ルフトハンザ・ドイツ航空(LH)のプレミアム手荷物サービス

ルフトハンザ・ドイツ航空(LH)は、荷物の集荷とチェックインを代行する「プレミアム手荷物サービス」を、これまでのフランクフルトに加え、新たにケルンおよびボン周辺地域にも拡大しました。
このサービスは、提携先のAirPortr社との連携により、2025年2月からフランクフルト空港(FRA)発の乗客向けに導入されたもので、今回の拡大によりさらに多くの旅行者が利用可能になります。
サービス概要
これまで対象だったのは、フランクフルト、マンハイム、ハイデルベルク、ハーナウ、アシャッフェンブルク、ヴィースバーデン、マインツ、ダルムシュタット、ベンスハイムなどの都市でしたが、新たにケルン、ジークブルク/ボン、レーバークーゼン、ヒュルト、ブリュールといったエリアも対象に加わりました。
これにより、ケルン駅などから鉄道でフランクフルト空港へ向かう乗客も、出発前に自宅などで荷物を預けることが可能になります。
荷物は指定した場所と時間にスタッフが集荷し、空港でのチェックインまで代行されます。
利用者には個別の追跡リンクとデジタル荷物タグのレシートが発行され、旅先の到着地で荷物を受け取るだけという手軽さが魅力です。
このサービスはLHの公式サイトから、出発の最大36時間前までに予約が可能です。
料金は地域や時間帯によって異なりますが、中央地域であれば2個の荷物でEUR25〜35程度から利用できます。
さらにルフトハンザ・グループは、ミュンヘン空港(MUC)における地上業務を担当するSwissport Losch GmbH & Co. KGの全株式を取得する計画も発表しました。
この買収は、ライセンスの取得、商業契約の締結、独占禁止法当局の承認を条件として進められます。
この取り組みにより、MUCでの運航の安定性と信頼性が向上し、グループ全体のサービス品質強化につながると見られています。
買収後もSwissport Losch社の従業員は全員引き継がれ、既存の株主であるSwissport Cargo Services Deutschland社とLosch Airport Service München社は、今後の自社ハンドリング体制の構築に関して助言を続ける予定です。
まとめ
日本だとクレジットカードの付帯サービスとして付いてくることがありますが、こちらは航空会社を問わず利用可能。
一方でドイツのサービスはLHを利用する場合に限られれます(LHグループの他航空会社にも利用できるかは不明)。
荷物はできるだけ軽くして旅に出たいですね。