ワンワールド加盟のカタール航空(QR)が、スカイチームの厦門航空(MF)と新たにフリークエントフライヤー分野で提携したことを発表しました。
　
これにより、QRの会員プログラム「Privilege Club」の会員は、厦門航空(MF)が運航する便でAviosの獲得および利用が可能となります。
　
厦門航空側のプログラムでも同様の取り扱いが行われると見られます。

提携概要

2025年10月時点では、カタール航空の公式サイト上に表示されている情報はまだ多くなく、Aviosの積算率など詳細な条件は公開待ちの状態です。
　
また、Aviosはブリティッシュ・エアウェイズ(BA)を経由してフィンエアー(AY)やイベリア航空(IB)、QR間で無料で移行できるため、これらいずれのプログラムで保有しているAviosでも、QRを通じてMF便に利用できる点は大きな利点です。
　
MFの中東便は
　
厦門(XMN) – ドーハ(DOH)
　
のみですが、ほぼワンワールドで独占されているDOH発のフライトでスカイチームのフライトがあるのは貴重。
　
また、MFのヨーロッパ路線である
　
・アムステルダム(AMS)
・パリ(CDG)
　
がAviosで予約できるようになると、Aviosでロシア上空を通ることのできる路線が予約できることになりとても価値が上がると思っています。
(予約できれば、の話ですが)
　
また、MFがQRとのコードシェア提携を拡大し、DOH – サンパウロ(GRU)路線が対象になりました。
　
QR779/MF6227 DOH0150 – 1040GRU 777
QR773/MF6225 DOH0825 – 1715GRU 351
QR785/MF6231 DOH2350 – 0840+1GRU 777
QR785/MF6231 DOH2355 – 0845+1GRU 777

QR774/MF6226 GRU0110 – 2125DOH 351
QR774/MF6226 GRU0155 – 2210DOH 351
QR786/MF6232 GRU1015 – 0630+1DOH 777
QR780/MF6228 GRU2020 – 1635+1DOH 777

まとめ

Aviosを貯めたり使ったりできる提携先が増えるのは利用者にとって歓迎すべきことです。
　
今後、提携内容の詳細が明らかになることに期待したいところですね。
　
それまでは、以前に搭乗したMFビジネスクラスの動画を見てMF長距離線がどんな感じなのか予習をしておいてください 🙂