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[2023年3月最新版] ヴァージン・アトランティック航空(VS)のスカイチーム加盟で知っておくべきこと

[2023年3月最新版] ヴァージン・アトランティック航空(VS)のスカイチーム加盟で知っておくべきこと

2023年3月、ヴァージン・アトランティック航空(VS)がスカイチームに加盟しました。

すでにスカイチーム加盟航空会社のデルタ航空(DL)およびエールフランス航空(AF)、KLMオランダ航空(KL)とジョイントベンチャーを展開していましたが、新たにスカイチームメンバーも提携航空会社となりました。
 
VSがスカイチームに加盟したことで、フライト中にマイルを獲得・交換する機会が増え、世界的に愛される航空会社の象徴的な旅行体験をお楽しみいただけるようになります。

VSのスカイチーム加盟について、知っておくべきことをいくつか紹介します。
 
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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スカイチームメンバーのフライトでVSポイントが貯まる

これからは、以下の航空会社でVSのポイントやティアポイントを獲得することができます。
 
・アルゼンチン航空(AR)
・アエロメヒコ(AM)
・エア・ヨーロッパ(UX)
・チャイナエアライン(CI)
・チェコ航空(OK)
・ガルーダ・インドネシア航空(GA)
・ITAエアウェイズ(AZ)
・ケニア航空(KQ)
・大韓航空(KE)
・ミドルイースト航空(ME)
・サウディア(SV)
・タロム航空(RO)
・ベトナム航空(VN)
・廈門航空(MF)
 
すでにVSポイントやティアポイントを獲得できるデルタ航空(DL)、エールフランス航空(AF)、KLMオランダ航空(KL)に加えての話です。
 
Flying Blueで加算することのできないAZが、VSなら加算できるというのが大きいですね。
 
VSでは、各航空会社ごとに異なるポイント獲得テーブルを用意していますが、ディスカウントエコノミーでは搭乗マイルの25%から、正規運賃エコノミーでは175%まで獲得できます。
 
プレミアムエコノミーでは100%から150%のマイルを獲得できます(現在このクラスを提供している提携航空会社は、AR、AM、CI、AZ、VN)。
 
ビジネスクラス運賃は、搭乗したマイルの100%~175%、ファーストクラスは150%~250%のポイントを獲得できます(ファーストクラスを提供している提携航空会社は、GA、JE、SV、MF)。
 
Tierポイントの獲得も航空会社によって異なりますが、飛行距離が2,000マイル未満と2,000マイル以上のフライトで分かれています。
 
唯一、中国東方航空(MU)だけが遅れて、7月からVSポイントやティアポイントを獲得することができます。

ファーストクラスの特典航空券予約はできない

新しい特典チャートにはファーストクラスが含まれていません。
 
つまり、ファーストクラスを提供しているスカイチームの提携航空会社に対しては、VSポイントを利用してのファーストクラス特典予約ができません。
 
AFもファーストクラスを提供していますが、特典航空券予約はFlying Blueのプラチナ会員のみに限定されています。

LHRのクラブハウス利用は結構複雑

スカイチームメンバーの上級会員がヒースロー空港でどのような扱いを受けるか、氣になるところです。
 
理論的には、VSまたはスカイチーム加盟航空会社のエコノミーまたはプレミアムエコノミーを利用する場合、VSのクラブハウスへの入場が許可されるはずです。

ですが、多くの乗客がクラブハウスを利用することになれば、クラブハウスが混雑する恐れがあります。
 
そこでVSは、ステータスレベル、航空会社プログラム、搭乗クラスに関係なく、短距離路線の乗客のクラブハウスへの入場を拒否することを決定しました。

まず、VS、DL、AMのビジネスクラス搭乗客は、問題なくクラブハウスに入場できます。
 
VSのエコノミークラスまたはプレミアムクラスを利用するVSゴールド会員は、これまで通りラウンジにアクセスできます。
 
VS、DLのエコノミークラス・プレミアムエコノミー搭乗客は、VSゴールドまたはDLプラチナメダリオン以上であればクラブハウスに入場できます。
 
Flying Blueプラチナ会員は、VSまたはDLに搭乗する場合キャビンクラスを問わずクラブハウスに入場できます。
 
VS、DL、AMに搭乗する場合どのクラスでも、その他のスカイチームエリート・プラス会員の方は、ターミナル3のクラブハウスをご利用いただけます。

まとめると、こんな感じです。

VS, DLフライト

・ビジネスクラス搭乗客 : 誰でも入室可
・エコノミークラス・プレミアムエコノミー搭乗客 : VSゴールド、DLプラチナメダリオン以上、Flying Blueプラチナ、その他航空会社のエリートプラス会員が入室可

AMフライト

・ビジネスクラス搭乗客 : 誰でも入室可
・エコノミークラス・プレミアムエコノミー搭乗客 : VSゴールド、その他航空会社のエリートプラス会員が入室可

その他のフライト

航空会社指定のラウンジ(No 1 TravellerラウンジまたはAspireラウンジ)へ入室可
 
という感じです。
 
 
なお、上記以外のスカイチーム・エリート・プラス会員はエコノミークラス・プレミアムエコノミー搭乗に搭乗する場合も、ターミナル3の航空会社指定のラウンジ(No.1 TravellerラウンジまたはAspireラウンジ)を利用することになります。
 
つまり、デルタアメックスカードでDLゴールドメダリオンになっている人は、エコノミークラス・プレミアムエコノミーに搭乗する場合にはクラブハウスを利用できない(No.1 TravellerラウンジまたはAspireラウンジへ追いやられる)ということですね。
 
何年も前、ほとんどのスカイチーム航空会社はヒースロー空港のターミナル4から運航していましたが現在は、ターミナル3と4に分かれています。
 
出発するターミナルにあるラウンジのみ利用できます。
 
イギリス以外のVSクラブハウスでは、スカイチームのエリート・プラス会員であれば、スカイチーム加盟航空会社のどのクラスに搭乗しても、これらのラウンジを利用することができます。
 
これは、スカイチームのパートナー会員が利用できるようにすることと、すべての搭乗客にとって快適なラウンジを維持することのバランスがとれているように思われます。

まとめ

VSがスカイチームに加盟するずっと前からVSゴールドステータスを維持してきた身としては、これからもスカイチームはVSステータスで・・・というわけではなく、Flying Blueで維持します。
 
自分の場合、保有しているFlying Blueプラチナステータスがあれば、VSフライトに搭乗する際はクラブハウスに入れますし、DLフライトは搭乗しないので関係なし、AMフライトもビジネスクラスに搭乗すれば良い、ということになります。
 
なのでVS修行は、少しおやすみです。

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