{{name}}さん、こんにちは。
　
　
　
　
PAR@Seasoned Travellerです。
　
　
　
ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)に関するお話はこのメールマガジンでも何回かお伝えしてきましたが、BAの特典航空券予約に必要なAvios数は、移動する距離によって決まります。
　
　
移動距離ごとにゾーンが分かれていて、そのゾーン内の移動距離であれば必要Avios数は同じとなります。
　
　
最終的な必要Avios数は、1区間ごとの移動距離に必要なAvios数の合計となります。
　
　
そのため、Aviosを利用して予約する場合は直行便が良いのですが、
　
　
直行便の必要Avios数 > 乗り継ぎを行った場合の必要Avios数の合計
　
　
となるケースがあるので、その場合には乗継のフライトを検討すると良い、というお話は以前このメールマガジンでお伝えしました。
　
　
　
これは、BAフライトであっても提携航空会社フライトであっても変わりません。
　
　
　
今回は、カタール航空(QR)にフォーカスを当てて、お得にビジネスクラス、特にQSuiteに搭乗するための考え方をお伝えしたいと思います。
　
　
　
まずは、QRの本拠地であるドーハ(DOH)から各都市への距離がどのくらいあって、その距離に対する必要Avios数はどのくらいなのかを知りましょう。
　
　
BAの提携航空会社に搭乗する際の必要Avios数は、以下の通りとなっています。
　
　
https://voyageavance.global/wp-content/uploads/2020/12/BA-reward-flight-prices-on-partner-airlines-table.png
　
　
ご覧いただくとわかるように、ゾーン4(2,001マイル – 3,000マイル)とゾーン5(3,001マイル – 4,000マイル)のビジネスクラスの必要Avios数には大きな開きがあります(38,750Avios / 62,000Avios)。
　
　
　
例えば、ロンドン(LHR/LGW)とドーハ(DOH)の距離は3,261マイルなので、ゾーン5に属します。
　
　
つまり、ビジネスクラス片道が62,000Avios。
　
　
ですが、もう少し近いフランクフルト(FRA)であれば、距離が2,853マイルなので、38,750Aviosで済みます。
　
　
FRAとLHRの間は408マイルなので、FRAからBAビジネスクラスに乗ったとしても10,000Aviosくらいしかかかりません。
　
　
さらに、アテネ(ATH)発にするとゾーン3になるので、必要Avios数は22,000Aviosまで下がります。
　
　
　
アジア方面へ目を向けると、上海浦東(PVG)へ行く場合は4,230マイルなのでゾーン6(ビジネスクラス片道77,250Avios)なのですが、香港の場合は3,915マイルなのでゾーン5(ビジネスクラス片道62,000Avios)になります。
　
　
東京(TYO)や大阪(KIX)はPVGと同じゾーン6に入ってしまうので、場合によっては(22,000Avios必要ですが)HKGまで来て、香港に少し滞在した後HKGからキャセイパシフィック航空(CX)に搭乗して日本へ行く、という選択肢も考えられると思います。
　
　
　
DOHと世界の主な都市の間のBA内でのゾーンのマップがあったので、シェアさせていただきますね。
　
https://voyageavance.global/wp-content/uploads/2020/12/Qatar-distance-map.jpg
　
　
　
　
QRのQSuiteは、大きな都市であればだいたい運航しています。
(FRA, LON, HKG, TYO, PVGなど)
　
　
　
少し工夫をしてコストを下げ、快適なQSuiteに搭乗してみてくださいね 😉
　
　
　
　
　
それではまた来週！