ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)のAviosでフィンエアー(AY)のフライトが予約しづらくなっています
ある航空会社の特典航空券向けの座席をどのくらい(何席くらい)どのタイミングで開放するのかについては、各航空会社によって方針が全く異なります。
例えば、
・スイスインターナショナルエアラインズ(LX)のファーストクラス特典航空券は、自社のマイレージプログラム「Miles & More」のセネターメンバー以上でないと予約できない
・ルフトハンザ・ドイツ航空(LH)のファーストクラス特典航空券は、出発日の14日前でないと提携航空会社向けには開放されない
・エールフランス航空(AF)のファーストクラス特典航空券は、自社のマイレージプログラム「FlyingBlue」のゴールドメンバー以上でないと予約できない
・シンガポール航空(SQ)スイートクラスを含む特定の機材の特典航空券は、基本的に自社のマイレージプログラム「KrisFlyer」からでないと予約できない
※例外もあります
という具合です。
要は、
という流れになっていて、これからはこの流れがますます加速していくでしょう。
そして、この流れに乗るような形でフィンエアー(AY)のフライトも、提携航空会社向けの特典航空券予約がしにくくなってしまいました。
この詳細についてお伝えします。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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AYフライトをAviosで予約するには
AYのビジネスクラスフライトを、Aviosを含めた提携航空会社のマイレージで予約する場合、出発日の60日前からでないと予約ができなくなっています。
例えば、2020/1/27に検索した場合は、出発日が60日後より前である2020/3/27までの範囲で、空席が(あれば)出てくるようになっています。
なので、1月の段階でゴールデンウィークや夏休み、年末のAYフライトは予約ができない、ということになります。
試しにBA, 日本航空(JL)のサイトで調べましたが、いずれも同じ結果となりました。
2020/1/27に検索をして、BAのサイトで空いていた一番遠い出発日は2020/3/24でした。
ゴールデンウィーク期間中は、エコノミークラスしか空いていません。
続いて、JL。
2020/3/24は空いています。
2020/4/29も、エコノミークラスのみが空いています。
アメリカン航空(AA)のサイトでも調べましたが、こちらは2020/4/29の結果すら出てきませんでした。
この制約は、長距離路線だけではなくHEL – LHRといったヨーロッパ内のフライトにおいても適用されています。
この結果は2020/1/27現在のもので、将来的には60日前まで、といった制約はなくなるかもしれませんが公式の発表はないでしょう。
まとめ
AYのエアバスA350機材はとてもかっこよいし、ヘルシンキ(HEL)のラウンジもとてもオシャレで自分の好きな貴腐ワインが置いてあるところがあるのでまた搭乗したいのですが、マイレージで搭乗するのはなかなか難しくなりそうです。
Business Class Review : フィンエアー(AY) AY73 ヘルシンキ(HEL) – 成田(NRT) Airbus A350-900
Lounge Review : ヘルシンキ空港(HEL) フィンエアー(AY)ラウンジ プラチナウィング(Platinum Wing)
であるならば、有償で乗ってしまった方が早いのではないかと思ったりもします。
AYのビジネスクラスは、路線を選べばとてもお得に(JPY200,000を切る形で)搭乗できるのですが、AY路線も含めたお得な運賃の路線は格安運賃お知らせサービスにて提供しています。
CXのセミナーやります
今日お伝えした提携航空会社マイレージでの特典航空券予約に関して、キャセイパシフィック航空(CX)が好きな方はCXフライトがAviosで予約ができるのか、氣になっていませんか?
近々開催するCXのセミナーの中では、CX・アジアマイルを徹底的に解説します。
もちろん、BAを含めた提携航空会社マイレージでの効率的・より確実な予約の方法もお伝えしますので、ご興味のある方はぜひご参加ください! 🙂
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