スターアライアンスゴールドメンバーの資格を比較的簡単に取得する方法
{{name}}さん、こんにちは。
PARです。
スターアライアンスメンバーの中に、ギリシャのエーゲ航空(A3)という航空会社があるのは以前メールマガジンでもお伝えしました。
スターアライアンスメンバーのフライト、例えば全日空(NH)のフライトを行う際にA3マイレージに加算すると、NHに加算するよりも多くのマイレージを獲得することができるケースが結構あります。
フライト以外でマイレージを貯めようと思ったら、
A. SPGアメックスカードで獲得したマリオットのポイントを移行
B. マイレージ購入キャンペーンで、マイレージを購入
C. Rocketmilesなどのホテル予約サイトでマイレージを獲得
と言った方法が考えられます。
A. SPGアメックスカードで獲得したマリオットのポイントを移行
マイラー・トラベラー御用達のSPGアメックスカードですが、貯まったマリオットのポイントをA3マイレージへ移行することができます。
マリオットのポイント60,000ポイントを移行すると、5,000マイルのボーナスが付いて25,000マイルとなってA3マイレージへ反映されます。
B. マイレージ購入キャンペーンで、マイレージを購入
A3マイレージは、自社の公式サイトから購入することができます。
年間50,000マイルまで、という制限はありますが、年に数回行われるキャンペーンを利用すれば1マイルあたりJPY2弱で購入できます。
JPY2でマイレージを購入したとすると、JPY42,000で日本からアジアへ片道ビジネスクラスで移動できることになります。
C. Rocketmilesなどのホテル予約サイトでマイレージを獲得
ホテル予約サイトのRocketmilesを利用してホテルを予約すると、宿泊金額に応じて各航空会社のマイレージを獲得できるのですが、A3マイレージも獲得することができます。
ホテル国内だけでなく世界中のホテル予約が可能なので、旅をする際にRocketmilesを覗いてみるといいかもしれません。
上級会員にもなりやすい
フライトを重ねてA3マイレージプログラムにマイレージを加算し続けるとA3の上級会員になることができます。
つまり、スターアライアンスゴールドメンバーになることができるわけですが、A3の上級会員資格取得基準がとんでもなく緩いんです。
全日空(NH)は1/1から12/31の間に50,000プレミアムポイントを獲得するとプラチナ会員(= スターアライアンスゴールドメンバー)になることができますが、A3の場合は1年の間に72,000マイルを獲得すればOKです。
更に、その1年の間にA3に6区間搭乗すれば、資格取得基準が一気に下がり、わずか36,000マイル獲得でOK、となってしまいます。
厳密にいうと、A3のシルバーメンバーになるために12,000マイル + A3フライト2区間が必要で、シルバーメンバーになった後に更に24,000マイル + A3フライト4区間達成でゴールドメンバーとなります。
1つのフライトで1区間なので、例えば
ロンドン(LHR)からアテネ(ATH)で乗り換えてナポリ(NAP)
の往復をするだけで4区間達成です。
A3上級会員を維持するのはもっと簡単で、毎年12,000マイル + A3フライト4区間、またはA3フライトなしで24,000マイルを獲得すればOKです。
年に1回ギリシャに行って4区間A3に搭乗してあとは日本国内で全日空(NH)に搭乗して24,000マイル弱を獲得することだって可能です。
とても楽ですね。
アジアからロンドンまで、A3の12,000マイルを獲得できるフライトとしては例えば、
・タイ国際航空(TG)エコノミークラス : 日本 – バンコク(BKK)乗換 – ロンドン(LHR)往復
-> Economy FlexiでJPY150,000、17,000マイルくらい
・ターキッシュエアラインズ(TK)ビジネスクラス : マニラ(MNL) – イスタンブール(IST)乗換 – ロンドン(LHR/LGW)往復
-> JPY195,000、14,500マイルくらい
となります。
獲得した36,000マイルで、日本からアジアへのビジネスクラス片道フライトができちゃいます 🙂
(片道32,500マイル)
つまり、航空券代JPY330,000 + A3フライトの料金で、
・スターアライアンスゴールドになり、
・実質JPY48,000くらいのキャッシュバックが受けられ、
・アジア内をビジネスクラスで移動できてしまう。
2年目以降の維持は、もっと低コストです。
これだけ楽なマイレージプログラムは、スターアライアンス随一と言ってもいいでしょう。
将来NHのSFC制度が無くなった場合、代替のマイレージプログラムとしてA3を検討しても良いのではないでしょうか。
それでは、また来週!