カンタス航空(QF)の新しいエアバス A350機材シート。ファーストクラスも

カンタス航空(QF)は、オーストラリアからニューヨークおよびロンドンへの直行便を運航する予定のA350機材のシートを公開しました。
どんなシート・コンセプトなのか、お伝えします。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
QFの新しい機材
新しいA350機材のシートは、オーストラリアのCaon Design社と航空専門家、シドニー大学チャールズ・パーキンス・センターの科学者チームが共同で開発したこのビジネスクラスの座席は、2メートルのベッドになり、スライド式のプライバシードア、18インチのタッチスクリーン・テレビ、クッション付きのレザー・オットマン、大きな鏡、機能照明、大きなダイニングテーブル、たっぷりの収納などが備わっています。
一方、ファーストスイートは、ミニブティックホテルの一室にいるような感覚となるようにデザインされており、とても幅の広いベッド、独立したリクライニングチェア、ワードローブ、2人用ダイニングテーブル、32インチのテレビスクリーンが設置されています。
(トップの画像をご参照ください)
ビジネスクラス、ファーストクラスともに全席が直接通路にアクセスできるようになり、ファーストクラスのスイートルームは1-1-1の配置で6席、ビジネスクラスのスイートルームは1-2-1の配置で52席となります。
こちらがビジネスクラスの座席デザイン。
また、Viasat社と提携した高速で無料のWiFiや、IFEシステムにヘッドフォンを接続できるBluetooth接続も用意されています。
エコノミーとプレミアムエコノミーのシートデザインは、今後数カ月のうちに発表される予定です。
QFは2022年、「プロジェクト・サンライズ」の一環として、12機のエアバス A350の発注を決定しました。
2025年後半からロンドンとニューヨークへの超長距離直行便を就航させる計画です。
QFが保有する12機のA350は、既存のエアバスが提供する300席超のシートに対し、238席で構成される予定です。
デザインを担当したデビッド・カオンは、5年前から機内デザインに取り組んできたとし、「すべてのデザインとサービスの要素が連動し、機内の快適性、利便性、健康状態を大幅に改善し、昔からの課題である時差ぼけを最小限に抑えるのに役立つ」と述べています。
まとめ
QFは国内外のラウンジネットワークに1億ドルを投資する計画を発表し、ヒースロー空港(LHR)ターミナル3の新しいファーストクラス施設や、今年4月の香港のラウンジのサプライズリニューアルオープンを発表しました。
QFのパース(PER)からロンドン(LHR)への直行便が非常に好評であることを踏まえ、オーストラリアと世界の国々をより簡単に結ぶことができるよう、今後も努力していくそうです。
だいぶA350機材にファーストクラスシートが展開されるようになってきましたね。
エールフランス航空(AF)も展開予定、さらに日本航空(JL)も発表をしました。
大好きなA350のファーストクラス、自分が最初に搭乗するのはどの航空会社になるのか?
今からとても楽しみにしています 🙂
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