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マイレージ、ポイント購入後の出口戦略を考える

マイレージ、ポイント購入後の出口戦略を考える

各航空会社、ホテルはマイレージ・ポイントの購入キャンペーンなどをしょっちゅう行っています。
 
記事でも紹介していますが、お得に購入できる機会は結構多いです。
 
ですが、マイレージ・ポイントをせっかく購入しても使わないのであれば意味がありません。
 
いつか使うから、安いうちに買っておこう・・・。
 
という理由では、いつまで経っても使わないと思います^^;
 
ただ安いからと言って飛びつくのではなく、しっかりと使う目的をイメージして購入しましょう、という提案です。
 
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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マイレージ・ポイント購入前に考えておくべきこと

自分はよく、
 
ハイアット
アラスカ航空(AS)
ヒルトン
 
のボーナスキャンペーンを紹介しますが、これらは自分も購入して実際に利用しているからです。
 
マイレージ・ポイントを安く購入して、購入した金額以上の航空券や宿泊代に使うことができれば、コストを抑えて快適な旅ができることでしょう。
 
ただ、マイレージ・ホテルのポイントには問題点もあります。
 
マイレージ・ホテルのポイントを利用してのフライト・滞在に関するルールが、予告あり・なしを問わず変更されること(主に改悪)です。
 
具体的には、
 
・必要マイレージ・ポイント数の増加
・ファーストクラス、スイートルームでの利用の制限
・「Sweet spot」潰し
・提携航空会社との提携解消
・必要マイレージ・ポイント数の変動制導入

など。
 
予告があればまだいいのですが、特にASを含むアメリカの航空会社なんかは予告なしにいきなり改悪をしたりするので、マイレージ・ポイントを購入する際にはそういった可能性もあることを頭に入れておかなければいけません。
 
変更まで猶予期間があった場合でも、必要な数にちょっと足りないために余計な買い足しなどが必要になったり、本当に使いたかった日付や目的地では使うことができず、旅程の変更を迫られるかもしれません。
 
そのため、
 
とりあえずマイレージ・ポイントだけ貯めておいて貯まったらどこかに使おう
 
という希望的観測のみで購入するのは、あまりいい考えではないと思います。
 
使いたい目的地・路線で本当に使えるのかどうか = 現実的に空きが結構あるのかどうか
 
は、絶えず確認しておく必要があると思います。
 
せっかく安くマイレージ・ポイントを購入しても、使いたいところで使えず行きたくもないところで無理矢理使わざるを得ない、なんていうことになってしまったら本末転倒です。
 
であるならば、多少コストがかかったとしてもマイレージ・ポイントに頼るのではなく有償で予約を行い、きっちりステータスマイル・ステータスポイントを付与してもらって本当に自分が行きたかった目的地・路線を体験する方が満足の度合いが高いのではないでしょうか。

マイレージ・ポイントを買う際のチェック項目

とはいえ、自分もマイレージ・ポイントはよく購入します。
 
ただ、以下のマイルールに従って購入をするようにしています。
 
・マイレージ・ポイントの単価をチェック
・有償で予約する場合よりも必ず安い値段で購入できるかチェック
・購入したマイレージ・ポイントがアカウントに反映されたら、すぐに予約ができるか空き状況をチェック
 
