デルタ航空(DL)が自社上級会員向けのラウンジアクセスルールを変更(2023年から)
2022年10月以降、航空会社の空港ラウンジは国内線国際線問わず人でいっぱいです。
人でごった返していて、座る場所もないほど。
その状況は世界でも同じのようで、デルタ航空(DL)のアメリカにおけるラウンジも人で溢れているようです。
そんな状況を改善するべく、2023年、DLは自社ラウンジ・スカイクラブへのアクセスに関するポリシーを全面的に見直す予定です。
その変更内容をお伝えします。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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変更概要
2023年から、アメリカ国内のDLラウンジへのアクセスに予想される変更は以下のとおりです。
・2023/1/1より、ラウンジ会員権をダイヤモンド、プラチナ、ゴールド、シルバーメダリオン会員にのみ販売し、スカイマイル非エリート会員はラウンジ会員権を購入することができなくなります
・2023/1/1より、ラウンジ年会費が値上げされます。
個人会員はUSD545からUSD695へ、エグゼクティブ会員はUSD845からUSD1,495へ。に値上げされます
・2023/2/2より、同伴者の入場料がUSD39からUSD50に値上げされます
・2023/2/2より、ベーシックエコノミー航空券で搭乗のDL上級会員は、ラウンジの利用ができなくなります
・2023/2/2より、ダイヤモンド、プラチナ、ゴールドメダリオン会員は、国際線旅程でプレミアムエコノミーまたはビジネスクラスを利用しない場合、ステータスによりスカイクラブを利用できなくなります
デルタ360会員、DL以外のスカイチーム・エリート・プラス会員、DLビジネスクラスの搭乗客ついては、特に変更はありません(ただし、ゲストの同伴費用は変更される予定です)。
まとめ
アメリカ国内においては以前から、DL/AA/UAの自社マイレージプログラム上級会員は自社のラウンジ利用ができない、という不思議な状態になっていましたが、DLに限らず、ラウンジに人が溢れるとこういう制限がかかるよね、という当然の変更となりました。
これから恐らく、日本航空(JL)や全日空(NH)でもなにかしらの制限が入ることでしょう。
特にNHに関しては、クレジットカードを持っているだけでスターアライアンスゴールドメンバーになることができ、海外のラウンジに人が多くなって困る、と他のスターアライアンスメンバー各社からクレームが入り続けているようなので・・・。
やっぱり、航空会社のステータスは飛んでナンボかな、と個人的には思うわけです。
とりあえず今度、Flying Blueのステータスを持って、羽田(HND)のDLラウンジに入ってみたいと思います。
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