12月 22, 2025
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オマーンエア(WY)の新しいヨーロッパ路線

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オマーンエア(WY)が新たにヨーロッパ路線を開設しましたが、近年でも特に興味深い以遠権フライトになっています。
 

マスカット(MCT) – バグダッド(BGW) – コペンハーゲン(CPH)線を新設

2025/12/16よりWYは、
 
マスカット(MCT) – バグダッド(BGW) – コペンハーゲン(CPH)を結ぶ新路線を週2往復で運航します。
 
運航スケジュールは以下の通りです。
 
*WY425
 MCT 13:00 発 -> BGW 14:55 着
 BGW 15:55 発 -> CPH 19:25 着

*WY426
 CPH 20:25 発 -> BGW 翌03:25 着
 BGW 04:25 発 -> MCT 08:00 着

以遠権区間としての運航

MCT – BGW間は約1,082マイルで、所要時間は西行き約2時間55分、東行き約2時間35分。
 
一方、BGW – CPH間は約2,161マイルで、西行き約5時間30分、東行き約5時間となっています。
 
特に注目すべきなのは、BGW – CPH区間が以遠権として販売される点です。
 
WYは、この路線を両都市への新規就航として位置づけています。
 
MCT – CPHの通し移動では、東行きで約9時間25分、西行きで約8時間35分です。

機材と背景戦略

この路線にはボーイング B737 MAX8が投入され、座席数は162席。内訳は、ビジネスクラスがリクライニングシート12席、エコノミークラスが150席となっています。
 
WYは2024年に事業再編を開始しており、収益性重視の方針のもと、A330型機を全廃するなどワイドボディ機を大幅に削減しました。
 
その結果、本来は大型機が投入されがちな市場でも、737型機での運航が増えています。
 
この戦略では、乗り継ぎ需要の獲得において価格競争力が最大の武器になるため、なかなか割り切った選択と言えるでしょう。

乗客目線での印象は

BGW発着の利用者にとっては、CPHやMCTへの新たなアクセス手段として一定の利便性があります。
 
ただし、それ以外の利用者、たとえば「BKK – CPH間の安い航空券」を購入した人にとっては、途中でBGWを経由することに驚く可能性もありそうです。

まとめ

WYの新しい路線は斬新で興味深い試みである一方、経由地を知らずに搭乗する乗客にとっては、思わぬサプライズになる可能性もありそうです。
 
個人的にはイラクへ行ってみたいと思うのでその際にはWYを利用してみようかと思います。

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Air miles · Oman air

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