アラスカ航空(AS)のワンワールド加盟について氣になること
2021年3月、アラスカ航空(AS)がワンワールドに加盟しました。
今までは独自に提携していた航空会社のいくつかは、ワンワールドメンバーでしたが、その他の航空会社との提携はどうなるのか?など、ワンワールド加盟に伴い何が変わるのか、変わらないのかを少し調べてみました。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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いつアラスカ航空(AS)のマイレージでワンワールドメンバーのフライトを予約できるのか
2021年4月現在、ASマイレージを利用して特典航空券を予約できる航空会社は、ワンワールドメンバーの一部(以前からASと独自に提携を行っていた航空会社)に限られています。
・ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)
・キャセイパシフィック航空(CX)
・フィンエアー(AY)
・日本航空(JL)
・カンタス航空(QF)
また、ASはフィジー航空(FJ)とも提携しています。
つまりASは、ワンワールド加盟航空会社13社のうち半数近くと提携しており、今すぐでも特典航空券を予約することができます。
一説によると、すべてのワンワールドメンバーの予約ができるのは2021年夏頃と言われていますが、それまでにシステム改修が終わるかなぁ・・・と、個人的には懐疑的です。
なんだかんだで、予約ができるようになるのは2022年以降ですかね。
必要マイレージ数チャートはできるのか?
2021年4月現在、ASのマイレージを利用して提携航空会社のフライトを予約する場合すべてを網羅しているわけではなく、航空会社ごとに統一されているわけでもありません。
その代わり、このページで出発地と到着地を選択すると、提携航空会社の個別の必要マイレージ数が表示されます。
場合によっては、チャートがないこともあります。
ある提携航空会社が運航している路線であっても、チャートがない場合は特典を予約することはできません。
例えば、エミレーツ航空(EK)がASマイレージで予約できるのはカナダ、アメリカ、メキシコとアジアの一部のみです。
今のところすべてのワンワールドメンバーのマイレージ予約がいつになるかはわかりませんが、特典に変更が生じる場合は、少なくとも90日前に通知するそうです。
ASは予告なしの改悪を平氣で行う航空会社で有名でしたが、ワンワールドに加盟してちょっとお行儀が良くなるかもしれませんね 😛
寛容なストップオーバーはどうなるのか?
ASのマイレージ予約の魅力の一つに、片道の特典航空券でも無料でストップオーバーができる点が挙げられます。
どの航空会社が特典航空券でストップオーバーを許容しているのか
既に日本航空(JL)フライトにおけるアジア内のストップオーバーは許されなくなってしまいましたが、これが変更されるかどうかは結構重要ですね。
現時点では特典航空券のルールには変更を加える予定はないらしいので、この特典が残ることを願っています。
複数航空会社の組み合わせ予約はどうなるのか?
現在のASの特典航空券ルールにおいては、マイレージで予約する際の提携航空会社は1社に限定されています。
(アメリカ国内でASの乗り継ぎ便を含める場合を除く)
そのため、アメリカから日本航空(JL)で成田(NRT)に行き、キャセイパシフィック航空で香港(HKG)へ乗り継ぐことはできません。
2021年4月時点では、ワンワールドの特典が完全に利用できるようになったときにこれが変わるかどうかは不明ですが、ワンワールド他社は問題なく行っているので、恐らく複数社の組み合わせの旅程は予約できるようになるでしょう。
ワンワールド以外の提携航空会社との提携はどうなるのか?
ASマイレージはアライアンスを問わず、幅広い提携先があるのでとても魅力的です。
では、ワンワールドに加盟後、ワンワールド以外の提携航空会社との関係はどうなるのでしょうか?
2021年4月現在は、特定の提携航空会社との提携解消はありません。
ですが、将来的に変更がないことを意味するものではありません。
とりあえず、今のところは現状維持です。
まとめ
もともととても有用だったASマイレージなので、ワンワールド加盟で更に利便性が上がると個人的には期待しています。
もちろん現在、
・ASフライトをワンワールドメンバーのマイレージプログラムに加算
・ワンワールドメンバーのフライトをASマイレージに加算
は可能です。
これからASマイレージでワンワールドメンバーフライトが予約できるようになって、必要マイレージ数がどのくらいになるのか、楽しみですね 🙂
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