日本航空(JL)とキャセイパシフィック航空(CX)のストップオーバーを最大限活用しよう
{{name}}さん、こんにちは。
PARです。
旅をより楽しく、効率的にすることができるストップオーバー。
このストップオーバーを有効活用することが重要になってくるのですが、マイレージを利用したストップオーバーで有名なのはアラスカ航空(AS)ですね。
ASマイレージを利用して、ストップオーバーを1回無料ですることができるのでこれを有効活用すると、日本航空(JL)をはじめとして様々な航空会社での旅を少ないマイレージで行うことができます。
今日はさらに、あまり知られていない(かもしれない)特典航空券を利用してストップオーバーができる航空会社のマイレージプログラムを紹介します。
一つはキャセイパシフィック航空(CX)、もう一つは日本航空(JL)です。
このうちCXについては、以前の投稿で説明させてもらいました。
香港へマイレージを使って旅をしよう(キャセイパシフィック航空(CX)編)
ワンワールドメンバーのフライトなら5回のストップオーバー + オープンジョーが2回OKというのもすごいですね。
例えば全てビジネスクラスで、日本からアジア5都市を巡った後にアメリカへ行って日本へ帰ってくる、なんていうことが140,000マイルでできてしまうんですから。
更に、HKG発のCX, 日本発のフライト、AAフライトにおいては燃油サーチャージがかかりません。
わずかな空港税を払えば良いだけです。
このルールはもちろん、ワンワールドメンバー全てに適用されるので例えば南米の旅をLATAM航空(LA)でする時なんかには役に立ちそうですね。
{{name}}さんが急にCXマイレージが欲しくなった場合は、The Mileage Clubあたりで、1マイル辺りJPY2.0くらいで大量購入することも可能です。
そして今日は、もう一つのすごい航空会社、JLのストップオーバーについて解説をします。
JLマイレージでストップオーバー?
JLマイレージは基本的に、ストップオーバー不可となっています。
ただしこれは、JLフライトに対してのお話で、ワンワールドメンバーの特典航空券利用時には最大なんと7回もストップオーバーができるんです。
順を追って説明しましょう。
JLの国際線特典航空券利用には、3つの必要マイレージ数チャートがあります。
まずは、JLマイレージをJLフライトで利用する場合のチャート。
http://www.jal.co.jp/jalmile/use/jal/inter/miles.html
2つ目が、ワンワールドメンバーなどのJL提携航空会社のチャート。
http://www.jal.co.jp/jalmile/use/partner_air/p_jmb/jmb_mile.html
最後が、今回紹介するJLを含むワンワールドメンバー2社以上を利用する場合のチャートです。
http://www.jal.co.jp/jalmile/use/partner_air/oneworld/miles.html
必要マイレージ数はいずれも、各区間の実マイル数の合計である総旅程距離によって変わってきます。
JL提携航空会社フライトでの予約でも3回までストップオーバーが可能なのですが、ワンワールド2社以上を利用する場合に7回までストップオーバーができてしまうんですね。
最大8区間まで予約することができるので、例えば
LHR – NAS – MIA – PLS – ANU – TAB – POS – UVF – LGW
という感じで、カリブ海を徹底的に攻めてブリティッシュ・エアウェイズ(BA)の以遠権フライトを楽しむ旅をすることだって出来ちゃいます 😀
総移動距離は10,770マイルなので、これでエコノミークラス : 60,000マイル、 ビジネスクラス : 110,000マイルです。
またこの7回ストップオーバーを利用すれば、一つの大陸を徹底的に回ることもできるでしょうし、世界一周だってできると思います。
日本発で
NRT – MEL – AKL – IPC – SCL – GRU – JNB – SYD – TYO
という偏西風に逆らわずに南半球を回るパターンは総移動距離31,400マイルくらいでエコノミークラス150,000マイル、ビジネスクラス200,000マイルで旅をすることができます 😀
こんな極端なことをしなくても、普通にワンワールドメンバーのフライトを利用して好きなところに滞在しつつ世界一周をすることも可能です。
オープンジョーはどうなのか?ですが、利用条件の中に、
地上移動区間は、滞在時間にかかわらず1回の途中降機とみなします。
とあるので、オープンジョーは1回のストップオーバーとしてカウントされます。
なお、このワンワールドメンバー利用の特典航空券を予約する場合は、電話で行う必要があります。
担当のオペレーターのスキルに左右される部分でもあると思うので、予約をする際は予めできる限りの下調べをしてから電話をするといいでしょう。
今回はちょっと極端な例を出しましたが、ワンワールドのマイレージプログラムはスターアライアンスやスカイチームのマイレージに比べて比較的自由度の高いものになっていると思います。
加盟航空会社が少ないのが玉に瑕ですが、{{name}}さんの自由な旅を支えてくれると思いますよ! 😉
それではまた来週!