2021年3月に退役したJAL(JL)のボーイング B777機材まとめ(お世話になりました)

日本航空(JL)は、ボーイング B777-200型機のプラット&ホイットニー製PW4000シリーズエンジンの問題を機に、同型機を退役させることにしました。
国内の777型機の一部は2021年の退役を予定していましたが、エンジン点検のために使用を止めていて、予定より早く退役する機体が増えました。
自分も何度かお世話になったことのある機材も含まれていましたが、追悼と感謝の意味も込めて退役となる機材をまとめました。
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退役してしまった機材一覧
2020年度末で退役をしたB777機材は13機で、それぞれの機材番号は、以下の通りです。
JA007D

JA008D


JA009D


JA010D
JA771J
JA772J
JA773J


JA8978
JA8979
JA751J
JA752J
JA8944
JA8945
ユナイテッド航空(UA)でも利用されていたプラット&ホイットニー製PW4000シリーズエンジンに問題があったことで、点検をしていましたが機材が大きいので需要との兼ね合いで退役を決めたようです。
2020年12月にも、HND – OKA線でエンジントラブルがありましたしね(機材番号 : JA8978)。
まとめ
JLのボーイング B777-200機材といえば、ファーストクラスにはコンセントがなく、充電のためにバッテリーが備え付けてありました。
もうあのバッテリーで充電することもなくなっちゃったんだなぁ・・・と思うと、ちょっと寂しいですがこれも時代の流れですね。
社内のだれかがあれを引き継いで、使う人はいるんでしょうか。
JLはこれから、エアバスのA350機材が増えていきます。
世代交代を早めに行ったJLですが、もうA350以上の大型機需要はない、と判断したのでしょうか。
残りのA350-900機材の納入を待つ間、ボーイング B767機材も使用されます。
B767-300は31機残っており、現在26機が現役で運航されています。
2021年4月現在8機が納入済みですが、2021年中にさらに7機のA350-900が納入され、年末までに合計15機の機材を保有することになる予定です。
大型機の終焉か、とも思われますが、まだ、国際線のB777-300ERは残っています。
ファーストクラス「棺桶」に搭乗できる機会もいつなくなるかわからないので、折を見てまた搭乗してこようと思います。


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