アコーとパリ・サンジェルマン(PSG)のPVに出演させていただきました!

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サウディア(SV)の以遠権フライト

サウディア(SV)の以遠権フライト

2025年3月末、サウジアラビアのフラッグキャリアであるサウディア(SV)は、ジェッダ(JED)とバリ(DPS)を結ぶ路線を開設しました。
 
往復ともにシンガポール(SIN)経由で運航され、週3便、ボーイング787(ビジネスクラス24席フルフラット)での提供です。
 
2025年8月からは同区間単独での販売も開始され、フルフラットシートを備えたビジネスクラス、加えて手頃なエコノミー運賃が選べるようになりました(ただし出発時刻はやや不便、そして機内ではアルコール提供なし)。

運航スケジュール

SIN – CGK間は週3回、夕方出発で到着は20時過ぎと比較的便利。
 
一方、復路は深夜到着が多く、SIN着が午前1時前後~2時過ぎとなる便もありますが、バリ滞在時間を最大限に取れるのは利点です。

ビジネスクラス

SVの787ビジネスクラスは、コリンズ・エアロスペース製スーパーダイヤモンドシートを採用した1-2-1逆ヘリンボーン配置。
 
17インチHDモニター、AC電源やUSB-A、Wi-Fi完備で、フルフラットにもなります。2時間半のフライトではベッド利用は不要かもしれません。

ラウンジ

SINではターミナル3発着で、ビジネスクラス客はSATSプレミアラウンジを利用可能。
 
DPSではガルーダ・インドネシア航空(GA)のラウンジが指定されています。
 
いずれも標準的な内容です。

アルコール提供なし

SVは”ドライ”な航空会社で、ビジネスクラスを含め全ての便でアルコール飲料を提供していません。
 
シャンパンやワインを楽しむのがフライトの醍醐味という人には大きなマイナスですが、SIN – DPSの短距離では大きな問題と感じない人も多いでしょう。
 
ソフトドリンクやアラビックコーヒー・紅茶などは豊富に用意されています。

運賃

2025年10月の往復運賃は、エコノミーでJPY30,000、ビジネスクラスでJPY120,000と比較的競争力のある価格帯。
 
ただし、ビジネスクラスは同じ以遠権フライトを持つKLMオランダ航空(KL)より高くなる日もあります。

特典航空券

Flying Blueで特典発券可能ですが、片道ビジネスクラス33,500マイル、エコノミー15,000マイルとお得感は薄く、燃油・諸税もやや高め。
 
現金運賃での購入の方が現実的でしょう。

まとめ

SIN – DPSにおいて、SVの新規参入はサプライを拡大し、SQ・KLに次ぐ3つ目のフルフラット・ビジネスクラスの選択肢を提供します。
 
運航頻度や深夜便、そしてアルコール提供の有無で好みは分かれるものの、競争を生む存在として利用価値は十分。
 
特に手頃なエコノミー運賃は魅力で、シンガポール発の旅行者にとって新しい選択肢となるでしょう。

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