アコーとパリ・サンジェルマン(PSG)のPVに出演させていただきました!

アフリカの航空会社が初めて加盟!ロイヤル・エア・モロッコ(AT)がワンワールドの新メンバーに

アフリカの航空会社が初めて加盟!ロイヤル・エア・モロッコ(AT)がワンワールドの新メンバーに

久しぶりにワンワールドへ新しい航空会社が加盟することになります。
 
新しく加盟するのは、モロッコの航空会社であるロイヤル・エア・モロッコ(AT)
 
2020年半ばから加盟となります。
 
日本には就航していない航空会社なので、馴染みがないと思います。
 
実は密かに注目していた航空会社なので、ATの紹介と加盟に関する影響などについて色々考えてみたいと思います。
 
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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ATについて

ロイヤル・エア・モロッコ(AT)はモロッコのフラッグシップキャリアで、カサブランカ・ムハンマド5世国際空港(CMN)がハブ空港です。
 
2018年12月現在、就航している都市は以下の通りです。

日本はおろかアジアにも就航していないのですが、もしかしたらこれから就航都市がアジアまで伸びてくるかもしれません。
 
個人的には、リヨン(LYS)やマルセイユ(MRS)、ナント(NTE)など、フランスの中規模都市にも数多く就航しているのに好感が持てます 🙂
 
国内線も数多くあって、先日自分が言ったフェズ(FEZ)にも行くことができます(1日1便ですが)。
 
まだボーイング B747機材を保有しているので、機材を楽しむフライトもできる航空会社です 🙂
 
 
ちなみに、エジプト・カイロ(CAI)のところが
 
Le Caire
 
となっていますが、フランス語でカイロのことをLe Caire(ル ケール)と言います。
 
モロッコの表示は空港以外はだいたいフランス語かアラビア語で書いてあって、英語表記を見つけるのが逆に難しいくらい。
 
英語でもなんとかなると思いますが、モロッコへ行く際はちょっと注意が必要です。
 
 
自社の基幹システム(GDS)は、Amadeusを採用しています。
 
ワンワールド加盟航空会社の大半がAmadeusを採用していることからも、加盟に伴うシステム的な改修も少なくて済むんだと思います。

ATのマイレージプログラム

マイレージプログラムはSafar Flyerといい、上級会員制度もあります。
 
現在はシルバーとゴールドのステータスがあり、達成条件はそれぞれ
 
・シルバー会員 : 毎年1/1から12/31の間に20,000マイルまたは15区間搭乗
・ゴールド会員 : 毎年1/1から12/31の間に35,000マイルまたは30区間搭乗
 
となっています。
 
これはあまりにも緩すぎるので、2020年のワンワールド加盟時までにはもう少し上級会員達成・維持の条件が厳しくなり、もう一つ新たなレベル(= ワンワールドエメラルドレベル)のステータスが設定されることでしょう。
 
ATは既にカタール航空(QR)やイベリア航空(IB)と提携を行っていて、両社ともに基幹システムはAmadeusを採用。
 
ワンワールドへ加盟するのには障壁は少なかったと言えます。
 
実は、今の段階でもIBのAviosを利用してATに搭乗することも可能なんですね。

Screenshot

スペインのグルーポン(Groupon)でお得にイベリア航空(IB)のAviosを購入する

スペインのグルーポン(Groupon)でお得にイベリア航空(IB)のAviosを購入する

またもう一つ、ATはアコーホテルズとも提携を行っています。
 
アコーホテルズのポイントと相互交換ができる、いわゆる「アコールート」を利用できる数少ない航空会社で、自分がATに注目していた理由がこれです 😀

Screenshot

カタール航空(QR)やフィンエアー(AY)に貯まってしまったマイレージの有効活用方法

カタール航空(QR)やフィンエアー(AY)に貯まってしまったマイレージの有効活用方法

マイレージを利用する際ですが、例えばカサブランカ(CMN)からATフライトでマルセイユ(MRS)へ行く場合、ビジネスクラスで片道20,000マイル必要です。
 
そんなに悪くない数字だと思いますが、これが2020年以降どうなるのか注目ですね。
 
必要マイレージ数は、以下のページで計算することができます。
 
http://www.royalairmaroc.com/int-en/safar-flyer/award-calculator?m=mc

まとめ

ワンワールド待望の、アフリカの航空会社が加盟しました。
 
ATはヨハネスブルク(JNB)など南アフリカへは就航していませんが、中部アフリカを中心に数多くの国へ就航しているので、ワンワールドの弱点であったアフリカ大陸をカバーすることになるのは、他アライアンスとの競争においてとても意味のあるものだと思います。
(スターアライアンス : エチオピア航空(ET)と南アフリカ航空(SA)、スカイチーム : ケニア航空(KQ))
 
あとは、中国とインドの航空会社ですね。
 
多分中国は中国南方航空(CZ)、インドはヴィスタラ(UK)辺りが将来的にワンワールドに加盟するのかなと思っています。
 
個人的には、
 
・ATマイレージがどのようになるのか
・BA修行に役立つルートがあるのか
 
がとても気になっています。
 
先日モロッコへ行ってきましたが、ATに搭乗するためまた行かなければいけなそうです 😉

Screenshot

A Morocco Travelogue(2018年11月モロッコ(シェフシャウエン)旅行記)

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