ルフトハンザ・ドイツ航空(LH)のアレグリスが日本にやってきました

ルフトハンザ・ドイツ航空(LH)は、長距離線向けの新たなプレミアムプロダクト「アレグリス(Allegris)」を搭載したエアバスA350-900型機を導入し、2025/10/27よりミュンヘン(MUC) – 羽田(HND)線で運航を開始しました。
この機材には、ファーストクラス・スイートをはじめ、リニューアルされたプレミアムエコノミーおよびエコノミークラスなど、全クラスで新設計の「アレグリス」キャビンが導入されています。これにより、日本路線の快適性とサービス水準が大幅に向上しました。
A350-900の特長である高い燃費効率と静粛性も兼ね備えており、環境性能の面でも優れています。
アレグリスとは
アレグリスは、LHが約10年ぶりに全面刷新した長距離線向けキャビン・コンセプトで、2023年に発表された新世代の機内プロダクトです。
LHはこれを「全ての座席クラスで新しいレベルの快適性を提供する次世代機内体験」と位置づけています。
ファーストクラス Allegris First Class Suite
* 完全にドアで仕切られたスイートタイプ
* 座席はベッドにフルフラット化でき、ダブルベッド仕様の「Suite Plus」もあり、2人で利用可能
* 大型モニター、個人用ワードローブ、温度調節可能な座席などを備えた「空のプライベートルーム」
* 機内食はレストランスタイルのフルサービス
ビジネスクラス Allegris Business Class
* 7種類の異なる座席タイプを設定(エクストラロングベッド、シングルシート、ダブルシートなど)
* 全席が直接通路アクセス可能
* 大型スクリーン、高いプライバシー、ワイヤレス充電などの最新機能
プレミアムエコノミー Allegris Premium Economy
* シートが固定式シェル構造リクライニングしても後ろの人に影響しない
* 座席幅と足元のスペースが大幅に拡大
* 大画面エンターテインメントディスプレイと充電ポート完備
エコノミークラス Allegris Economy
* シートクッションが改良され、長距離でも疲れにくい設計
* 一部区画では「スリーパーズ・ロウ(Sleepers Row 2.0)」を導入し、3席分をフラットにして横になれるオプションを提供
アレグリスは、LHが「ヨーロッパで最も高品質なフルサービスキャリア」であり続けるための中核施策です。
よりパーソナライズされた快適性とデザイン性、そして持続可能性を重視した製品設計によって、ビジネス客・観光客の両方に訴求しています。
HND線のLH714便は、
MUC 12:45発 HND翌日 午前 9:05着
の運航スケジュールです。
まとめ
LHは、この次世代プロダクトをヨーロッパとアジアを結ぶ主要路線に投入することで、MUC拠点の国際ハブとしての地位をさらに強化し、日本とヨーロッパを結ぶプレミアム旅客サービスを一段と高めています。
MUCはつい先日体験してきましたが、ファーストクラスラウンジが綺麗になっていました。
アレグリスではないですが、A380のファーストクラスレビューはこちらです。



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