IHGは、2022年半ばにポイントプログラムを「IHG One Rewards」へ一新しました。
　
このプログラムの魅力のひとつは何と言ってもマイルストーンリワードです。
　
マイルストーンリワードの一つに飲食バウチャー特典がありますが、2022年のうちは全く利用できませんでした。
　
それがようやく使えるようになります。
　
特典利用についての詳細をお伝えします。
　
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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特典利用概要

飲食バウチャー特典はまず、アメリカとカナダの一部のIHGブランドで、利用できるようになりました。以下がその内容です。
　
飲食バウチャーは、客室料金に含まれる飲食代に充当できるクレジットです。
　
特に、対象となるホテルで客室に請求される次のような支払いに対して、飲食バウチャー特典を利用できます。
　
・ホテルのレストランでの食事
・客室内での食事
・ミニバー
・税金とチップ
　
ただし、自動販売機での購入、外部からの料理デリバリー、客室料金への請求ができないレストラン、ギフトショップ、マーケット、パントリー、ミニバーでの料金のうち税金分は、飲食バウチャー特典の対象外です。

飲食バウチャー特典の獲得方法

IHGに宿泊すると、マイルストーンリワードとして飲食バウチャー特典を獲得できます。
　
マイルストーンリワードは、20泊から100泊まで、各暦年のエリート資格対象宿泊10泊ごとに獲得できます。
　
マイルストーンリワードの選択肢は以下のように変化します。
　
・20泊 5,000ボーナスポイント、USD20ドルの飲食バウチャー特典2回、または確約スイートアップグレード1回
・30泊 5,000ボーナスポイントまたはUSD20の飲食バウチャー特典2回
・40泊 10,000ボーナスポイント、USD20ドルの飲食バウチャー特典5回、スイートへのアップグレード(1回のみ)、またはラウンジの年間アクセス権のうち2つを選択
・50泊 10,000ボーナスポイントまたはUSD20の飲食バウチャー特典5回
・60泊 10,000ボーナスポイントまたはUSD20の飲食バウチャー特典5回
・70泊 10,000ボーナスポイント、USD20ドルの飲食バウチャー特典5回、スイートルームへのアップグレード2回(1回のみ)またはラウンジの年間アクセス権のうち2つを選択
・80泊 10,000ボーナスポイントまたはUSD20の飲食バウチャー特典5回
・90泊 10,000ボーナスポイントまたはUSD20の飲食バウチャー特典5回
・100泊 10,000ボーナスポイントまたはUSD20ドルの飲食バウチャー特典5回
　
　
このように、各マイルストーンで飲食バウチャー特典を選択することができます。
　
飲食バウチャー特典の有効期限は通常、マイルストーンリワードとして選択されてから12ヶ月ですが、IHGは2022年に選択されたすべての飲食バウチャー特典を2023年末まで延長しています。

飲食バウチャー特典の利用方法

2023/2/6現在、アメリカとカナダの以下のホテルブランドで飲食バウチャー特典を利用できるようになりました。
　
・インターコンチネンタルホテルズ＆リゾーツ
・キンプトンホテルズアンドレストランズ
・ホテル・インディゴ
・ボコ・ホテル
・イーブン・ホテルズ
・クラウンプラザ ホテルズ アンド リゾーツ
　
飲食バウチャー特典は、IHGアプリを開き、アプリで飲食バウチャーを利用すると、チェックアウトの際にその金額が引かれた形で請求となります。
　
なお、滞在中に飲食バウチャー特典を使用する場合は、チェックアウト前に交換する必要があります。

まとめ

今回はアメリカとカナダのみですが、そのうち世界中のIHGで飲食バウチャーが利用できるようになるでしょう。
　
飲食バウチャーを複数回交換したい場合は確認が必要ですが、交換手続きそのものは簡単です。
　
このバウチャーに加えてインターコンチネンタルアンバサダーのUSD20相当の飲食バウチャーも利用できるようになれば、コストを抑えてホテル内で食事をすることも可能ですね。
　
自分が飲食バウチャー特典を獲得する可能性は低いですが、年間のラウンジアクセス特典はとても価値のあるものだと思います。
　
インターコンチネンタルのラウンジは(少なくとも日本国内は)とても秀逸です。
　
これからも世界のインターコンチネンタルを体験してみたいと思います。