媚びない旅動画で収益化するセミナー(第2回)のご案内
よくある動画にすると、よくある旅になっちゃいそう。
突然ですが、一つだけ聞かせてください。
これまでの旅で、一番「しんどかった」のは、どんな旅でしたか。
自分の場合、答えははっきりしています。
フライトでもホテルでもありません。
趣向が合わない人との旅です。
同じ便、同じホテル、同じ街。
条件は何一つ悪くないのに、隣にいる人が違うだけで、まったく別の2日間になる。
逆に、趣向が合う人との旅は、驚くほど静かです。
説明がいらない。
「あ、これいいね」の「これ」が、同じものを指している。
あの快適さを知ってしまうと、もう戻れません。
では、そういう人はどこにいるのか
自分は、探しに行くのをやめました。
探しても、見つからなかったからです。
代わりに、動画を創ることにしました。
誤解されがちなのですが、自分にとって動画は、作品・名刺の役割の他にもう一つ目的があります。
フィルターです。
自分の感覚をそのまま出した動画は、9割の人には刺さりません。
「何が面白いのか」「なんでそんなことするの」「マニアックすぎる」
それでいい。
残りの1割の方が、こう言ってくださるからです。
「これ、わかります」
その一言を言ってくれる人となら、一緒に旅をしても、たぶん快適です。
実際、そうやって出会った方と何度も旅をしています。
だから、媚びてはいけない
ここは誤解されやすいので、はっきり書いておきます。
編集を手抜きしているわけではありません。
テロップは入れます。ナレーションも入れます。三脚も使います。
自分がカメラの前に出て話すこともあります。
伝えるために必要なことは、やります。
ただ、やらないことがあります。
カラーグレーディングはしません。
撮ったままの色で出します。
ジンバルも使いません。
iPhoneの手ブレ補正で十分だからです。
そして、
・「神サービス」「これはヤバい」といった煽り文句
・大げさなリアクション
・チャンネル登録のお願い
・笑いを取るための効果音
・尺を詰めるためのジャンプカット
こういったことは、やらない。
線引きは、一つだけです。
伝えるための編集はする。盛るための編集はしない。
そして、多くの人が消すものを、自分は残します。
現地の音です。
空港のアナウンス。バスの走行音。ドアの開閉音。
外国語の機内アナウンス。離陸時のエンジン音。
意味がわからない言語のアナウンスを、そのまま流します。
視聴者にとっては「無駄な尺」かもしれません。
でも、あの音が入っていないと、その場所にいたことになりません。
BGMは、その音を邪魔しない音量まで下げます。
1カットは5秒から10秒。長いときは20秒以上、何も切らずに回します。
これをやると、確実に離脱されます。
でも、残った人は、たぶん自分と同じものを見ています。
万人に向けた動画は、万人を呼びます。
そして万人と旅をすることは、できません。
よくある動画にすると、よくある旅になる。
これは比喩ではなく、実際にそうなります。
自分が誰にも媚びない動画を創り続けているのは、技術的なこだわりでも、逆張りでもありません。
動画創りは、仲間創りだからです。
【念のため、自分の旅のスタイルを書いておきます】
「趣向が合う」と書きましたが、抽象的すぎるので具体的に書いておきます。
読んで「それは自分と違うな」と思われたら、それが正しい反応です。
むしろ、そのために書いています。
・基本的に現地(空港ラウンジ)集合、現地(空港ラウンジ)解散です
・滞在中に別行動をとることも、普通にあります
・空港ラウンジやホテルのラウンジ、朝食そのものが目的の旅もあります
・観光地には、あまり行きません
・万人が行く場所ではなく、知る人ぞ知るスポットで静かに過ごします
・公共交通機関だけでなく、現地でレンタカーを借りるのも当たり前です
一緒に行くけれど、ずっと一緒にはいない。
これを「素っ氣ない」と感じる方とは、たぶん合いません。
「それは楽でいい」と思われた方とは、たぶん合います。
そして自分は、こういう旅を動画にしています。
ラウンジの朝の光。
誰もいない場所の静けさ。
レンタカーで走った、名前も知らない道。
派手なことは、何も起きません。
だから9割の人には刺さらない。
でも、ここまで読んで「あ、それ好きです」と思ってくださった方には、たぶん刺さります。
その方と、京都でお会いしたいと思っています。
【今回のセミナーについて】
第1回では、この「設計思想」の部分をお話ししました。
終わったあと、参加された方から一番多くいただいた声がこれです。
