ギリシャ・アテネ(ATH)が本拠地のスターアライアンスメンバー、エーゲ航空(A3)。
　
かつてはマイレージもお得に使えて、A3のマイレージでヨーロッパからアジアまで、タイ国際航空(TG)ファーストクラスに搭乗したりもしました。
https://youtu.be/DfBoCmsjpEM
アジア内の移動もかなりお得だったのですが、どんどん改悪が進み、燃油サーチャージもかかるし、今となっては普通のマイレージプログラムになってしまいました。
　
その中で、スターアライアンス上級会員をA3のマイレージプログラムで取得するのはコストを抑えて取得することができるものでしたが、それも変わってしまうようです。
　
改悪概要をお伝えします。
　
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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改悪概要

A3は2023/6/1より、ステータスの保持とアップグレードに関するルールを以下のようにします。
　
・シルバーステータスの獲得
シルバーレベルへのアップグレードは、A3およびまたはオリンピックエア(OA)に最低2回搭乗し、12ヶ月以内に12,000マイル、または利用の航空会社に関わらず合計35,000マイルを獲得いただく必要があります
　
・シルバーステータスの維持
シルバーステータスを維持するには、会員資格のアップグレードまたは更新の日から12ヶ月以内に、A3またはOAでの2回の搭乗を含めて8,000マイルを獲得するか、航空会社を問わず合計35,000マイルを獲得しなければなりません
　
・ゴールドステータスの獲得
ゴールドステータスの獲得は、A3および/またはOAに4回以上搭乗し、12ヶ月以内に24,000マイル、または利用の航空会社に関わらず合計70,000マイルを獲得する必要があります
　
・ゴールドステータスの維持
ゴールドステータスを維持するには、会員資格のアップグレードまたは更新の日から12ヶ月間、A3またはOAir4回のフライトを含む12,000マイル、または航空会社を問わず合計70,000マイルを取得することが必要です

まとめ

A3のマイレージプログラムは2014年以前、36ヶ月ごとにフライトをプログラムにクレジットするだけでゴールドステータスを維持できてしまうという寛大な時期もありました。
　
今回の改悪は、自社フライトを利用しない会員をプログラムから排除しようとしているのは明らかで、自社フライトを利用しない会員のティア要件を大幅に引き上げています。
　
それでも、維持のために24,000マイル + A3/OAに年4回搭乗というのは緩い基準だとは思います。
　
スターアライアンスメンバーのフライトをA3へ加算する際の積算率もそこそこ高いので、SFC以外でスターアライアンス上級会員を維持するための候補の一つであることには変わりません。
　
まぁ、自分は修行はしないと思いますが・・・。