JAL(JL)のファーストクラスがシドニー(SYD)線で復活!
2010年に会社更生法の適用を申請して以来、路線の縮小を余儀なくされていた日本航空(JL)。
ファーストクラス路線の削減もその一環で、東南アジア線のファーストクラスは運航がありません(2020年1月現在)。
ニューヨーク(JFK)やロンドン(LHR)など、一部の長距離路線に限られています。
ですがここにきて、シドニー(SYD)路線にも就航することになったようです。
その詳細をお伝えします。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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運航スケジュールと機材
ファーストクラスが設定されるのは2020/9/1のHND発からで、
JL51 : 羽田(HND) – シドニー(SYD)
JL52 : シドニー(SYD) – 羽田(HND)
の路線です。
運航機材は、ボーイング B777-300ER。
2020年1月現在同路線に使用されているB787-9よりも大きな機材です。
ファーストクラスの座席は、1-2-1配列が2列の合計8席です。
座席は個室タイプではなく、いわゆる「棺桶」。
ファーストクラスの販売は、2020/1/31からとなります。
2020/1/22現在、空席を調べてみましたが確かにファーストクラスの設定がありました。
ただ、やっぱり空席は0になっています。
マイレージでファーストクラスに乗るには
マイレージでの予約も同時に可能になるそうですが、きっと争奪戦になるでしょう。
自分は参加しませんが^^;
SYDまでのJLのファーストクラスに搭乗する際の必要マイレージ数ですが、主な航空会社の必要マイレージ数は以下の通りです。
航空会社 | 必要マイレージ数 |
---|---|
日本航空(JL) | 50,000マイル |
ブリティッシュ・エアウェイズ(BA) | 103,000Avios |
アメリカン航空(AA) | 60,000マイル |
キャセイパシフィック航空(CX) | 140,000マイル |
エミレーツ航空(EK) | 62,500マイル |
やっぱり自社のマイレージが一番少ないですね。
まとめ
機材が大きくなったことで、ビジネスクラスの座席も増えます。
ただ、配列が2-3-2なのでちょっと窮屈な思いをするかもしれません。
ファーストクラスの設定は、全日空(NH)がヴァージン・オーストラリア(VA)と提携を行ってオーストラリア路線を強化することへの対抗策なのかもしれません。
日系キャリアのファーストクラスはまだ一度も搭乗したことがないので、JLのファーストクラスも一度体験したいです。
日系キャリアのファーストクラスにおけるサービスが自分に合うのかどうか?
海外キャリアとの比較をしてみたいですね 🙂
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