ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)の修行でキャセイパシフィク航空(CX)を利用する際の発着地の鉄則は?
{{name}}さん、こんにちは。
PAR@Seasoned Travellerです。
日本にいながらBAのティアポイントを効率よく獲得するためのキャリアの一つとしてキャセイパシフィク航空(CX)がありますが、CXに搭乗する場合には必ずCTS発着のフライトにしましょう、というお話です。
なぜかというと、BAのティアポイントは区間毎の飛行距離によって獲得できる数が変わってくるのですが、獲得できる数字は
短距離(2,000マイル未満) :
Business class – 40
First class – 60
長距離(2000マイル以上6,000マイル未満) :
Business class – 140
First class – 210
超長距離(6000マイル以上) :
Business class – 160
First class – 240
となっています。
日本で言うとTYO発着やKIX発着などは飛行距離が2,000マイル未満なので「短距離」に入ってしまうのですが、CTS発着の場合は2,000マイルをわずかに越えるため、ビジネスクラス搭乗で140ポイント獲得できるんです。
そして、購入するときはHKG – CTSの直行便を必ず購入しましょう。
HKG – NRT – CTS
や、
HKG – FUK – CTS
などを購入してしまうとそれぞれの区間が2,000マイルを切ってしまうので、40 x 2 = 80ポイントしか獲得できなくなります。
どの区間が飛行距離2,000マイルを越えるかを調べるツールとして便利なのが、以下のサイトです。
http://wandr.me/Award-Search/Avios-Map/
このサイトはもともとAviosを利用した特典航空券で、出発地を入力すると何Avios必要かを調べるためのサイトなんですが、BAの場合は特典航空券の必要Avios数とティアポイントの獲得数の基準が同じ(飛行距離によって算出される)なので、ティアポイントにも応用ができます。
例えば「CTS」と入力した時に「12,500Avios」と表示される場所(えんじ色のアイコン)が、140ポイント獲得できるところになります。
(同時に、NRT発やNGO発だとHKGが10,000Aviosの範囲に入ってくるのがわかります)
上記を踏まえ、BAの修行としてお得なルートを一つお伝えします。
CTS発HKG乗り換えバリ・デンパサール(DPS)行ビジネスクラス
このフライトが、時期によっては往復JPY140,000台で搭乗できます。
獲得できるTPは、140 x 4 = 560TP。
TP単価は、JPY250となり、なかなか効率の良いルートとなります。
このルートを2往復すれば、1,120TP獲得できて、ワンワールドエメラルドステータス獲得に必要な1,500TPまであと少しになります。
CTS発HKG行のフライトがなかなか運航しませんが、運航し始めたらぜひチェックしてみてください 😉
それではまた来週!