GHAのカペラホテルグループは、アジア太平洋地域での展開を加速させています。
　
その成長には、台北、マカオ、京都の新たな施設に加え、大阪での「パティーナ大阪」も含まれています。以下、各施設の特徴とグループのビジョンについて紹介します。
　
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。

ホテルの展開

台北のカペラホテルは、2025年第1四半期に敦化北路沿いで開業予定です。
　
この86室のホテルは、デザイナーのアンドレ・フー氏が手掛け、「モダンな邸宅」をコンセプトとしています。
　
松山区に位置し、都市の喧騒を離れた静かな空間を提供します。
　
フー氏独特の「リラックスしたラグジュアリー」美学が全体に反映され、床から天井までの大きな窓からは台北101や遠くの山々が一望できます。
　
また、5つのユニークなダイニング施設を通じて、豊かな食の体験を提供します。
　
マカオのギャラクシーマカオ内のカペラホテルは、2025年第2四半期に開業予定です。
　
このホテルは、93室のアートに彩られた客室を備え、マカオの伝統を尊重したデザインが特徴です。
　
光が差し込む「スカイヴィラ」やスイートルームは、新しい形のラグジュアリーを提供し、訪れる人々に驚きと感動を与えることでしょう。
　
大阪のパティーナホテルも2025年第2四半期にオープン予定です(オーナーはNTT都市開発)。
　
この221室のホテルは、水からインスピレーションを得たデザインが特徴で、大阪城の向かい、難波宮跡公園の隣に位置しています。
　
20階にあるロビーからは、大阪城の絶景を楽しむことができます。また、四季の移ろいをテーマにしたシグネチャーレストラン「P72」や、リスニングルーム「The Listening Room by OJAS」といった独自の施設も魅力です。
　
京都のカペラホテルは、2024年第4四半期に開業予定で、歴史ある宮川町地区に位置する89室のホテルです。この地域の文化的遺産に着想を得たデザインが特徴で、親しみやすい規模感が魅力です。
　
これらの新規オープンによって、カペラホテルグループは現在の8施設から2025年末までに12施設へと拡大する予定です。
　
また、2030年までにポートフォリオを倍増させる計画も発表しています。
　
今後のプロジェクトには、ソウルでのブランド付き住宅開発や、サウジアラビアのリヤド、中国の天津での新ホテルが含まれます。
　
さらに、カペラホテルグループはデザインだけでなく革新にも注力しています。
　
その一環として、デジタル決済ソリューションの導入が進められており、シンガポールの旗艦施設やモルディブのパティーナリゾートでは仮想通貨の支払いを受け入れています。

まとめ

このように、カペラホテルグループは地域の文化や自然を尊重しながら、革新を追求する姿勢を貫いています。これからの成長がますます期待されます。
　
台湾のカペラは、一度宿泊してみたいです。
　
台湾にアコーがなくなってしまったので、代わりのホテルを探し中です。