ワンワールド加盟のロイヤル・エア・モロッコ(AT)のマイレージを活用する方法
{{name}}さん、こんにちは。
PAR@Seasoned Travellerです。
先日、ロイヤル・エア・モロッコ(AT)がワンワールドに加盟する旨の記事を投稿しました。
https://voyageavance.global/at-to-join-oneworld
個人的に気になるのは、やっぱりマイレージプログラムです。
そこでATマイレージ「Safar Flyer」を調べてみました。
ブログでも述べた通り、ATマイレージプログラムの上級会員になるためには、以下の通り搭乗実績が必要となります(2018/12/8現在)。
・シルバー会員 : 毎年1/1から12/31の間に20,000マイルまたは15区間搭乗
・ゴールド会員 : 毎年1/1から12/31の間に35,000マイルまたは30区間搭乗
それでは仮にAT上級会員になるためにATフライトを結構行ったとして、貯まったマイレージはどのように使えるのでしょうか。
一番使いやすいのは、カサブランカ(CMN)からヨーロッパ各地へのフライトです。
ATフライトで、ビジネスクラス片道が20,000マイル。
それではCMNまでどうやって行くのか、ということになりますが、例えばドーハ(DOH)までアメリカン航空(AA)のマイレージを利用して40,000マイルでビジネスクラスで来て、DOH – CMNの間をまたカタール航空(QR)のフライトで搭乗したとすると、ビジネスクラス片道で42,500マイル必要となります。
Q Suiteに搭乗することも可能ですが、DOH – CDGなどヨーロッパ各路線の必要マイレージ数は片道60,000マイルです。
ちなみに、ATマイレージを利用してQRの羽田(HND) – ドーハ(DOH)間のフライトを予約すると、ビジネスクラスで105,000マイルかかります^^;
これは損な使い方なので、やめておきましょう。
ちなみに、ATはエティハド航空(EY)とも提携をしているので、日本からアブダビ(AUH)までもATマイレージを利用してフライトすることができます。
必要マイレージ数は、150,000マイル^^;
こちらもかなり損なので、大人しくAAマイレージを利用しましょう。
(AAマイレージでQRフライトもEYフライトも予約できます)
残念ながら、イベリア航空(IB)フライトを利用してのNRT – MAD間のフライトは特典航空券予約の対象外となっているようです。
ちなみに、IBのAviosを利用してATフライトでLHR – CMN間をビジネスクラスでフライトするには、片道24,000Avios必要です。
モロッコ – ヨーロッパ間は、ATマイレージに分があるようです。
ATマイレージは購入することもできますが、購入はATオフィスに行って購入する必要があります^^;
なので、日本で購入することはできません。
モロッコなり中東なりのATオフィスへ行って、購入することになります。
もし何かの拍子にATマイレージを手に入れてしまったら、いったんアコーホテルズのポイントに移行して他のマイレージプログラムに移行することを考えましょう。
ATマイレージを、アコーホテルズの1,000ポイントへ移行することができます。
(逆にアコーホテルズの2,000ポイントをATの1,000マイルに移行できます)
そうして獲得したポイントを「アコールート」で、イベリア航空(IB)やユナイテッド航空(UA)など数多くのマイレージプログラムへ移行できます。
https://voyageavance.global/how-to-make-the-most-of-qr-ay-miles
特にIBは、アコーホテルズポイント : IB Aviosの比率が1 : 1で移行できるので、実質ATマイレージを1 : 1の割合でIBのAvios、ひいてはブリティッシュ・エアウェイズ(BA)のAviosに移行できるのと同じことになりますね。
ATマイレージはちょっと使いづらい印象があるので、アコーホテルズのポイントに移して更に別の航空会社マイレージに移行して利用するのがお得となりそうです。
この状態がワンワールド加盟によってどのように変わっていくか、注目していきたいと思います。
では、アコーホテルズのポイントをどう貯めるか、ですが、通常の宿泊で貯めるのが一般的です。
日本にもいくつかアコーホテルズ系列のホテルがありますが、先日滞在したプルマン東京田町のスタッフはとても素晴らしい方で、ちょっとした問題にも誠意を持って解決してくれました。
羽田(HND)発の早朝フライトなどで前泊が必要な場合でも、十分利用できると思います。
それではまた来週!