ルフトハンザ・ドイツ航空(LH)は2026年もオクトーバーフェストの伝統を守り、客室乗務員が民族衣装をまといます。
オクトーバーフェストの愛称の期間中、対象の長距離便では、ディアンドル姿の女性客室乗務員とレーダーホーゼン姿の男性客室乗務員が旅客をもてなします。
民族衣装フライト20周年となる今回は、衣装が新調されました。
機内サービスもこれに合わせて衣替えし、オクトーバーフェストの特別メニューは全クラスで、さらには機内販売ショップにまで登場します。
・ルフトハンザの新しい民族衣装:20周年を記念して、クルーに新しいディアンドルとレーダーホーゼンを支給
・特別な長距離3路線:民族衣装クルーはミュンヘン(MUC)からバンガロール(BLR)、北京(PEK)、シンガポール(SIN)へ
・機内:オクトーバーフェストメニューを短距離・長距離便とドイツ国内のルフトハンザラウンジで提供
新しい民族衣装
民族衣装フライトは、LHのオクトーバーフェスト時期の定番として20年続いています。
最初の民族衣装クルーが飛んだのは2006年9月1日、ミュンヘン(MUC)発ニューヨーク(JFK)行きでした。
コレクションを手がけたのは、ニーダーバイエルンの民族衣装メーカー Spieth & Wensky。
伝統的なバイエルンの衣装に、LHの要素をいくつか織り込んだデザインです。
カーディガンのボタンにはクラニッヒ(鶴のエンブレム)があしらわれ、スカートとベストにはLHのいわゆる「ウィングパターン」が織り込まれています。
お披露目は、オクトーバーフェスト開幕当日の2026/9/19。
この日、ミュンヘンから2組の民族衣装クルーが同時に飛び立ちました。
締めくくりは2026/9/27、シンガポール(SIN)行きのLH768便です。
全クラスでオクトーバーフェストメニュー
すでに9/1から、MUC/FRA発の対象大陸間フライトでは、全クラスで特別なオクトーバーフェストメニューを提供中です。
クラスに応じて、ヴァイスヴルスト(白ソーセージ)のテリーヌ、ヴィーズン風ダック、バックヘンドル(バイエルン風フライドチキン)、アプフェルシュトゥルーデルなどが並びます。
ヨーロッパ便でもメニューが衣替えします。
エコノミークラスの有料機内食「Onboard Delights」でも、オクトーバーフェスト氣分を味わえます。
特別な「オクトーバーフェスト・モーメント」を事前注文できます。
内容は、ポルチーニ入り仔牛のフリカデレ(ミートボール)、ポテトときゅうりのサラダ、マーシュ(野菜サラダ)ととんがりキャベツのサラダ、ラディッシュ類を組み合わせたバイエルン風ブロートツァイト(軽食の盛り合わせ)。
ラウゲンシュタンゲ(プレッツェル生地のスティックパン)とオバツダ(バイエルン名物のチーズディップ)が添えられます。
ラウンジもオクトーバーフェスト仕様に
搭乗前から氣分を高めたい人には、ドイツ国内のルフトハンザラウンジにも対応する仕掛けが用意されています。
祭りの開幕に合わせてバイエルンのビールと定番料理が提供され、ラウンジの装飾もオクトーバーフェスト仕様になる予定です。
長距離便には、もうひとつの限定アイテムがあります。
9月末まで、ドイツ発の便のファースト、ビジネス、プレミアムエコノミーの旅客には特別なアメニティキットが配られます。
今回は各種のフェルト製ポーチ入りで、オクトーバーフェストのアクセサリーとしても使えるとのことです。
まとめ
民族衣装クルーはもう20年来の恒例で、制服×民族衣装の組み合わせは、特にアメリカやアジアからのゲストに好評のようです。
素晴らしいのは、サービスや細部の仕掛けを、メディア映えする3本の民族衣装フライトだけに限定していないこと。
特別メニュー、アメニティキット、装飾されたラウンジのおかげで、はるかに多くの旅客がこの企画に触れられます。
PEK行きのフライトに搭乗できるチャンスがあるので一瞬予約を考えましたが、PEK線はアレグリスではなく通常の2-2-2のエアバス A350なのとそもそも時期が少しずれていたので断念。
その代わり、往復でアレグリスに搭乗してシートの乗り比べをしてみたいと思います。