「考え方はわかりました。でも、いざその場に立つと、何を撮ればいいかわからなくなります」
わかります。
自分もまったく同じところでつまずきました。
ホテルの部屋に入って、ラウンジに座って、街を歩いて。
「あ、いいな」とは思うのに、スマートフォンを構えた瞬間に、手が止まる。
とりあえず全部撮る。帰ってから見返すと、どれも使えない。
この感覚は、家で説明を聞いても解消しません。
その場に立って、隣で誰かが実際にカメラを向けているのを見た瞬間に、はじめて「あ、そこを撮るのか」とわかる。
だから第2回は、座学を一切行いません。
京都と奈良で、2日間。
ずっと、一緒に撮ります。
【セミナーコンテンツ】
9/12(土) 京都
・ホテルのクラブラウンジを撮る
・客室を「泊まりたくなる部屋」として撮る
・夕方から夜にかけての京都を撮る
・音の録り方(自分の動画で一番こだわっているのは、実は音です)
そして締めは、贔屓にしている宮川町のバーへお邪魔する予定です。
路地の、小さな引き戸の奥。
マスターの無駄のない所作から創られるオリジナルカクテルを、あなたの動画に収めてください。
氷を削る音。シェイカー。グラスを置く音。
ここは映像より先に、音が主役になる場所です。
念のため書いておくと、この店で撮らせていただけるのは、マスターと知り合いだからです。
それ以外の理由はありません。
関係が、撮れるものを決めている。
9/13(日) 奈良・吉野
この日はレンタカーを借りて、知る人ぞ知るスポットを1日で周ります。
・移動そのものを撮る(実は、ここが一番差がつきます)
・自然光と寺社を撮る
・「何も起きていない時間」を作品にする
2日目は、実演というより自分の旅そのものです。
観光地を効率よく回るのではなく、人のいない場所で車を停めて、しばらく撮る。
そういう1日になります。
【「おはよう◯◯」の撮り方】
自分がホテル動画で必ず入れているカットがあります。
朝、部屋から外を見せる。それだけのカットです。
例えばこの動画の15分46秒から。
ヨルダン・死海のホテルで撮った「おはよう死海」です。
たった6秒。3カットです。
・夜のバルコニーの窓(約3秒)
・空がオレンジに染まる、夜明けの瞬間(約2秒)
・完全に日が昇った、青空と死海(約1秒)
ポイントは、ここです。
カメラは三脚に固定したまま、まったく動かしません。
同じ構図で、時間帯だけを変えて撮ります。
そして、カーテンを開ける動作は見せません。
手元も、自分の体も、一切映しません。
光の変化だけで、時間の経過を語ります。
テロップは「おはよう死海」の一言だけ。ナレーションはありません。
それでも、その部屋に泊まった価値は伝わります。
このカットの撮り方を、9/12の夜にお伝えします。
そして9/13の朝、各自のホテルで「おはよう京都」を撮ってきてください。
奈良へ向かう前に、全員の分を見せ合います。
【2日間を通してお伝えすること】
・自分がどこにカメラを向け、何秒回し、そして何を捨てているのかを、目の前で実演します
・同じ被写体を、皆さんにも実際に撮っていただきます
・撮った素材はその場で見せ合い、その場でお伝えします
特に大事なのは、1つ目の「捨てる」ところです。
撮る技術より、撮らないと決める判断の方が、動画の質を決めます。
そしてこれは、言葉で説明するのが一番難しい。
だから、その場で見ていただくしかないと思っています。
撮影機材は、スマートフォンで構いません。
自分も基本的にiPhoneのみです。
ジンバルもカラーグレーディングも使いませんので、特別な機材や技術は必要ありません。
三脚だけは、お持ちいただくと撮れるものが増えます。
【ホテル予約について ― これは強くお勧めします】
今回参加される方は、クラブラウンジアクセス付き・朝食付きのプランでご予約されることを強くお勧めします。
理由は3つあります。
1. 最も「画になる」時間と光が揃っている
朝の斜光、カクテルタイムの照明。一日のうちで、映像的な条件が最も整う時間帯です。
2. 人が少なく、他のお客様が写り込みにくい
撮影において、これは決定的な差になります。
3. 同じ動線を、何度でも撮り直せる
一発勝負では、いい画は撮れません。宿泊者しか入れない空間だからこそ、納得いくまで粘れます。
そして、先ほどの「おはよう京都」を撮るためにも、外が見える部屋である必要があります。
もう一つ。
自分にとってラウンジと朝食は「目的そのもの」です。
移動の合間ではなく、そこに行くために旅程を組むことすらあります。
その時間を自分の目で撮れるかどうかは、けっこう大きいと思っています。
