シンガポール航空(SQ)とアコーの提携
シンガポール航空(SQ)のマイレージをアコーのポイントに相互に交換できるようになりました。
その比率はどうなのか、調べてみました。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
提携概要
SQは、アコーと長年パートナーシップを結んでおり、ALLのポイントをのマイレージに交換することができていました。
この提携は、SQからALLポイントへの逆方向の移行が追加されたことでさらに深まりました。
ただ残念ながら、マイレージの交換レートは9:2と、マイルの価値が非常に低いものになります。
よほど限られた状況でない限り、これが有効な選択肢となる状況は考えにくいですね。
SQマイレージからALLポイントへの移行は9:2の比率で、最低4,500マイルから可能です。
主な注意点は以下の通りです。
・コンバージョンは無料
・即時交換が可能
・年間最大180,000マイルまで、ALLポイントへの交換が可能
・ALLへの交換は、シンガポール時間の毎日午前6時から午後11時59分の間のみ可能
価値はあるのか?
ALLポイントは2,000ポイントをEUR40として利用することができます。
移行比率が9:2なので、EUR40獲得するのに9,000マイル必要、ということになり、これは可能な限り低い価値の部類に入ります。
マイレージを最もお得に使えるのは特典航空券であることに変わりはありません。
すべてのポイントは2 : 1の割合でSQマイレージに移行でき、最低2,000ポイントから移行できます。
毎年SQマイレージに交換できるALLポイントの上限はなく、ALLポイントを獲得するたびに自動的にクリスフライヤーに移行する自動交換を選ぶこともできます。
ただ、この移行はかなり勿体無い使い方であることを理解しましょう。
とりあえず、SQマイレージをALLポイントに移行するには、アコーのアカウントにログインし、以下のページから移行可能です。
https://all.accor.com/loyalty-program/partners/use/singaporeairlines/index.en.shtml
クリスフライヤーとALLの両方で名前が一致している必要があります。
まとめ
移行比率が9:2であるため、マイレージの利用方法としては最悪の部類に入ります。
日本航空(JL)からアコーポイントへに移行もそうですが、だいぶ酷いです。
誰が利用するのでしょう。
SQマイレージはSQで、
アコーのポイントはアコーで利用するのが一番効率的です。
LEAVE A REPLY