スイスインターナショナルエアラインズ(LX)の新しいシグネチャーカクテル

スイス インターナショナル エアラインズ(LX)は、ブランド初となるオリジナルカクテル「SWISS Alpine Essence(スイス・アルパイン・エッセンス)」を、間もなく機内ドリンクメニューに加える予定です。
どんなカクテルなのか
この新作カクテルは、次のように紹介されています。
SWISS Alpine Essenceは、ドライ・ホワイト・ベルモットとエルダーフラワー・シロップに、爽やかなミントリキュール、ホワイト・クレーム・ド・カカオ、柑橘系とハーブの香りをブレンドした一杯です。繊細で華やかなホワイト・ネグローニ風の仕上がりで、食前酒としても機内食と一緒にも最適な味わいです。
このカクテルは、スイスの自然の中で感じられるような“軽やかさ”と“アルプスの爽快感”を組み合わせた、まさに味覚の体験です。この一杯が世界中の空を飛ぶと考えると、とても誇らしく、特別な氣持ちになります。
このカクテルは、受賞歴のあるバーテンダーであるサラ・マドリッチ氏と、チューリッヒの有名レストランバー「IGNIV by Andreas Caminada」とのコラボレーションにより誕生しました。
提供スケジュールと対象クラス
2025年7月より、長距離路線のファーストクラスおよびビジネスクラスで提供がスタート。
* ビジネスクラスでは機内サービス中に提供
* ファーストクラスでは出発前のウェルカムドリンクとしても選択可能
2025年9月からは、短距離路線でも「バイ・オン・ボード(Buy on Board)」メニューに追加され、エコノミークラスの乗客も有料で楽しめるようになります。
この取り組みは、単なる機内サービスの一新にとどまらず、スイスの自然や文化を表現した”飲む体験”を通じて、乗客により深いブランド体験を提供しようというLXの姿勢が表れています。
ラグジュアリーな空の旅に、地元発のオリジナルカクテルが加わることで、スイスらしさをより一層感じられる旅が期待できそうです。
航空会社が独自のドリンクを導入すると、やはり旅の楽しさが一段と増します。
個人的に、アルコールかノンアルコールかを問わず、航空会社が「シグネチャードリンク」を提供する取り組みがとても好きです。
例えば、キャセイパシフィック航空(CX)の「キャセイディライト」や、日本航空(JL)の「スカイタイム」など、各社が自国の文化や個性を表現しようとする工夫には好感が持てます。
LOTポーランド航空(LO)のオリジナルホットチョコレートも良いですね。
今回のLXによる新カクテルの導入も、スイスらしさを表現したユニークな試みで、ブランドの魅力向上に一役買うことでしょう。
特にカクテルは、プレミアムキャビンでの体験価値を簡単に引き上げられるジャンルのひとつです。
例えば、エミレーツ航空(EK)は機内バーや豊富なドリンクメニューでこの分野をしっかり押さえており、他社とは一線を画しています。
あらかじめ調合されたカクテルを用意するだけでも、乗客に特別感を与えることができるのです。
まとめ
LXが2025年7月より長距離路線のプレミアムキャビン向けに提供するシグネチャーカクテル「SWISS Alpine Essence(スイス・アルパイン・エッセンス)」を楽しみにしていす。
このカクテルは、ホワイト・ネグローニをベースに、スイスアルプスの自然をイメージした爽やかな風味が特徴です。
以前搭乗したLXファーストクラスで体験したスイスワインと共に、またLXに搭乗する理由ができました 🙂