エールフランス航空(AF)の「club 2000」ステータスとは
{{name}}さん、こんにちは。
PAR@Seasoned Travellerです。
Flying Blueのステータスには、シルバー、ゴールド、プラチナがあります。
その上に「フライングブルーアルティメット」というステータスもありますが、これは非常に取得が難しく、プラチナの3倍のアクティビティが必要とされています(AF/KL便のみで900XP)。
このステータスは、ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)のゴールドゲストリストやMiles & MoreのHONサークルに匹敵するものと考えられます。
実は、エールフランス航空(AF)にはさらに招待制のエリートステータスがあり、非常に限られた数の会員、せいぜい数十人から数百人程度しかいません。
今日はこの招待制ステータスについて掘り下げてみたいと思います。
「イポカンプ(Hippocampe)」は、AFの招待制ステータスの名前です。
このステータスに関する公的な情報は非常に限られており、AFの公式ウェブサイトにもこのステータスに関する記載はなく、空港でのステータス用サインにも表示されていません。
「Hippocampe」はフランス語で「タツノオトシゴ」を意味します。
AFは特に航空機のブランドロゴにおいて、この翼のあるタツノオトシゴを多用しています。
Hippocampeステータスは2019年に導入され、会員数は多くても200人程度とされています。
Flying Blueのエリートステータスではなく、AF専用のステータスです。
大企業のCEOや他人の旅行に大きな影響を与える立場の人に限定して付与されます。
ステータスは毎年更新されるもので、終身会員制ではありません。
Hippocampeステータスには、自動的にフライングブルーアルティメットステータスと、La Première(ファーストクラス)の地上サービスが付属します。
AFのファーストクラス地上サービスは非常に優れており、パリや他の拠点空港で高い評価を受けています。
Hippocampe会員は、ほとんどの空港でチェックインから搭乗までエスコートされ、パリの素晴らしいLa Premièreラウンジにもアクセスできます。
これらは、利用路線や搭乗クラスに関係なく適用されます。
AFにはもう1つの招待制エリートプログラム「club 2000」が存在します。
ヨーロッパへ行くとたまに、club 2000のロゴを付けている人を見ることがありますが、このプログラムは現在ほとんど利用されていません。
空港では「club2000」のサインを目にすることがあります。
たとえば、AFのチェックインサインに「club 2000」が記載されていることがあります。
club 2000は、2019年にHippocampeが導入される以前の招待制プログラムでした。
club 2000はHippocampeほど排他的ではなく、かつては1万人から1万5,000人の会員がいたとされています。
現在、club 2000は新たに付与されることはありませんが、過去に取得した人は引き続きこのステータスを保有しています。
このステータスは毎年の更新が必要なものではありません。
club 2000の特典はそれほど大きくなく、プラチナステータスに追加された特典程度でした。
例えば、より良い対応やアップグレードの優先度がわずかに高いといった内容です。
club 2000もFlying Blueとは別のステータスであり、プラチナやアルティメットステータスと併用することが可能です。
日本在住で、あまりAFに搭乗することが少ない場合には獲得することがほぼ不可能なステータスではありますが、個人的には一度、アルティメットステータスを獲得してみたいなと思っています。
時期が来たら、いずれ 🙂
それではまた来週!
