Business Class Review : 中国東方航空(MU) MU8634 羽田(HND) – 上海浦東(PVG)

オフ会開催のためバルセロナへ行く際、中国東方航空(MU)便名のついた、グループ会社の上海航空(FM)運航のフライトを利用しました。
機材や中の様子をお伝えします。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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MU8634搭乗記
MU/FMは羽田空港(HND)から1日に数便運航されていますが、チェックイン開始はそれぞれの便の3時間前、と決まっています。
ちょっと早め(出発の5時間くらい前)にチェックインに行ったら、「出発の3時間前に来てください」と冷たくあしらわれました。
スカイチームの上級会員だろうが、ビジネスクラス搭乗客だろうが関係なし。
会社の方針なのか空港スタッフの独自ルールなのかよくわかりませんが、融通の利かない対応です。
チェックイン及びラウンジの混雑を避けるための対応なのかもしれませんが、他の航空会社はカウンターが開いていれば搭乗券は発券してくれるので、面食らってしまってしまいました。
しょうがないので仕事をしながらチェックイン時間になるのを待ち、チェックインを済ませました。
紙の搭乗券を出してもらい、乗り継ぎも安心です。
MUの招待ラウンジは、日本航空(JL)のサクララウンジです。
ただ、自分はデルタ航空(DL)の方が好みなので、スカイチーム上級会員の特典を利用してDLラウンジへ。
Lounge Review : 羽田空港(HND) デルタ航空(DL) デルタスカイクラブラウンジ(Delta Sky Club Lounge)
DLラウンジは混んでいました。
米語が飛び交う中、スタッフの方はいつもステキな対応をしてくださいます。
時間が来たので、搭乗ゲートへ向かいます。
今回も遅れることなく搭乗時間に搭乗できました。
機材、中の様子
今回の機材は、ボーイング B787-9です。
機材番号は、B-20D8。
2019年から運用されている機材です。
座席
座席は、こんな感じです。
座席は1-2-1の配列。
結構埋まっていました。
足元の広さはこのくらいです。
モニタの大きさはこのくらい。
邦画はたった一つだけでした。
肘掛け近くにあるパネルとエンターテインメントのリモコンが同じ場所にあります。
スリッパがありました。
ここに靴を置いてください、と言われました。
座席すぐ横に、電源があります。
ウェルカムドリンクは、水かオレンジジュースでした。
ヘッドフォンはそんなに豪華ではありません。
扉の付いている機材で、離陸後は閉めて個室のようにすることができる機材でした。
トイレはこんな感じです。
機内WiFi
機内Wi-Fiも利用できますが、ネットワークは中国のネットワークです。
CEAIR-WIFIというSSID(ネットワーク名)があると思うので、それを選択しましょう。
ビジネスクラス搭乗客は、フライト中で利用できます。
通信速度計測結果
上り 91.60Mbps
下り 0.33Mbps
繋がるサイトは、とりあえず利用できました。
食事(VGML)
食事のメニューは、奇数月と偶数月で異なり、更にその月の前半後半で分かれているようでした。
ドリンクメニューは基本的に、MUと同じです。
シャンパン/スパークリングワインはありません。
まずおつまみが出てきました。
あらかじめヴィーガンミール(VGML)をリクエストしておきました。
サラダにサラダです。
ドレッシングの類は一切なし。
オリジナルのお茶であるMUティーをいただきましたが、美味しくありませんでした。
ヴィーガンではありませんが、最後にアイスも提供されます。
固すぎずちょうど良い固さでした。
PVG着
2時間半くらいのフライトで、上海浦東(PVG)に着きました。
だいぶ中国キャリアにも慣れてきました。
偉い人の挨拶は無し。
英語・食事は相変わらずですが、HND線はB787-9機材での運航になっているようです。
座席横の肘掛けの幅が広くて使いやすいです。
直前の予約でしたが、そこまで価格が高すぎず、ロシア上空を通るのでより早くヨーロッパへ行くことができます。
スカイチーム修行に最適ですね。