ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)のマルチキャリアアワードの隠れたお得な使い方
{{name}}さん、こんにちは。
PAR@Seasoned Travellerです。
以前に、
ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)のAviosを利用して世界一周を考える
というタイトルでメールマガジンを配信しましたが、Aviosでの世界一周はBAの
マルチキャリアアワード(Multi Carrier Award)
を利用して行うものです。
このマルチキャリアアワードを利用してAviosを効率的に使う方法を考えてみたいと思います。
おさらいになりますが、マルチキャリアアワードを利用する場合の必要Avios数はこちら。
https://www.britishairways.com/travel/multi-carrier-avios-costs-zone/public/ja_jp
上記の必要Avios数はエコノミークラスの必要Avios数となっていて、
プレミアムエコノミークラス利用 : エコノミークラス必要Avios数の50%増し
ビジネスクラス利用 : エコノミークラス必要Avios数の100%増し
ファーストクラス利用 : エコノミークラス必要Avios数の200%増し
となります。
予約はBAのコールセンターに電話をする必要があるので、予め空席をオンラインで見つけておくと効率が良いです。
BAのサイトで検索しても良いですが、例えば一部のJL国内線や乗り継ぎを含むQFのオーストラリア国内線はBAのサイトでは出てこないので、その時はJLやQFのサイトで確認すると良いと思います。
ExpertFlyerやKVS Toolを利用しても良いでしょう。
せっかくなので、ファーストクラスをできる限り含めた旅程で、300,000Avios以内に収めるフライトを考えてみます。
羽田(HND) – ニューヨーク(JFK) : 日本航空(JL)
ニューヨーク(JFK) – パリシャルル・ド・ゴール(CDG) : アメリカン航空(AA)
パリシャルル・ド・ゴール(CDG) – 香港(HKG) : キャセイパシフィック航空(CX)
香港(HKG) – 羽田(HND) : キャセイパシフィック航空(CX)
このフライトで、18,181マイルです。
AA区間はビジネスクラスとなってしまいますが、きっちり、20,000マイルまでに収まります 🙂
そして、ロンドンヒースロー(LHR)を利用しないしないのがポイント。
LHR発にすると燃油・諸税がとても高いので、CDG発着となるようにしています。
そして、ヨーロッパの「ビジネスクラス」を避けるよう、JFK – CDG間はAAフライトにするよう配慮もしています 😀
もう一つ、JLのHND – SYDのファーストクラス運航が再開すれば、全てファーストクラス運航でこんなフライトを予約することも可能です。
羽田(HND) – シドニー(SYD) : 日本航空(JL)
シドニー(SYD) – 香港(HKG) : キャセイパシフィック航空(CX)
香港(HKG) – ロサンゼルス(LAX) : キャセイパシフィック航空(CX)
ロサンゼルス(LAX) – ロンドンヒースロー(LHR) : ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)
ロンドンヒースロー(LHR) – 羽田(HND) : 日本航空(JL)またはブリティッシュ・エアウェイズ(BA)
これで、移動距離が28,107マイル。
全部ファーストクラスに搭乗したとすると、540,000Aviosになります。
SYDへ行かなくても、
羽田(HND) – 香港(HKG) : キャセイパシフィック航空(CX)
香港(HKG) – シカゴ(ORD) : キャセイパシフィック航空(CX)
シカゴ(ORD) – ロンドンヒースロー(LHR) : ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)
ロンドンヒースロー(LHR) – 羽田(HND) : 日本航空(JL)またはブリティッシュ・エアウェイズ(BA)
という旅程にすれば、19,526マイルに収まるので300,000AviosでOKになります。
羽田(HND) – ロンドン(LHR)の単純往復が102,000マイル(場合によってはもっと)かかるので、マルチキャリアアワードはとてもお得と言えるのではないでしょうか。
それではまた来週!