中国東方航空(MU)がコペンハーゲン(CPH)に就航

中国東方航空(MU)は、上海浦東(PVG)とコペンハーゲン(CPH)を結ぶ新たな直行便の運航を開始しました。
スカイチーム加盟のMUがデンマークの首都へ定期便を飛ばすのは今回が初めてとなります。
就航概要
現在、この路線は週3便の運航で、2025年9月からは週4便へと増便される予定です。
使用機材は、ビジネスクラスとエコノミークラスの2クラス構成となるエアバスA330-200型機で、ビジネスクラスにはフルフラットになる2-2-2配列のシートを導入、エコノミークラスは2-4-2の配置となっています。
中国各地からPVGへ飛んで、CPHからはスカンジナビア航空(SK)を通じて、ヨーロッパ全土や他の地域への接続もスムーズになります。
初便の出発にあたり、搭乗ゲートでは中国東方航空の代表者、中国大使館の関係者、空港関係者らによる挨拶が行われ、式典が催されました。
MUは、国際線ネットワークの強化を急速に進めており、今回の路線就航に加え、PVGからオークランド(AKL)経由でブエノスアイレス(EZE)へ向かう新しい経由便(ボーイング777-300ER使用)も発表しています。
こうした取り組みは、観光やビジネスの促進に寄与し、同社のグローバル戦略をさらに後押しするものといえるでしょう。
2025年だけでもMUはヨーロッパ各地へ新規都市へ就航しています。
・PVGから
ジュネーブ(GVA)
ミラノ(MXP)
・西安(XIY)から
イスタンブール(IST)
・南京(NKG)から
パリ(CDG)
南京からの直行便は新規
既存の就航都市と併せて、合計15都市へ運航を行っています。
まとめ
MUはスカイチーム加盟航空会社として、アジア域内の充実したネットワークを持つだけでなく、欧州・南米・オセアニアへの路線網も着実に広げています。
今回のCPH就航により、北欧地域との直結ルートを確保し、企業活動の活性化、観光交流の促進、さらには貨物輸送の強化にもつながると期待されています。
今後の展望として、両国間のフライト需要が安定すれば、さらなる増便やコードシェア拡大、ラウンジサービスの向上なども視野に入れられるでしょう。
なんと言っても、ロシア上空を通ることができるので時間的な優位性があります。
PVGの乗り継ぎも、次の搭乗券(紙)を持っていれば、スムーズに行うことができます。
折り畳み傘と、モバイルバッテリーにだけ注意をすれば全く問題ないです。