マリオットは、アパートメントタイプの宿泊施設に進出し、
　
アパートメント・バイ・マリオット・ボンボイ(Apartments By Marriott Bonvoy)
　
を発表しました。
　
マリオットはすでに、アジア、ヨーロッパ、中東、アフリカ、ラテンアメリカでサービスアパートメントブランド
　
マリオット・エグゼクティブ・アパートメント
　
がありますが、このブランドとはちょっと異なるようです。
　
2022年11月現在で分かっていることをお伝えします。
　
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
[toc]

ホテルコンセプト

Apartments by Marriott Bonvoyのコンセプトについてわかっていることは次のとおりです。
　
・このアパートメントは、既存の長期滞在型ブランドとは一線を画し、高級志向のセグメントで導入される予定
・地域性を反映した個性的なデザインのアパートメント
・各アパートメントには独立したリビングルームとベッドルーム、フルキッチン、洗濯機と乾燥機を備え、ベッドルームが1〜3つ設置される予定
　
マリオットの既存の長期滞在型ブランドとは異なり、これらのアパートメントでは、飲食、会議室、小売店などの従来のホテルサービスは提供されません。
　
滞在型ホテルの高級ブランド版、と言うイメージですね。
　
他のホテルチェーンにも滞在型のホテルブランドはありますが(ハイアットで言うハイアットハウス、IHGで言うStaybridge Suitesに相当するイメージ)、高級という要素を加味したブランドはないように思います。
　
Apartments by Marriott Bonvoyは、主にアメリカとカナダに焦点を当て、既存ホテルのリノベーションではなく新しく開発する物件になる予定です。
　
Apartments by Marriott Bonvoyはマリオットが直接管理するもので、それなりにポイントを貯めたり交換したり、他のホームシェアリングサービスでは手に入らないものを実際に利用することができそうです。
　
このコンセプトがデベロッパー・運営会社の間でどのように受け入れられるでしょうか。
　
あまり例がないコンセプトですが、これからどんどん広がっていくのかもしれません。

まとめ

Apartments by Marriott Bonvoyは、マリオットの最新のコンセプトです。
　
高級アパートを購入・または賃貸することでマリオットのポイントが貯まったり、貯まったポイントを家賃の支払いに充てる、とかそういった感じのことができるようになるかもしれません。
　
マリオットは、ポイントを通じて「マリオット経済圏」を目指しているんでしょうかね。