【この2日間について、もう一つだけ】
ここまで読んでくださった方に、正直にお伝えしておきたいことがあります。
この2日間そのものが、すでに答えです。
「よくある動画にすると、よくある旅になる」
「観光地には行かず、知る人ぞ知る場所で静かに過ごす」
これを読んで「わかる」と思ってくださった方が、9/12に京都に集まります。
つまり、動画を一本も創らないうちから、フィルターはもう働いています。
同じ場所に立って、同じものにカメラを向けて、それでも少しずつ違う画を撮る人たち。
そういう2日間になるはずです。
セミナー終了後の懇親会は、おまけではありません。
むしろ、こちらが本編かもしれません。
夕食も、宮川町の界隈で。
そのままカウンターへ移って、最後の一杯を撮って、飲む。
撮影と懇親会の境目が、たぶんなくなります。
【セミナー講師紹介】
PAR(PRIDEAUX-ANZAI Ryosuke)
仙台市在住。
国内海外を問わず常に移動を続けつつ、子どもたちのバスケットボールの練習の送迎もちゃんとしている2児の父。
2016年にWeblog「Voyage Avancé」を開設し、旅に特化したオンラインコミュニティ「Advanced Traveller」を運営。
圧倒的な情報量で、150名以上のコンサルティング実績あり。
ステータスも動画のテーマも、人が見向きもしないものを選択。
自他共に認める「ミスターニッチ」。
旅行会社システム開発・コンサルティング会社経営。
オーガニックコルクブランド「En Liège(アンリエージュ)」を企画販売しており、2022年、パリ・サンジェルマン(PSG)のポルトガル代表ヴィッティーニャ選手にトラベルバッグを提供。
運営チャンネル :
Voyage Avancé公式チャンネル
ファーストクラス専門チャンネル
スイートルーム専門チャンネル
保有ステータス :
・ブリティッシュ・エアウェイズ(BA) Club ゴールドゲストリスト(ワンワールドエメラルド)
・Flying Blue プラチナ(スカイチームエリートプラス)
・Miles & More セネター(スターアライアンスゴールド)
・アコー ALL ダイヤモンド
・SLH Club03
・ヒルトンダイヤモンド
・GHAチタン
など
【日時・会場】
2026/9/12(土) 16.00 –
京都
2026/9/13(日) 9.00 –
奈良・吉野へ(レンタカー移動)
初日の夕食・懇親会は、宮川町の界隈で行います。
※予算JPY10,000以下のお店
その後、宮川町のバーのカウンターへ。
【参加費及びお申込み】
・Sagesse Avancée Advanced Travellerサービスビジネスクラス以上お申し込みの方 : 無料
・エコノミークラスお申し込みの方、一般の方 : JPY4,980(税込)
実際に撮影しながら進めるという性質上、人数を限らせていただきます。
大人数で同じ被写体にカメラを向けても、いい画は撮れません。
2日目はレンタカーでの移動になりますので、その点でも人数には限りがあります。
【ご参加いただく方へお願い】
・撮影できる状態のスマートフォン
・三脚(「おはよう京都」を撮るために必要です)
そして、前回のセミナーにご参加いただいた方は、その後に撮られた動画をお持ちください。
一緒に見ながら、どこをどう変えればいいかをお伝えします。
【注意点を一つ】
2日間で、劇的に上手くなることはありません。
撮影技術というのは、そういうものです。
そして念のためお伝えしておくと、YouTubeでの収益化には時間がかかります。最低2年です。
自分が扱う分野がニッチだからという理由もありますが、それ以上に、再生回数や視聴維持率を重視していないからだと思っています。
それでも動画を創るのはなぜか。
収益化を目指すセミナーではありますが、動画創りは収益化がゴールではありません。
本当のゴールは、自身で納得して表現した旅動画を見て、興味を持ってくださった方と一緒に旅をすることです。
2日間で持ち帰っていただけるのは、技術ではなく「何を撮るべきか」の基準です。
これは目の問題で、目は、誰かの隣に立つのが一番早く育ちます。
帰り道、同じ景色が違って見えたら、このセミナーは成功です。
記憶に残る旅を「動画」という形でしっかり記録に残し、
旅をしながら収益を上げ、
そして何より、一緒に旅をしたい人に見つけてもらうために。
京都の夜と、吉野の朝を、
同じ角度から見ようとする人たちと。
9/12、京都でお待ちしています。
お申し込みは、こちらのページからどうぞ!
