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スカンジナヴィア航空(SK)がムンバイ(BOM)へ就航します

スカンジナヴィア航空(SK)がムンバイ(BOM)へ就航します

スカンジナヴィア航空(SK)は、2026/6/2よりデンマーク・コペンハーゲン(CPH)とインド・ムンバイ(BOM)を結ぶ直行便を新たに就航すると発表しました。
 
この新路線は、週5便体制でエアバスA330型機によって運航される予定で、現在は政府当局の承認待ちとなっています。

久しぶりのインド路線

SKがインド路線に復帰するのは実に17年ぶりのこととなり、同社は今回の就航が「ヨーロッパと北米間の接続性向上」に貢献するだろうとしています。
 
CPH発の便は、火・木・金・土・日の毎週5回、13時10分に出発し、ムンバイには翌日の午前1時30分に到着するスケジュールです。
 
一方、ムンバイ発の便は月・水・金・土・日に運航され、朝6時に出発、同日11時45分にコペンハーゲンに到着します。
 
SKは、このフライトスケジュールは「スカンジナビア、ヨーロッパ、北米間のスムーズな乗り継ぎをサポート」することを意図しており、インドからの渡航客にとっても「非常に良好な接続時間」を実現できると述べています。
 
BOM線の新設は、SKのグローバル戦略において大きな意味を持ちます。
 
SKはこれまで、主に北欧地域を中心にヨーロッパおよび北米間のハブとして機能してきましたが、アジア、とりわけインド市場の拡大を受けて再び同地域への路線開設を決断した形です。
 
ムンバイはインド西部に位置する経済・商業の中心都市であり、国際ビジネスや観光の両面で高い需要が見込まれています。
 
また、近年は北欧諸国とインド間で経済連携や技術交流が活発化しており、今回のSKによる直行便就航は、ビジネス旅客はもちろん、インド系ディアスポラや留学生、観光客にとっても利便性の高い選択肢となるでしょう。

特に北米在住のインド系住民にとって、SASが提供する北欧経由のルートは、混雑しがちな欧州主要空港を避けるルートとして注目される可能性があります。
 
さらに、SKはスカイチームに加盟しているため、提携航空会社を通じたネットワークの広がりも期待できます。
 
これにより、スカイチーム加盟航空会社を利用する旅行者にとっては、マイレージの獲得や特典利用など、アライアンス内でのスムーズなサービス享受も可能となります。

まとめ

SKが長年の空白を経てインド市場に再び進出する今回の動きは、地政学的にも経済的にもグローバルな航空ネットワークの再編成が進む中での象徴的な動きであり、今後の展開に注目が集まります。
 
デリー(DEL)ではなくBOMというのが興味深いところですが、A350が運用されるようになったら搭乗してみたいです。

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