マリオットの隠れたステータス「コバルトエリート」とは
{{name}}さん、こんにちは。
PAR@Seasoned Travellerです。
{{name}}さんは、マリオットホテルの上級会員資格をお持ちでしょうか?
または、上級会員資格を維持されていますでしょうか?
マリオットの上級会員資格は、
・シルバー
・ゴールド
・プラチナ
・チタン
・アンバサダー
というランクがありますが、実はもう一つ、非公開で招待制のランクである
コバルト
というランクがあるのをご存知でしたでしょうか?
このコバルトメンバーとはどんなものなのか、どうやったらなることができるのかについて説明したいと思います。
コバルトメンバーとは
コバルトメンバーは、非公開のステータスで、マリオットのCEOからの招待によってのみなることができます。
どうやら、昔のリッツ・カールトンで採用されていた招待制ステータスの流れを汲むもののようです。
どうやったらなれるのか
決まった基準などはなく、CEOの一存でステータスを獲得できるようです。
CEOに届くほどの大量のホテル滞在実績を積むか、CEOに急接近して仲良くするしかなさそうです^^;
コバルトメンバーの特典
コバルトメンバーの特典ですが、アンバサダーエリートまでの全ての特典、プラス
・滞在時に空いている最高の部屋へのアップグレード
・支配人直々の挨拶とメッセージ
・支配人との会食
・専用のアメニティグッズ
・リッツ・カールトンのラウンジ利用とラウンジ責任者からの挨拶
などがあります。
これだけ見ると、実利が少なく、あまり嬉しくないような気もしますが・・・これとは別に各ホテルブランド毎に、それぞれ異なったおもてなしがあるようです。
各ホテルの支配人の責任で、予約時からチェックアウトまでそれぞれ対応するべき事柄があるようです。
予約から到着まで
・支配人の名前での連絡
・希望の部屋がないか聞いて、あったら手配する
・ホテルスタッフ全員への周知
・チェックイン10日前にもう一度リマインダー
・チェックイン当日にもリマインダー
・挨拶をする時間のスタッフへの周知
到着時
・CEOに代わる挨拶
・支配人自ら部屋へ案内
・チェックアウト時の出発予定時間を聞く
滞在中
・同伴者へのおもてなしも忘れないことを周知
チェックアウト
・支配人含め、できる限り多くのスタッフによる見送り
・滞在中問題がなかったか聞く
・コバルトメンバーが長期滞在をする場合、チェックアウト予定の1日前に何か追加でリクエストがないか確認する
・コバルトメンバー専用の連絡先を伝え、連絡がきたら「Urgent」扱いで即座に対応する
こんな感じの対応なのですが、至れり尽くせりですごいなぁと思う反面、個人的にはホテルではゆっくり一人(または家族)の時間を過ごしたいので、あまり構って欲しくないとも思ってしまいます。
コバルトメンバーになって、敢えて支配人との食事を断ったらどうなるんでしょうね? 😀
コバルトメンバーになるには相当お金を使わなければいけないと思いますが、マリオットの上級会員ステータスを獲得するのは比較的容易です。
マリオットはステータスチャレンジを恒常的に行っていて、マリオットのカスタマーセンター(03-5423-6726)へ電話をしてチャレンジをする旨を伝えたあと90日以内に一定の宿泊実績を獲得すると、ゴールドまたはプラチナメンバーになることができます。
(チャレンジ前のステータスは問われません)
・ゴールドメンバー : 8泊
・プラチナメンバー : 16泊
なお、ポイントによる宿泊やポイント + キャッシュによる宿泊は、実績の対象外となるので注意が必要です。
日本国内にもマリオットホテルは結構あるので国内でステータスチャレンジをすることも可能ですが、海外の安いホテルに宿泊してコストを抑えてマリオットの上級会員を目指す、という方法もアリだと思います。
自分はマリオットの上級会員は当面の間目指すつもりはありません。
プラチナメンバーとして宿泊したホテルの対応もなんだかイマイチだったので、やっぱりハイアットを優先してしまいます。
自分のホテルの上級会員戦略としては
・ハイアットグローバリストは維持継続してメインの滞在先として考える
・プラチナメンバーとなったアコーホテルズをサブとして、できればラウンジのあるホテルを利用し、朝食を無料で食べられるようにする
・サブのサブとして消去法的にヒルトンを利用。こちらは0泊で自動的にダイヤモンドメンバーとなれる
・Principalホテルコンプリートを達成したいため、例外的にIHGをたまに利用する
という感じですね。
それではまた来週!