幼児を膝の上に乗せて飛行機に乗る場合の注意点

多くの航空会社では、2歳未満の子どもを「ラップインファント」として同伴することが可能です。
これにかかる費用は無料のこともあれば、条件によっては数十万円になることもあります。
ただし、安全性の観点から膝上ではなく座席を確保する選択をする親も多く、これは家庭によって判断が分かれます。
幼児を伴って旅をする際に、お得に特典航空券を手配する方法に焦点を当てます。
幼児にも航空券は必要?
年齢にかかわらず、すべての搭乗者に航空券は必要です。
2歳の誕生日を迎える前であれば、多くの航空会社で膝の上に乗せての搭乗が認められていますが、それでも「幼児用の航空券」が必要です。
注意点として、旅行の途中でお子様が2歳になる場合(例えば往路と復路の間に誕生日がある場合)、多くの航空会社では全旅程を通じて座席を確保した有償航空券を求められることがあります。
ただし、これには例外があり、特定の航空会社では柔軟な対応をしています。
通常、幼児には受託手荷物の無料枠が与えられないことがほとんどです。
ただし、多くの航空会社ではチャイルドシートやベビーカー、搾乳機などの医療器具は無料で預けられ、手荷物枠にもカウントされません。
念のため、各航空会社の方針を事前に確認しておきましょう。
アメリカ国内線の場合、2歳未満の子どもは無料で同伴可能です。
事前に登録しておくこともできますが、多くの場合、空港のチェックイン時に追加することも可能です。
多くの航空会社は大人の運賃の10%を請求
国際線の場合、多くの航空会社は膝上幼児に対して大人の通常運賃(有償航空券)の10%を請求します。
これは大人がマイレージで特典航空券を利用していても同様です。
例えば、アメリカン航空(AA)のマイレージでビジネスクラス特典航空券を予約した場合でも、幼児を追加するには実際の有償ビジネスクラス運賃の10%を支払う必要があります。
片道数十万円するような場合、幼児料金も数万円になることがあります。
また、提携航空会社の特典航空券には幼児を追加できない場合もあるため、特典で予約発券する前に対象の航空会社へ直接確認した方が良いでしょう。
幼児料金は「発券する航空会社」のルールが適用される
特典航空券を発券した航空会社によって、同じ便でも幼児料金が大きく変わることがあります。
例:
* AA : 有償運賃の10%
* BA : 大人に必要なAviosの10%
同じBA便を、
・AAのマイレージで発券すると、例えばUSD2,000の10% = 約USD200の幼児料金が必要
・BAのAviosで発券すると、80,000Avios+USD375の航空券に対して、幼児分は8,000Avios + USD36
どの航空会社を通じて予約するかによって、幼児料金は大きく異なります。
まとめ
自分もかつて、子どもが2歳未満の時に一緒にSFC修行をしていました。
BAのAviosにはだいぶ助けられましたが今は昔。
幼児と旅をする場合も、工夫してお得に行きたいですね。