シンガポール航空(SQ)の有償ストップオーバーを賢く利用しよう
{{name}}さん、こんにちは。
PAR@Seasoned Travellerです。
以前、このメールマガジンで
奥深いシンガポール航空(SQ)マイレージの特典航空券でストップオーバーを最大限活用する
というタイトルでSQマイレージを効率よく利用する方法をお伝えしました。
今回はこのストップオーバーについてさらにもう一歩踏み込んで、さらにお得な使い方について考えてみたいと思います。
まずは少しSQマイレージのストップオーバーについておさらいですが、ストップオーバーは、SQマイレージを利用したSQフライト予約の際に利用できます。
無料のものと有料のものがあります。
1回あたりUSD100で、一つの旅程で最大3回までストップオーバーが可能です。
ストップオーバーできる期間ですが、オンライン上で行う場合30日以内の日付を指定しないとエラーとなります。
ですが実は、1年間ストップオーバーすることができるんですね。
経由地となる6都市においてもストップオーバーが可能です。
・シンガポール(SIN) – メルボルン(MEL) – ウェリントン(WLG)
・シンガポール(SIN) – 香港(HKG) – サンフランシスコ(SFO)
・シンガポール(SIN) – 成田(NRT) – ロサンゼルス(LAX)
・シンガポール(SIN) – モスクワ・ドモジェドヴォ(DME) – ストックホルム(ARN)
・シンガポール(SIN) – フランクフルト(FRA) – ニューヨーク(JFK)
・シンガポール(SIN) – マンチェスター(MAN) – ヒューストン(IAH)
上記ルートを予約する場合、真ん中の都市でストップオーバーが可能です。
ストップオーバーを利用する際に少し注意が必要です。
例えば、日本からシンガポール(SIN)、SINに数ヶ月「滞在」する体でストップオーバーを行い、してシドニー(SYD)へ行く場合、
TYO – SIN間のビジネスクラス必要マイレージ数は47,000マイル、SIN – SYD間の必要マイレージ数は62,000マイルなので、合計109,000マイル必要です。
ですが、TYO – SYDの予約をしてSINでストップオーバーすると考えると、必要マイレージ数は91,000マイル + USD100でストップオーバーができるので、18,000マイル少ないマイレージ数で同じことができます。
SINへ行った後一度日本に戻ってきて、数ヶ月後に改めてSINへ行き、ストップオーバーの続きを再開してSYDへ行くこともできます。
ですが、1区間でも利用した特典航空券は、残りの区間について日付の変更は可能ですが目的地の変更は同じゾーンに限られます。
つまり、必要マイレージ数が変わらないエリア、ということになります。
SQのマイレージも、必要マイレージ数がゾーン毎に区切られているので、その範囲内であれば変更可能ということになりますね。
各国とそのゾーンについてはこちらのPDFをご覧ください。
https://www.singaporeair.com/saar5/pdf/ppsclub_krisflyer/charts/SQMI_AwardChart.pdf
上記の例でいうと、日本 – SINの区間を既に利用した後に次の区間をSIN – SYDからSIN – SYDとかSIN – AKLとかに変更することはできますが、SIN – PERには変更できない、ということになります。
ちょっとややこしいですが、2区間目で同じゾーン内の路線に新しい機材が導入されるような場合、日付や目的地を変更してお目当の機材に乗る、と言ったこともできますね。
SQマイレージは必要マイレージ数が多いですが色々と楽しいことができそうです。
それではまた来週!