{{name}}さん、こんにちは。
　
　
　
　
PAR@Seasoned Travellerです。
　
　
　
　
{{name}}さんはもしかしたら、これからシンガポール航空(SQ)のマイレージを利用してSQまたは提携航空会社に搭乗するかもしれません。
　
　
そのフライトの都合がつかなくなり、キャンセル・変更をせざるを得なくなるかもしれません。
　
　
　
SQマイレージで予約をした特典航空券の変更・キャンセルに関する規定は以下のページに書かれています。
　
　
https://www.singaporeair.com/ja_JP/jp/ppsclub-krisflyer/forms-and-fees/service-fees//
　
　
基本的には変更がUSD25からUSD50、キャンセル(とマイレージの払い戻し)がUSD75となっています。
　
　
　
このキャンセル手数料について、例を一つあげます。
　
　
　
例えば、羽田(HND) – シンガポール(SIN)のビジネスクラス往復を
　
　
・SQで行った場合 :
94,000マイル + JPY7,620
　
　
・NHで行った場合 :
95,000マイル + JPY16,820
　
　
となります。
　
　
　
このフライトをキャンセルする場合、諸税がUSD75以下かUSD以上かによって、払い戻される諸税の金額が変わってきます。
　
　
諸税がUSD75以上の場合、キャンセル手数料のUSD75を差し引いた金額が払い戻されます。
　
　
諸税がUSD75未満の場合、まずキャンセル手数料のUSD75を払い、払った諸税が全額払い戻されます。
　
　
　
また、期限の切れそうなマイレージを使ってフライトの予約をし、マイレージの本来の期限が切れた後に特典航空券の予約をキャンセルした場合には、マイレージの払い戻しはありません。
　
　
こうすることでマイレージの有効期限の「延長」はできないのでご注意を。
　
　
　
上記のお話は全て、特典航空券の出発日が到来していない場合のお話です。
　
　
　
乗り継ぎのフライトなどで一部でも利用してしまった場合には、払い戻しは一切できなくなります。
　
　
　
変更の場合はさらに複雑で、手数料の料金体系が異なってきます。
　
　
・SQフライトの日時変更 : USD25
・SQフライトの飛行経路、キャビンクラス、または特典タイプの変更 : USD25
・提携航空会社のフライトの日時、飛行経路、フライト、または航空会社の変更 : USD50
　
　
となるので、上記のキャンセルの例で言うと、SQフライトの飛行経路をHND – KULにしようとした場合にはUSD25で済みますが、NHフライトのフライトを変更しようと思った場合にはUSD50かかることになります。
　
　
自社フライトだと必要マイレージ数・手数料共に少しやすくなるようにしてあるんですね。
　
　
　
さらに、特典航空券を一部利用した場合、SQフライトであればUSD25で変更可能ですが、提携航空会社のフライトだと変更は不可です。
　
　
　
ケースバイケースになると思いますが、SQマイレージを利用して提携航空会社の特典航空券を予約する場合、変更の可能性が考えられる場合には片道ずつ予約をした方が良いかもしれません。
　
　
　
片道ずつ予約をした場合、キャンセル手数料はそれぞれの予約に対してかかるのでUSD75 x 2 = USD150かかってしまいますが・・・ここは本当に、ケースバイケースで検討しなければいけないところですね。
　
　
　
　
結論ですが、SQマイレージを利用するなら極力、SQのフライトを予約しましょうということになります。
　
　
　
元々SQマイレージは必要マイレージ数が多めのマイレージプログラムですし、SQマイレージを利用する目的はスイートクラスに搭乗するというのが大半です。
　
　
　
SQマイレージはSPGアメックスカードで貯めたマリオットのポイントや、アメックスプロパーカードから移行することができるので比較的貯めやすいですね。
　
　
　　　
　
　
それではまた来週！