特に最後の空き状況チェックをなぜ行うかというと、自分はマイレージ・ポイントを購入したらパッと予約してさっと使ってしまうからです。
 
こうすることで、しばらく使わないうちに改悪されてしまった・有効期限が切れてしまった、という問題がなくなります。

お得にポイントを使う例

2020/8/2現在で、ポイント・マイレージをお得に利用する「Sweet spot」は存在します。
 
例えば、よくキャンペーンが行われているヒルトンのポイント。
 
100%ボーナスで購入できれば、1ポイントあたりJPY0.55くらいで購入可能です。
 
いざ使う、となった場合に、コンラッドなどラグジュアリーホテルのスタンダードルーム宿泊に必要なポイント数は95,000ポイント。
 
コストに換算すると、
 
95,000ポイント x JPY0.55 = JPY52,250
 
となります。
 
JPY52,250以上で宿泊できる日にポイントで予約できれば、ポイント購入コスト以上の価値を出せることになります。
 
さらに、ヒルトン上級会員(シルバー以上)であれば、5泊予約すると1泊分が無料となり、4泊分のポイントで宿泊ができます。
 
必要ポイント数としては380,000ポイントなので、
 
380,000ポイント x JPY0.55 = JPY209,000
 
でラグジュアリーホテルに5泊できることになります。
 
1泊あたり、JPY41,800。
 
まとまったポイントが必要ですが、5泊分を予約することでさらに1ポイントあたりの価値をあげることができますね。
 
なお、ヒルトンのポイントは1年間に購入できるポイント数が160,000ポイントとなっています。
 
一氣に380,000ポイントを購入することはできなそうですが、お友達や家族とポイントのプールをすればみんなで購入したポイントをまとめて利用することができます。
 
この方法で380,000ポイントを貯めて、南の島でもどこでも家族でお得に宿泊することができますね。
 

まとめ

マイレージ・ポイントのルールは絶えず変更されます。
 
永遠に続く「Sweet spot」などありません。
 
マイレージ・ポイントを購入する際は改悪ありきで購入し、常に利用の選択肢をいくつか考えておくと良いでしょう。
 
マイレージ・ポイントの利用にもある程度の計画が必要ですね。
 
個人的な出口戦略としては、
 
行きたい場所や乗りたい機材を計画し、それを実現するのに最適なマイレージ・ポイントを集中的に購入し、パッと予約してさっと使う
 
という感じです。
 
どこどこの会社のこの機材に乗りたいとか、このホテルのオープン初日、スイートルームに泊まりたいとか、予め情報を収集しておいて、マイレージ・ポイントの購入キャンペーンが来るのを待っています。
 
最近でいうと、ルフトハンザ・ドイツ航空(LH)がミュンヘン(MUC) – 羽田(HND)線でエアバス A350機材を導入することになったので早速調整しちゃいました 🙂


あなたがもし、特典航空券やホテルのポイント宿泊に詳しいのなら、狙っている座席・部屋がどのタイミングで空きそうだ、ということもなんとなくわかるでしょう。
 
それを見越して、少し前に開催されるキャンペーンで購入しておく、というのもいいと思います。
 
 
キャンペーンを待っていても来なかった、ということももちろんあります。
 
その時は、あっさり諦めるか、有償でできるだけ安く予約できる方法を探します。
 
 
マイレージ・ポイントの世界に終わりはありません。
 
絶えず変更(改悪)が行われ、それに対する新たなSweet spotを探す。
 
その繰り返しです。
 
場合によっては、今まで見向きもされないマイレージプログラム・ポイントプログラムが急に有効になることもあります。
 
上述のLH A350機材はまさに、自分がちょっと前までノーマークだったマイレージプログラムを利用して予約しました。
 
 
効率よくマイレージ・ポイントを利用するためには、ある程度の経験が必要だと思います。
 
実際にマイレージ・ポイントを利用して予約しないと、感覚は掴めません。
 
もしあなたが、よく分からないときに買ってしまって使わずに塩漬けになっているマイレージ・ポイントがあるのなら、早速使ってみて下さい。
 
損をした、という体験が、必ずあなたの糧になります。
 
自分も結構直感で購入したりしてしまっていたので、その当時は勿体無い使い方をしていたんだと思います。
 
でも、その体験があったからこそ、いろいろな航空会社のファーストクラスやラグジュアリーホテルのスイートルームをたくさん経験できるようになりました。
 
マイレージ・ポイントを効率よく利用するために、場合によっては有償のフライトも組み合わせて自分にとって最適なフライト・滞在を続けていきたいと思います。
 
配信しているメールマガジンでは、自分のマイレージの使い方やマイレージ・ポイントに関する考え方も含めてお伝えしています。
 
もしかしたら、あなたの快適な旅の手助けとなるかもしれません。
 
ご興味を持たれましたら、僅かでも良いので試しに読んでみて下さい。
 
圧倒的な情報量と経験をもって、あなたの旅を一歩進んだものへするためのお手伝いをさせていただきます 🙂

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