アシアナ航空(OZ)のソウル仁川(ICN)ターミナルが変更になります

アシアナ航空(OZ)は、2026/1/14から、仁川国際空港(IC)での運航ターミナルを第1ターミナルから第2ターミナルへ移すことを正式に発表しました。
この第2ターミナルは2018年に開業し、これまで大韓航空(KE)やスカイチーム加盟航空会社の拠点として使用されてきました。
KEとの統合が進む中での移転
OZとKEの統合が進行中であることを踏まえると、両社が同じターミナルに集約されるのは自然な流れといえます。
この移転により、第1ターミナルの混雑が緩和されることも期待されています。
ただし、統合手続き自体は非常に慎重に進められており、競争当局による市場監視や運賃への影響分析などのために、計画全体がゆっくりとしたペースで進行しているのが現状です。
OZからの案内内容
OZの公式発表によると、次のような運用変更が行われます。
移転日 :
* 2026/1/13 23:59までに出発/到着する便 -> 第1ターミナル利用
* 2026/1/14 0:00以降に出発/到着する便 -> 第2ターミナル利用
チェックインカウンター :
* 第2ターミナル G〜J カウンター
注意事項 :
コードシェア便や他社運航便を利用する場合は、実際の運航会社の案内を確認する必要があります。
スターアライアンス利用者への影響
今回のターミナル移転により、OZと同じスターアライアンス加盟航空会社との乗り継ぎが別ターミナル間で必要になります。
これまでは同一ターミナル内でスムーズに接続できていた路線も、今後はT1 <-> T2の移動が必要になるため、所要時間が増えることになります。
ICN公式サイトでは、制限区域内外での乗り継ぎ方法が案内されています。
まとめ
OZの第2ターミナル移転は、OZがスターアライアンスを離脱する準備段階である可能性を示唆しているとも言われています。
KEはすでに「OZブランドは存続させるものの、スターアライアンス加盟は維持しない見込み」と発言しており、今回の移転はその流れを裏付ける動きとも考えられます。
なお、OZは2025年11月現在、第1ターミナルでプレミアムチェックインや専用出入国手続きを提供しています。
移転後も同様の上級サービスが第2ターミナルで維持されるんでしょうか。
また、OZのラウンジ跡地がどうなるかも、氣になるところではあります。
第1ターミナルは慢性的な混雑が指摘されてきました。
OZの移転によって混雑緩和が期待される一方で、第2ターミナルに韓国の2大キャリアが集中することで、新たな混雑や手続き遅延が発生する懸念もあります。
実際に運用が始まってどうなるか、チェックをしに行かなければいけないですね。
2026年2月にKEかOZを利用する予定があるのでICNに行きます。
その際、どんな感じになっているかな。



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