エア・カナダ(AC)の永久上級会員を考える
{{name}}さん、こんにちは。
PAR@Seasoned Travellerです。
以前、
永久上級会員セミナー
を、それぞれのアライアンス毎に開催したのですが、その中のスターアライアンス編で、将来的に全日空(NH)のスーパーフライヤーズカード(SFC)の制度は何かしらの改悪があると思っているためスターアライアンスの別航空会社の永久上級会員資格を目指しましょう、とお伝えしたのですが、永久上級会員資格を目指すため狙い目の航空会社として
エジプト航空(MS)
を提案させてもらいました。
MSを提案した理由として、
・自社ビジネスクラスフライトに搭乗するとマイレージ加算率が最大200%
・お得な路線が結構ある
・特典航空券の必要マイレージ数も比較的少なめ
・自社便に1回も乗らなくても、とにかく1,000,000マイル分搭乗すれば永久上級会員になれる
という理由で、自分もMS上級会員を密かに目指していたのですが・・・2020年1月、激震が走りました。
MSのマイレージプログラムに変更があり、なんと永久上級会員制度がなくなってしまったんです。
この改悪により自分の永久上級会員への道は再度計画から見直しを迫られてしまいました。
そこで、永久上級会員制度がある航空会社を一つずつ見直しているのですが、その中の一つ
エア・カナダ(AC)
の永久上級会員制度について少し深掘りをしてみたいと思います。
自分が永久上級会員を目指すべきマイレージプログラムを選択する際の基準として
・永久上級会員になるための難易度
・フライトによるマイレージの加算率はどのくらいか
・マイレージは特典航空券予約をする際に使いやすいか
を考えています。
それぞれについて、見ていきたいと思います。
永久上級会員になるための難易度
ACの永久上級会員は
Altitude Million Mile member
と言って、
AC便で1,000,000マイル獲得した場合、Lifetime Elite 50K獲得
AC便で2,000,000マイル獲得した場合、Lifetime Elite 75K獲得
AC便で3,000,000マイル獲得した場合、Lifetime Super Elite 100K獲得
という具合になっています。
・・・この時点で挫けそうです^^;
AC便のみで最低1,000,000マイルを獲得しなければ永久上級会員にはなれません。
例えば、成田(NRT) – バンクーバー(YVR)のビジネスクラス往復の料金はJPY440,000くらい。
獲得できるマイレージは14,000マイルくらいなので、1,000,000マイル分搭乗するには単純計算でJPY31,500,000くらいかかってしまいます^^;
調べればもっとお得な路線はあると思いますが、だいぶ遠い道のりであることに間違いはありません。
フライトによるマイレージの加算率はどのくらいか
ACフライトによるマイレージ加算率は、最高で150%。
AC便のマイレージを獲得するためにはできるだけ加算率が多いブッキングクラスに搭乗したいですが、例えば単年でAC上級会員を目指す場合、スターアライアンスメンバーのフライトも組み込むことになると思います。
例えば、全日空(NH)の割引ビジネスクラスでよく利用されるブッキングクラス : NはNHと変わらず70%です。
ただ、ブッキングクラス : Pについては、ACだと100%加算されます。
スターアライアンスメンバーによるフライトでACマイレージを獲得することもできますが、結局AC上級会員になる場合にはJPY2,000,000は使わなければいけないので・・・。
マイレージは特典航空券予約をする際に使いやすいか
仮にAC上級会員を目指すとして、貯まったマイレージは使いやすいのでしょうか?
以前は日本から東南アジアまでとても少ないマイレージ数でビジネスクラスに搭乗できましたが、それも今は昔。
今はどこへ行くにも、大量のマイレージが必要になっています。
その中でも、比較的使いやすいと思われる使い道を過去にブログでまとめているので、こちらをご覧ください。
エア・カナダ(AC)のマイレージをお得に使おう
Super Elite 100Kステータスについて
ACの最上級会員であるSuper Elite 100Kになると、様々な特典が用意されています。
・専用のコンシェルジュデスク(予約からチェックインまで面倒を見てくれます)
・以下のいずれか特典2つを受けられます
1. フライトでのマイレージ100%ボーナス獲得
2. アップグレードポイント50ポイント
3. Super Elite 100K維持のための条件緩和(950,000マイルまたは95区間)
4. Elite 50Kステータスを1人にプレゼント
5. 12ヶ月間機内WiFiが無料
・ロンドンヒースロー空港(LHR)のスターアライアンスアライバルラウンジをエコノミークラス搭乗であっても利用可
・海外長距離路線において、ビジネスクラスであっても年10回まで、特典航空券による座席を希望の席分開放(家族での利用のみ)
・ACフライトの特典航空券を利用する際、燃油サーチャージが無料
・特典航空券の変更、キャンセルが無料
これらの特典を、AC便で3,000,000マイル獲得すれば享受できます^^;
もちろん、単年のフライト実績でSuper Elite 100Kになることは可能です。
その場合は、
100,000マイルまたは95区間搭乗
かつ
CAD10,000分のACが発券した(航空券番号が「014」で始まる)航空券を購入する
となっているので、最低でもJPY2,000,000くらいは利用しなければいけないことになります^^;
以上より、ACで永久上級会員を目指すのはとてもお金と時間がかかるので
×
ということになりそうです。
Super Elite 100Kの特典はとても魅力ではあるものの、ACに最低JPY1,000,000落とさなければいけないというのは、なかなか・・・。
{{name}}さんがもし、日本人ではなかなかいないであろうAC永久上級会員になってレア感を出したい、ということであればチャレンジしてみてもよいかも?!
それではまた来週!