エア・インディア(AI)は民営化され、オーナーのタタ財閥はAIを改革し、かつての栄光を取り戻そうとしています。
　
多くの変化が起きていますが、重要なマイルストーンのひとつは、ヴィスタラ(UK)を買収してAIに統合されることでしょう。
　
同時に、AIはマイレージプログラムのブランドを変更する計画を発表しました。
　
2024年10月現在、AIのマイレージプログラムは「フライング・リターンズ」、UKのマイレージプログラムは「クラブ・ヴィスタラ」となっていますが、最終的には、2社のロイヤリティ・プログラムを統合し、マハラジャ・クラブとしてリブランドする計画です。
　
この計画を少し深掘りしてみたいと思います。
　
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。

新しいマイレージプログラム

AIのフライング・リターンズ・プログラムは数ヶ月前に全面的に見直されたため、マハラジャ・クラブへの移行は、プログラムの仕組みの見直しというよりも、ブランディングが目的かもしれません。

エア・インディア(AI)のマイレージプログラムが変更となります

エア・インディア(AI)のマイレージプログラムが変更となります

そしてまた、UKのマイレージプログラムのいくつかの特典も最終的には統合されるかもしれません。
　
純粋にマーケティングの観点から言えば、フライング・リターンズから「マハラジャ・クラブ」という名前への移行は、インド的な要素を出すという意味では良いのかもしれません。
　
AIの変貌に伴い、例えば最近、楽しく特徴的な新しい搭乗案内ビデオを発表しました。
　
この曲は 「India Takes Flight」と名付けられ、インド独自になっています。

マハラジャ・クラブはまた、よりインドらしいですね。
　
AIは何十年もの間、マハラジャをマスコットとして使ってきましたが、デザインも少しずつ現代化されているようです。

まとめ

マハラジャは、インドの藩王国の王侯の尊称で、サンスクリット語で「偉大な領主」や「高位の王」「偉大な王」を意味します。
　
ヒンドゥー教を信奉する「大王」とも呼ばれ、江戸時代の藩主のような存在でした。
　
その名に恥じないサービスを提供してくれるのかどうなのか、お手並み拝見といったところでしょうか。
　
AIのマイレージプログラムでスターアライアンスを目指すのはなかなか難しいかもしれませんが、AIファーストクラスは一度動画のネタとして搭乗してみたいと思います。