{{name}}さん、こんにちは。
　
　
　
　
PAR@Seasoned Travellerです。
　
　
　
　
{{name}}さんは、航空券を購入する際往復で購入することが多いでしょうか。
　
　
それとも、周遊(複数都市)で購入することが多いでしょうか。
　
　
　
往復で購入する場合でも、途中の都市にちょっとだけでも滞在したい、という場合があるかもしれません。
　
　
今回はそんな時に使えるワザを紹介したいと思います。
　
　
　
通常、ある都市に24時間以上滞在するような航空券を購入すると「ストップオーバー」扱いとなり、往復で購入するよりも高い運賃になることがほとんどです。
(エア・カナダ(AC)やエミレーツ航空(EK)など、ストップオーバーをしても無料になる航空会社もあります)
　
　

逆に、滞在が23時間59分以内であれば「乗り継ぎ」と見なされ、ストップオーバーの料金を徴収されずにその都市に滞在することができます。
　
　
ある日の夕方に到着して、次のフライトが次の日のお昼であるような乗り継ぎの航空券を購入した場合、その都市に1泊してちょっとした観光もできるでしょう。
　
　
また、早朝に到着して次のフライトが深夜だった場合、ホテルに泊まらずに空港に荷物を預けて、半日市内観光をしてまた空港に戻ってくるということもできます。
　
　
乗り継ぎとストップオーバーでどのくらい料金が違うか、例をみてみましょう。
　
　
例えば、カタール航空(QR)でソウル(ICN)からロンドン(LHR/LGW)へ行く場合。
　
　
途中で、ドーハ(DOH)にちょっと立ち寄ることを考えます。
　
　
スカイスキャナーなどで検索の時に複数都市を選択して、
　
　
ICN – DOH
DOH – LON -> 出発日をDOH到着の翌日に設定
LON – ICN
　
　
という形で検索をします。
　
　
結果はこちら。
　
https://voyageavance.global/wp-content/uploads/2020/04/QR_SEL-LON.png
　
2つ目の旅程は、ほぼ丸一日ドーハに滞在できることになります。
　
　
公式サイトで見ると、JPY264,000くらいです。
　
https://voyageavance.global/wp-content/uploads/2020/04/QR_ICN-LON_Officilal.png

ちなみに、複数都市ではなく単純往復で計算した場合の結果がこちら。
　
https://voyageavance.global/wp-content/uploads/2020/04/QR_SEL-LON_2.png
　
JPY263,700くらいの料金なので、料金はほぼ変わりませんね。
　
　
　
もう一つ、キャセイパシフィック航空(CX)は公式サイトが充実していて、往復を選択した場合も乗り継ぎ時間が23時間59分以内の結果がたくさん出てきます。
　
　
これが、複数都市で間にHKGを入れた場合。
　
https://voyageavance.global/wp-content/uploads/2020/04/CX_ICN-SIN.png
　
　
こちらが、往復旅程として検索した場合。
　
https://voyageavance.global/wp-content/uploads/2020/04/CX_ICN-SIN_return_flight.png
　
同じ料金ですね。
　
　
　
もし、HKGの滞在を1日後ろにずらすと、値段が全く違ってきます。
　
https://voyageavance.global/wp-content/uploads/2020/04/CX_ICN-HKG-SIN.png
　
　
　
　
この乗り継ぎの考え方は特典航空券においても同様です。
　
　
乗り換えの時間が23時間59分以内である限りストップオーバーとは見なされないので、一つの片道旅程として予約ができます。
　
　
ユナイテッド航空(UA)はこの乗り継ぎ時間を最大限活かした旅程が色々と出てくるのは有名ですが、最近改悪のあったアラスカ航空(AS)のフライトにおいてもMulti CityでJLフライトの
　
　
シンガポール(SIN) – 羽田(HND)1泊 – バンコク(BKK)
　
　
を25,000マイルで予約することは可能です。
　
　
　
日を跨ぐ場合、手荷物を一度受け取らなければいけない、入国をしなければいけないなど不便な点はありますが、ホテル修行のためちょっとホテルに立ち寄ってチェックインを済ませる、と言ったことも可能なのでぜひ実践してみてくださいね 😉
　
　
　
　
　
それではまた来週！