    NGO

    ・KAL Lounge
    ・Star Alliance Lounge

    FUK

    ・KAL Lounge
    (As of 25APR)

    まとめ

    クレジットカード会社、プライオリティ・パス、ラウンジのそれぞれの思惑が絡んだこの問題を解決するのは、なかなか難しそうです。
     
    あるラウンジが航空会社のラウンジであるなら、出発前は搭乗者を優先してそれ以外はプライオリティ・パスを持っている人でも使えるようにするとか、何かしらのルールが必要かもしれないですね。
     
    自分もプライオリティ・パスにはとてもお世話になっているので、改悪されないような形でスマートに利用していきたいと思います。
     
    特にシンガポール、マレーシアはプライオリティ・パス天国です 🙂

    KULのラウンジ

    Screenshotプラザプレミアムラウンジ・クアラルンプール(KUL)KILAのWifiスピードチェック

    プラザプレミアムラウンジ・クアラルンプール(KUL)KILAのWifiスピードチェック

    Screenshotプラザプレミアムラウンジ・クアラルンプール(KUL)KILA2のWifiスピードチェック

    プラザプレミアムラウンジ・クアラルンプール(KUL)KILA2のWifiスピードチェック

    SINのラウンジ

    Screenshotチャンギ空港(SIN)ラウンジのWifiスピードチェック#1

    チャンギ空港(SIN)ラウンジのWifiスピードチェック#1

    Screenshotチャンギ空港(SIN)ラウンジのWifiスピードチェック#2

    チャンギ空港(SIN)ラウンジのWifiスピードチェック#2

    Screenshotチャンギ空港(SIN)ラウンジのWifiスピードチェック#3

    チャンギ空港(SIN)ラウンジのWifiスピードチェック#3

    Screenshotチャンギ空港(SIN)SATSプレミアラウンジ(ターミナル1)のWifiスピードチェック

    チャンギ空港(SIN)SATSプレミアラウンジ(ターミナル1)のWifiスピードチェック

    Screenshotプラザプレミアムラウンジ・シンガポール(SIN)T1のWifiスピードチェック

    プラザプレミアムラウンジ・シンガポール(SIN)T1のWifiスピードチェック

    Screenshotチャンギ空港(SIN)Dnataラウンジ(ターミナル1)のWifiスピードチェック

    チャンギ空港(SIN)Dnataラウンジ(ターミナル1)のWifiスピードチェック

    Screenshotチャンギ空港(SIN)SATSプレミアラウンジ(ターミナル2)のWifiスピードチェック

    チャンギ空港(SIN)SATSプレミアラウンジ(ターミナル2)のWifiスピードチェック

    Comments

    comments

    LEAVE A REPLY

    *
    *
    * (公開されません)