ベトナム航空(VN)の新しいヨーロッパ路線

ベトナム航空(VN)がデンマーク発着初の直行便を開設します。
2025/12/15よりコペンハーゲン(CPH) – ホーチミン(SGN)線が就航となります。
VNの新路線
ベトナム航空(VN)は、ヨーロッパで7路線目となる新規路線として、デンマークの首都コペンハーゲン(CPH)とホーチミン(SGN)を結ぶ直行便を2025年冬スケジュールから開設する計画です。
この新路線は、デンマークとベトナムを結ぶ初の直行便となり、週3便の運航を予定。
機材はボーイング B787-9型機(ドリームライナー)が使用され、最新のビジネスクラスシートやエンタメ設備を搭載します。
2024年には、およそ74,800人の旅客が、ドーハ、パリ、イスタンブールなどを経由してデンマークとベトナムを往来しました。
新たに直行便が就航することで、両国間の移動が格段に便利になり、経済交流のさらなる発展が期待されています。
デンマーク外務省によると、2023年の両国間の貿易総額は100億デンマーククローネ(約2,100億円)に達し、ベトナムはデンマークにとって第50位の貿易相手国となっています。
さらに、この新路線はスカイチーム・アライアンスの北欧における存在感を高める役割も担います。
スカンジナビア航空(SK)がスカイチームに加盟したことで、将来的にはベトナム航空とSAS間のコードシェア提携が実現する可能性もあります。
現時点では正式な提携はありませんが、今回の直行便はその第一歩となるかもしれません。
VNは、2025年7月に就航予定のハノイ(HAN) – ミラノ・マルペンサ(MXP)線に加えてCPH線を新たに加えることでヨーロッパ7都市への路線展開となります。
2025年6月現在の就航都市には、ロンドン・ヒースロー(LHR)、フランクフルト(FRA)、パリ・シャルル・ド・ゴール(CDG)、ミュンヘン(MUC)、モスクワ・シェレメーチエヴォ(SVO)が含まれます。
いずれもハノイ(HAN)から就航していますが、SGN単独での就航は初めて。
現在モスクワへ行くなら中国か中東の航空会社かターキッシュエアラインズ(TK)、そしてこのVNとなります。
まとめ
VNのビジネスクラスは、なんだかんだでまだ搭乗したことがありません。
また、デンマークも乗継をしたことがあるだけで市内に宿泊とかはしたことがありません。
(宿泊できるホテルチェーンが少ないというのが大きな理由)
そのうち、いずれも体験する修行をしたいと思います。